今や男性だけでなく女性にも薄毛で悩む方が増え、少しでも若々しくオシャレを楽しみたいという方は辛い思いを抱えていることでしょう。
年齢を重ねると共に髪の毛が細くなり、ボリュームが出ない・頭皮が透けて見えるなど、薄毛の悩みを抱える女性がやってはいけないダメな髪型、また薄毛が目立たない髪型を解説いたします。
また、薄毛を目立たなくさせるスタイリング方法もご紹介していくので、是非参考にして下さい。
薄毛に悩む女性がやってはいけないダメな髪型
早速ですが、薄毛で悩んでいる女性にはおすすめ出来ない、やってはいけないダメな髪型を例を挙げて解説していきましょう。
前髪やこめかみ・頭頂部から全体にかけてなど、女性の薄毛と一言で言っても様々なケースがありますが、ダメな髪型にすると薄毛が強調されてしまいます。
年齢や見た目に合った髪型を選ぶことで、いつまでも素敵な女性でいられますので、まずはやってはいけないダメな髪型を知って失敗したと感じることを減らしましょう。
薄毛女性がやってはいけないダメな髪型:一直線の分け目
薄毛女性がやってはいけないダメな髪型、まず1つ目ははっきりと真っ直ぐに分かれた一直線の分け目です。
特に、何年も同じ位置に分け目を作っている場合は、分け目が薄毛になりやすくなります。分け目が薄毛になると、幅が広がり頭皮が透けて見えるので、薄毛女性に不向きなダメな髪型と言えるでしょう。
また、白髪も気になるという方は髪色を明るくする事が多いですが、明るくし過ぎると頭皮が透けて見えることにより薄毛を助長してしまう可能性が高まるため、明るくし過ぎないよう注意してください。
薄毛女性がやってはいけないダメな髪型:毛先を揃えた髪型
2つ目の薄毛女性がやってはいけないダメな髪型は、毛先が揃った重さがある髪型です。
切りっぱなしボブやマッシュルームカットなど、毛先にボリュームがある髪型ですと頭頂部がペタンとしやすく、薄毛になっている部分とのコントラストがはっきりついてしまうため、薄毛が目立ってしまいます。
また、全体的に猫っ毛でペタンとしやすい方が毛先を揃えた髪型にすると、よりボリュームが出にくくなり髪の毛が少なく見えるため、薄毛ではないのに薄毛に見えることもあるので気をつけましょう。
薄毛女性がやってはいけないダメな髪型:動きが無い髪型
薄毛女性がやってはいけないダメな髪型3つ目は、毛先を揃えた髪型と少し似ていますが、エアリー感が無くペタンとした動きが無い髪型です。
レイヤーが入っていても、ふんわりとスタイリングできていない場合は全体的にボリュームが出なくなり、髪の毛が少なく薄毛に見えてしまいます。
動きが無い上に分け目がくっきりしていると、より薄毛が目立ってしまうことが多いですし、ピンピンと跳ねるアホ毛が強調されて視線を集めてしまうため、薄毛が強調されてしまうこともあります。
薄毛女性がやってはいけないダメな髪型:薄い前髪
続いて4つ目の薄毛女性がやってはいけないダメな髪型は、おでこが透けるくらい薄くした前髪、いわゆるシースルーバングです。
特に前髪・こめかみが薄毛になった女性は、シースルーバングでも少し厚めでないと薄毛を強調してしまいますし、おでこのしわが見えると老けて見えることもあります。
どうしても前髪を下ろしたいけれど重みのある前髪は嫌だという場合は、ななめに流すなどしてしっかりとスタイリングをしなければ、年齢や薄毛を目立たせてしまうので注意しましょう。
薄毛女性がやってはいけないダメな髪型:きつく結ぶまとめ髪・エクステ
最後にご紹介する薄毛女性がやってはいけないダメな髪型は、きつく結ぶまとめ髪やエクステです。
薄毛が気になると、その部分を隠すようにきつく1つ結びにしたり、髪の毛が増えたように見えるエクステを付ける方もいますが、どちらも薄毛を進行させてしまう可能性があるので避けるようにしましょう。
