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フケが大量に出る原因とは?頭皮トラブルの改善と正しい頭皮ケア方法

フケ 大量

季節の変わり目になると、毎日しっかりシャンプーやトリートメントを行っているはずなのに、慢性的にフケが大量に出るという頭皮トラブルに悩まされる方は少なくありません。

また、なかなかフケが治まらず皮膚科に行き、薬を処方されれば一時的には良くなるものの、薬を辞めるとまたフケが出てしまう…といった悩みを抱える人が増加しています。

そこで今回は、フケが大量に出る原因を始め頭皮トラブルが起きた時の改善方法、正しい頭皮ケアのやり方を解説していくので、フケにお悩みの方は参考にして下さい。

当院での発毛療法を行ったお客様の症例

目次

そもそもフケとは?

フケ

そもそも、フケは誰にでも自然に発生する自然現象で、頭皮トラブルの中では痛みなどが無いため気づきにくかったり、そのうち治まるだろうと治療などせず放置されがちです。

また、フケは放置することにより慢性化し、大量に出るなどすると抜け毛につながる可能性もあるので注意が必要な現象でもあります。

まずはフケがどういうものなのか?ということを解説していきましょう。

フケは誰にでも起こる自然現象

肌のターンオーバー

肌は常に細胞分裂を繰り返し、基底層から角質層へと細胞が変化して新しい皮膚へ作り変えられるのですが、一定期間を経て角質が垢となり剥がれ落ちるターンオーバーによって生じるものがフケです。

このターンオーバーは約28~40日で生まれて剥がれ落ちることを繰り返すため、基本的には約1か月で肌が生まれ変わると言われています。

ターンオーバーによって発生したフケはとても細かく、シャンプー時にほとんどが洗い流されてしまうため、気になるほどではありません。

フケが大量に出るメカニズムについて

フケが出来るメカニズム

フケが目立つぐらい大量に出るメカニズムは、先ほどお伝えしたターンオーバーが乱れてしまうことです。通常1か月で生まれ変わるはずだった頭皮が、何らかの原因で代謝スピードが亢進して1か月より短い期間で剥がれ落ちることによってフケが大量に出る現象が起こります。

本来よりも短い期間で剥がれてしまうということは、成熟する前の角質細胞が剥がれ落ちてしまっていると言え、1つ1つのフケが大きくなり白く目で見える形となって、フケが大量に出るといった頭皮トラブルとなってしまうのです。

フケが出る状態というのは、表面のバリア機能が弱まっている証拠です。通常では上記の左画像のように細菌から守ることが出来ていたものが、右の画像のように体の中へ侵入を許してしまい、更なる炎症の原因に繋がることがあります。

たかがフケとは思わず、頭皮の状態は健康のバロメーターにもなりますので、フケが出るときは生活環境や習慣なども振り返ってみましょう。

フケの原因はターンオーバーの乱れだけではない

フケはターンオーバーの乱れによるものとお伝えしましたが、頭皮はそれ以外に頭皮に存在する常在菌(マラセチア菌)や皮脂もフケの原因になるものとして考えられています。

どちらも頭皮には必要不可欠な存在ですが、バランスが崩れるとフケの原因に繋がることも事前知識として覚えておきましょう。

また、パーマやカラーなどの薬剤や偏った食事など、様々な要因が関係してバランスが崩れる原因となります。

フケには2つの種類がある

フケ 種類

一言でフケといっても、厳密には2つの種類のフケがあります。カサカサとした乾性フケと、固まって剥がれることが多い脂性フケという2種類です。

この2種類のフケにある特徴を理解すると、大量に出るフケの原因をある程度判断することが出来ますので、フケで困っている方はご自身のフケがどちらのタイプなのかを確認してみてください。

フケの種類:乾性フケの特徴

乾性フケは頭皮の乾燥から起こることが多く、元々乾燥肌の方や頭皮のバリア機能が弱まってしまう・1日に何度もシャンプーをしたり、洗浄力が強いシャンプーを使っているなどで起こりやすいです。