頭皮に沿うようにぴったりと結んでしまうと、全体のボリュームが無くなり生え際が目立ちます。またエクステは長期間付けることが多く、常に重力で引っ張られてしまうため抜け毛が増えてしまう恐れがあるのでおすすめ出来ません。
女性が薄毛になる原因は様々
男性の薄毛(AGA)の原因は、男性ホルモンが要因であることが多いのですが、女性が薄毛になる要因ははっきりと解明されていないことが多いです。
生活習慣やストレス・女性ホルモンをはじめ、女性に多い甲状腺疾患や貧血などの病気によっても女性が薄毛になってしまうことがあります。
ご自身が薄毛になった原因がどこにあるのかを知ると、薄毛を改善出来るポイントが見つかる可能性が高いので、是非しっかりと確認してみてください。
女性が薄毛になる原因:女性ホルモンの分泌低下
女性が薄毛になってしまう原因としては、加齢や出産など女性ホルモンの分泌が低下してしまうことが関係しています。
エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが減少してしまうと、ヘアサイクルが乱れて髪の毛の成長期が短くなったり、髪の毛にハリやコシが無くなり艶が無くなってしまうのです。
女性ホルモンの分泌が低下してしまう原因には、加齢や出産だけでなくストレスや偏った食生活・冷えなども、女性ホルモンの分泌が低下してしまう原因になります。
女性が薄毛になる原因:びまん性脱毛症
女性が薄毛になってしまう原因には、分け目やつむじ周辺から頭部全体が薄毛になるびまん性脱毛症という脱毛症も関係しています。
髪の毛自体がやせ細り柔らかくなる・くせ毛が増える・抜け毛が増えスタイリングしても髪型が決まらなくなるなどが、びまん性脱毛症の特徴です。
びまん性脱毛症になる原因として、加齢や血行不良・過度なダイエットの他、誤ったヘアケアの方法による頭皮環境の悪化などがあり、また食生活の乱れや睡眠不足・喫煙・ストレスも深く関係しています。
女性が薄毛になる原因:牽引性脱毛症
女性が薄毛になってしまう原因の中でも、20代以下の子供・女子にも多いのが牽引性脱毛症です。
きつく髪の毛を束ねるバレリーナのような髪型やポニーテール・お団子、またエクステや毎日のようにヘアアイロンを使うという方も牽引性脱毛症になる方がいらっしゃいます。
何年も同じ場所で髪の毛を分けていて、分け目が広がった気がするという場合も牽引性脱毛症を発症していることがあります。毛根や頭皮に負担がかかることで血行が悪化し、栄養が不足してしまい髪の毛が正常に成長できなくなった結果、薄毛になってしまうのです。
女性が薄毛になる原因:生活習慣の乱れ
女性が薄毛になる原因は様々あると先述しましたが、日頃何気なく行っている生活習慣の乱れも原因の1つです。
節約や過度なダイエットをしていて食生活が偏ってしまっている、また睡眠や運動が十分でない・喫煙や飲酒量が多いとなると、髪の毛が成長するために必要な栄養やホルモンが不足してしまいます。
特に睡眠中は、体中の細胞や免疫・髪の毛の成長に欠かせない成長ホルモンが分泌されるため、十分な睡眠時間を確保して栄養バランスの取れた食事・適度な運動を行い、規則正しい生活を送ることを心がけましょう。
女性が薄毛になる原因:その他の原因
女性ホルモンの乱れやびまん性脱毛症、生活習慣の乱れなど女性が薄毛になる原因を解説しました。
上記の他にも紫外線や頭皮の肌質や髪質に合わないヘアケア剤の使用、自己免疫機能異常による甲状腺疾患・膠原病やガンなども女性の薄毛の原因です。
また、パーマやヘアカラーの頻度が短いと頭皮や毛根に負担をかけ、頭皮環境が悪化することで抜け毛が増えることがあります。
ストレスも自律神経や女性ホルモンのバランスを乱す原因ですし、紫外線を浴びると頭皮が日焼けし活性酸素が増加してしまい、髪の毛の成長に悪影響を与えてしまうので気をつけましょう。
女性の薄毛を原因から改善するなら専門家に相談!