乾性フケの特徴
  • パラパラしている
  • サイズが細かい(小さい)
  • 粘性がほとんどなく払えば落ちる

乾性フケには上記のような特徴があり、肩や背中に白く小さなフケが落ちているという場合は乾性フケだと考えてよいでしょう。

また、ドライヤーの時間が長い・紫外線が直接頭皮に当たるなどすると、乾性フケが出やすくなります。

フケの種類:脂性フケの特徴

脂性フケは頭部の皮脂が過剰に分泌している、または頭皮の余分な皮脂がちゃんと落としきれていない場合やホルモンバランスの乱れによって起こりやすいと考えられています。

脂性フケの特徴
  • 乾燥によるフケよりサイズが大きい
  • フケが湿っている
  • 少し黄色味を帯びていることがある
  • 粘性があり髪の毛に付着して落ちにくい

脂性フケの特徴は上記の通りで、髪の毛の根元の方で大きな塊となって剥がれて頭皮から浮いていることが多く、厚みがあることも特徴です。

また脂性フケはスタイリング剤を落とさないまま就寝したり、頭皮に常在しているマラセチア菌が異常繁殖することでも大量に出ることがあります。

フケが大量に出る原因は頭皮トラブル?

フケ 頭皮トラブル

フケには大きく6つの原因があり、それぞれに適した改善の方法があります。中には頭皮トラブルが原因でフケが大量に出るという場合もあります。

ご自身の頭皮の状態、またフケが出る原因を追究し理解しながら、自分に合った改善方法を実践することがフケを減らす最大の近道です。現在のフケの症状が当てはまる原因があるかを確認してみましょう。

フケの原因:頭皮の乾燥

頭皮トラブルの中でも、頭皮の乾燥は本来必要な頭皮の水分量を奪ってしまうことでフケの原因に繋がります。乾燥によるフケの原因には、次のようなことが考えられます。

乾燥によるフケが出る原因6選
  1. 洗浄力の強いシャンプーを使っている
  2. 1日1回以上シャンプーを使用している
  3. ダイエットなどの食事制限をしている
  4. ビタミンA・C・Eが不足している
  5. パーマ・カラー・縮毛矯正などをしている
  6. ドライヤーの使い過ぎ・または自然乾燥させている

シャンプーの洗浄力が強い、シャンプーの使用回数が多い場合は、必要な分の皮脂まで取り除いてしまいますし、ドライヤーの使い過ぎは頭皮の水分を過剰に蒸発させてしまうので気をつけましょう。

また濡れた髪の毛を自然乾燥させると、雑菌が繁殖しやすくなりますしターンオーバーの乱れを引き起こしやすくもなります。

頭皮の乾燥によるフケの改善方法

乾燥によるフケは、使用しているシャンプーを洗浄力が強すぎない低刺激のものに変えたり、パーマやカラーなど頭皮トラブルの原因になるものをとにかく控えましょう

また、それ以外にも肌を保護・保湿する効果が高いビタミン類をしっかりと取り、内側からもアプローチしてあげることが大切です。

ダイエットをしているという場合でも、極端に脂質を避けるような食事制限は頭皮の乾燥を招きフケが大量に出ることを促してしまいますので、適度に油分・脂質も摂取するようにする事をおすすめします。

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フケの原因:皮脂が多い

皮脂が多く、頭皮がベタベタな状態になる頭皮トラブルもフケの原因に繋がり、皮脂が多いことによるフケの原因としては次のようなことが考えられます。

皮脂が多いことによるフケが出る原因6選
  1. 常在菌が異常繁殖している
  2. 1日1回以上シャンプーを使用している
  3. 洗浄力の強いシャンプーを使っている
  4. 脂っこい食事の頻度が多い
  5. 汗をかいたまま放置している
  6. スタイリング剤やシャンプーなどが頭皮に残っている

髪の毛の根元で頭皮から浮いているような塊のフケは、特に汗をかきやすく常在菌が繁殖しやすい夏におこりやすいです。

しかし、温度環境が整った室内に長くいる場合は冬でもフケが大量に出ることがあります。また過剰にシャンプーをすることで乾燥したことが誘因となり、皮脂が過剰に分泌されることでもフケが増えます。

皮脂が多いことによるフケの改善方法

頭皮はもともと皮脂分泌が多いところになりますが、皮脂の分泌量が増加することによってフケが大量に出る場合は、油っこいものを控えたり日頃から運動を行い代謝を上げることが大切です。

また、皮脂をエサに常在菌のマラセチア菌が大量に増えている可能性があるため、その場合の改善方法としてはドラックストアに売っているフケ用シャンプーや皮膚科で抗真菌シャンプーを処方してもらい使用することをおすすめします。

シャンプーのやり方が雑だったりすすぎ残しがあるなどすると、スタイリング剤やシャンプー液が頭皮に残り、時間が経過するごとに酸化して皮脂や汚れ・不要な古い角質と結合し、脂性フケが大量に発生することもあるので、しっかりと丁寧に頭皮を洗って十分にすすぎの時間を設けるようにしましょう。

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フケの原因:頭皮の炎症

乾性フケ・脂性フケの両方に当てはまるフケの原因には、頭皮が炎症を起こしている頭皮トラブルも考えられます。フケを伴う頭部の疾患は、以下の通りです。

頭皮の炎症によるフケが出る原因3選
  1. 乾燥性皮膚炎
  2. 脂漏性皮膚炎
  3. 粃糠性脱毛症

皮膚炎としては乾燥性や脂漏性がありますが、どちらも頭皮のバリア機能が弱ってしまうことで起こるものです。また粃糠性脱毛症は、フケが大量に出ることで毛穴を塞いでしまい、毛穴の常在菌が異常繁殖して炎症を起こし抜け毛を増やしてしまいます。

フケに伴うかゆみもあるため、掻いてしまって余計に症状を悪化させてしまうことがありますし、抜け毛の原因にもなってしまうので早期に改善させることが必要です。

頭皮の炎症によるフケの改善方法

乾燥性皮膚炎の改善方法は、頭皮の保湿がメインとなるので頭皮用の保湿ローションを使用しましょう。脂漏性皮膚炎の場合は、マラセチア菌を抑制する為に抗真菌剤が使われたシャンプーの使用、抗炎症剤を処方してもらうことです。粃糠性脱毛症の改善にも抗真菌剤、また抗アレルギー薬・ビタミン剤が処方されます。

炎症が起きている間は、特にシャンプーのやり方を優しく入念に行う、そしてビタミン類を多く含んだ食事にして規則正しい生活に変えましょう。

また短時間でも有酸素運動を毎日行い、しっかりと睡眠をとることが改善方法として適しています。どの場合でも、医療機関を受診し正しく症状を診断してもらうことが一番の改善方法です。

フケの原因:皮膚疾患

フケで悩まれる方は、乾燥または脂漏性によるものがほとんどですが、皮膚疾患によってフケが大量に出るという方もいらっしゃいます。

この場合、厳密にいうとフケとは違うのですが、とても似ている色や形をしているためにフケだと思ってしまい、気付かないうちに症状が悪化したり人に伝染させてしまうことがあるので注意が必要です。

皮膚疾患によるフケが出る原因2選
  1. 乾癬
  2. 頭部白癬(しらくも)

フケに似た落屑が出る皮膚疾患には上記2つの疾患がありますが、それぞれ全く異なるもののため1つずつ解説していきます。

皮膚疾患①:乾癬の詳細と改善方法

乾癬は皮膚が炎症を起こしている状態で、皮膚のターンオーバーが10倍以上の速度になり、赤くなった発疹の上に出来た鱗屑(りんせつ)が剥がれ落ちる際に、フケのように見えます。

乾癬は、背中や腕などの目に見える所に出来ることがほとんどですが、稀に頭皮など気付きにくい箇所にも出来ることがあります。乾癬の主な症状としては、次の通りです。

皮膚が赤くなる[紅斑(こうはん)]、皮膚が盛り上がる[浸潤・肥厚(しんじゅん・ひこう)]、銀白色のフケのようなもの[鱗屑(りんせつ)]が付着しはがれ落ちるなどの症状がみられます。 出典:マルホ株式会社「乾癬の種類と症状」

乾癬によるフケの疑いがあるような、頭皮が赤く皮膚が盛り上がっている場合は皮膚科を受診し、適切な治療を行うことが必要です。

基本的に乾癬になりやすい体質があり、慢性的で症状が軽快したり悪化したりを繰り返すことが多く、原因にはストレスや風邪などの感染症・薬剤などが加わって発症すると考えられていますが、決定的な原因は分かっておらず、人に感染させることはありません。

皮膚疾患②:頭部白癬(しらくも)の詳細と改善方法

頭部白癬(しらくも)は、白癬菌と言われるカビが頭部に感染することで発症する皮膚感染症で、白癬菌は水虫や爪白癬・たむしなどの原因になる菌で感染性があります。

感染力が強く難治性があることが特徴で、自覚出来る症状がないため気付かない間に人へ感染させてしまうことが多いと言われています。しらくもに感染する事で起こる頭皮トラブルの特徴は以下の通りです。