様々なことが原因となる女性の薄毛は、複数の原因が絡み合うことで薄毛の進行を早めてしまうことが多く、また上記以外にも女性が薄毛になる原因はまだまだあります。
そのため、どういった事が原因で女性が薄毛になってしまったのか、一つ一つの原因を消していくことで薄毛を改善することが出来るのですが、医療知識が少ない一般の方には難しいでしょう。
一人で原因を突き止めるために色々と検索される方も多いですが、悩んでいる間にも薄毛が進行してしまう恐れがあります。薄毛の専門家に相談することが1日でも早い改善に必要ですので、まずは気軽にご相談ください。
女性の薄毛が目立たない髪型やスタイリング方法
女性の薄毛を目立たないようにする髪型は、小顔効果もある全体のシルエットをひし形にすることが基本となります。
セミロングやミディアムヘアーでも同様にひし形にする、そして前髪の有無やバランスなどを調整すると、薄毛が目立たない髪型を作ることが出来るのです。
現在のご自身の髪の毛の長さ、また分け目の位置などカットしなくても薄毛が目立たない髪型にすることは可能ですので、是非参考にして下さい。
女性の薄毛が目立たない髪型:エアリー感のあるショートカット
トップにレイヤーを入れると根元が立ちあがりやすくなり、薄毛部分にボリュームをプラスすることが出来るため、レイヤーを入れたショートカットは女性の薄毛が目立たない髪型です。
スタイリングする時は、大豆1粒分程度のワックスを手のひらから指の間まで馴染ませ、トップの髪の毛を下からくしゃっと掴むようにしてふんわりさせ、サイドは片方または両方をスッキリと抑えるようにすると良いでしょう。
また、トップ部分をあらかじめカーラーやヘアアイロンで巻いておくと、ボリュームが出しやすくなるのでおすすめです。
女性の薄毛が目立たない髪型:カールでボリュームアップしたボブ
短めのボブであれば耳周りや全体に少しボリュームを出す、またミディアムヘアでも耳辺りから下を軽くコテやカーラーで巻き、緩くカールさせるとボリュームが出て薄毛が目立たない髪型に出来ます。
根元がペタンとしやすい方は、根元パーマをかけるかドライヤー、また太めのカーラーやコテを使い髪の毛の根元を立ち上げておくようにしましょう。
頭頂部から少し下がった所のハチが張っている方は、出来るだけその部分のボリュームを抑え、トップとサイドのバランスを見ながらひし形を意識するようにしてください。
女性の薄毛が目立たない髪型:ふんわりとしたマッシュショート
髪の毛の分け目やこめかみ辺りの薄毛が気になるという方は、頭頂部やつむじ辺りから顔の方向に髪の毛を流すマッシュショートも薄毛が目立たない髪型としておすすめです。
つむじや後頭部にボリュームが出しやすいよう、全体的にレイヤーで動きを付けるようにカットしてもらい、髪の毛がペタンとなりやすい方はパーマをかけるか、カーラーやコテを使っても良いでしょう。
スタイリング時のポイントとしては、髪の毛の中間から毛先を掴むようにワックスを付け、毛先が顔周りを包むようにしつつトップにボリュームを付けると薄毛が目立たない髪型に出来ます。
女性の薄毛が目立たないスタイリング方法:頭頂部から後頭部辺りはボリュームアップ
ここからは女性の薄毛が目立たない髪型を作るためのスタイリング方法の解説です。
前髪や分け目の薄毛であっても、基本的に頭頂部から後頭部にボリュームを持たせるようにスタイリングすると、薄毛を目立たないようにできます。
シャンプー後に髪の毛を乾かす際、髪の毛の流れと反対に引っ張りながら乾かすだけでもボリュームが出やすくなるので、一度試してみてください。
女性の薄毛が目立たないスタイリング方法:分け目は定期的に変える
分け目を長年同じ位置にしていると、その部分ばかりに負担がかかり根元が立ちあがりにくくなってしまいます。
ボリュームを出すスタイリングをするためには、定期的に指1本分ほど左右どちらかにずらして分け目を作るか、細かくジグザグして分け目をぼかすようにすると良いでしょう。
また、つむじの巻いている方向と反対に髪の毛が流れるようにすることでも、ボリュームをアップさせることが出来るので、ショートヘアの方は試してみる事をおすすめします。
女性の薄毛が目立たないスタイリング方法:束ねた髪の毛を引き出すヘアアレンジ
ミディアムヘアやロングヘアの方におすすめな薄毛が目立たないスタイリングは、髪の毛を束ねて少量ずつ引き出すヘアアレンジです。
ハーフアップやローポニーなどにも使えるスタイリング方法で、結び目に近い所からボリュームが欲しい部分の毛束を少量つまんで引き出していきます。
結ぶ時のゴムは少し緩めに縛って頭皮への負担を軽くし、耳と後頭部を結んだ線辺りから少し上にボリュームが出るようにすると、上品でバランスが良くなるのでおすすめです。
薄毛で悩む女性がしてはいけないダメな髪型とは?薄毛が目立たない髪型とスタイリング方法を解説
女性の薄毛が目立つダメな髪型や薄毛になる原因、薄毛が目立たない髪型と必要なスタイリング方法を解説いたしました。
ロングヘアだと薄毛が目立つ傾向にあるため、一般的にダメな髪型だと言われることもありますが、分け目を変えてボリュームを出すと薄毛が目立たないようにできます。
とはいえ、扱いやすく頭皮や毛根に負担をかけないためにも、ショートヘアやミディアムヘアにしてスタイリングでアレンジすることがおすすめです。
ロングヘアが好きな方は、一度ミディアムヘア程度にして治療を行い、薄毛の悩みが解消されたら再度伸ばすということも出来ます。薄毛の改善は専門家への相談が一番ですので、いつでも気軽に下記のボタンからご相談ください。