頭部白癬(しらくも)による頭皮トラブルの特徴
  • フケが大量に出る
  • 円形に脱毛したような部分が出来る
  • 毛根がない抜け毛が増える
  • かさぶた・若干のかゆみがある
  • 悪化すると化膿し脱毛する

しらくもは頭皮や髪の毛のタンパク質(ケラチン)を餌にして繁殖するため、髪の毛が折れたり抜け毛を増やしてしまう可能性があります。悪化すると円形脱毛症のように一部分が抜け落ちてしまうなどの症状も現れます。

感染経路としては体部接触が多い格闘技の他に、感染者の寝具や衣類・タオル、イヌやネコなどで、免疫力が低い方やケガをしている方は感染するリスクが高いです。

自覚症状がほとんどないのがしらくもですが、一般に市販されている薬剤は効果が期待できませんし、別の感染症を引き起こし悪化させてしまうケースがあるため、出来るだけ早く皮膚科を受診して適切な治療を行いましょう。

フケの原因:アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎によるフケのほとんどは乾燥によるフケとなります。アトピーになると肌のバリア機能が弱くなるため、当然頭皮も同様で乾燥しやすくフケが発生しやすくなります。

また、アトピー性皮膚炎が頭皮まで発症している場合は、痒みによってかきむしることで皮膚が剥がれ落ちるため、フケと見間違えることもあるでしょう。

アトピー性皮膚炎が悪化する原因としては外部からの刺激が大半で、例を挙げるとハウスダストや花粉・食べ物、ストレスの他にペットの毛やダニなどがあります。

アトピー性皮膚炎によるフケの改善方法

アトピー性皮膚炎は完治させることが難しいため、出来るだけ症状を悪化させないようにすることが一番の改善方法です。

また、乾燥させないことも重要なため保湿や汗対策を十分に行いましょう。さらに外部からの刺激を少なくするため、ハウスダストやペットの毛・ダニをこまめに掃除して無くす必要があります。

フケを伴うアトピー性皮膚炎への対策としては、国立成育医療センターのサイトにあるアトピー性皮膚炎のページに詳しく掲載されているので、ぜひご参照下さい。

アトピー性皮膚炎専門ページへ
アトピー性皮膚炎|国立成育医療センター

フケの原因:その他の原因

頭皮トラブルが起こっていない場合でも、フケは大量に出ることがあります。パーマとブリーチなどを同時施術した場合には、薬剤によって頭皮がダメージを負うことで肌のターンオーバーが促進され、頭皮が剥けてフケのようになります。

その他にも紫外線に長く当たることで日焼けしてしまうと、乾性フケに似た薄くパラパラしたフケが出ますし、食生活やホルモンバランスが乱れることで頭皮環境が乱れてしまうなども、フケが出ることとの関連が深いです。

その他の外因性によるフケの改善方法

パーマとブリーチなど強い薬剤を使う場合は、日を改めて施術することが頭皮へのダメージを減らします。万が一、同時施術をしてフケが大量に出た場合は、頭皮を保湿しシャンプーは低刺激のアミノ酸系シャンプーを使用し、少しでも早く改善させるようにしましょう。

外出時は帽子や日傘を使い、紫外線が直接頭皮に当たらないようにする、皮膚の炎症を抑え再生を促進するビタミンB2・B6が豊富なものを食べる事もおすすめです。

また免疫機能や頭皮の修復力を高めるため、腸内環境の改善や質の良い睡眠をとるなども、効果的な改善方法となります。

薄毛の原因になり得るフケの悩みは専門家に相談

フケが大量に出る原因は様々あり、また大量に出るフケは抜け毛を増やし薄毛になることを助長させる場合があります。フケは頭皮環境が悪化しているサインでもあるので、出来るだけ早急に改善することがおすすめです。

ご自身の普段の生活の中、また頭皮の状態によって改善方法も変わりますし、皮膚科で処方される薬が必要な場合もあるでしょう。症状がフケだけだと思っていても、進行してしまうと薄毛になってしまう可能性もあります。

原因に対して間違った頭皮ケアをする前に、まずは薄毛の専門家へ気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

川上先生のアバター 川上先生 発毛技能士

スーパースカルプ発毛センター吉祥寺駅前店・渋谷店統括マネージャー

発毛技能士として年間200名以上の薄毛に悩みに乗っています。
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