今回は、感染症が蔓延している中、発熱や辛い諸症状にかからないためには、免疫力を高めることが最も重要です。
そこで今回は、特別編として髪の毛とは直接的に関係はしておりませんが、体の免疫力を高める食材と、免疫力を下げてしまうNGな行動について解説します。
5分かからずに読めるコンテンツとなっておりますので、良ければご覧ください。
そもそも免疫力とは?どんな時に活躍してくれるの?
そもそも免疫力とは、具体的にどういう作用のことをいうのでしょうか?私の方でざっと思い浮かぶ免疫についての働き・作用についてお伝えしますね。
- ウイルスや細菌が身体に侵入しないようにガードする。もし感染した場合でも、ウイルスや細菌を素早く攻撃してくれます。
- 傷口から侵入しようとする細菌をブロックして、化膿を防止してくれます。また、皮膚の再生を促して回復させます。
- 食べ物と一緒に侵入しようとする細菌をブロックし、食中毒を予防してくれます。同時にお腹の調子をキープしてくれます。
- 細菌やほこりを皮膚に寄せ付けません。
- 全身の粘膜を丈夫に保ち、細菌の侵入をブロックしてくれます。
- 異物に対して反応を起こしてくれます。
- 病原体を退治してくれます。
免疫力を高め方とは?
免疫力は全身から作り出されます。なかでも身体を作っている食事が、免疫力を高めるために特に重要です。日々の食事から十分な栄養を摂り、新型コロナウイルスに負けない身体づくりを目指しましょう。
免疫力を作り出すために意識することは?
- バランスの良い食事
- 適度な運動をする
- 睡眠・休息をとる
- 保温・保湿をする
- 手洗い・うがいの徹底
- ストレスフリーであること
免疫力を高める栄養素とは?
①たんぱく質
髪の毛は勿論、骨、筋肉、血液、皮膚、ホルモン、免疫細胞など、人間の身体を構成するあらゆるものがたんぱく質から合成されています。たんぱく質が不足してしまうと、皮膚や粘膜が弱くなり免疫力も低下してしまいます。
毎日の食事で良質なたんぱく質を摂ることで、粘膜や免疫細胞を強くしていきましょう。
②乳酸菌
乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は、腸内環境を整え免疫細胞の働きを助けています。腸は、食べ物と一緒に体内に侵入しようとする外敵をブロックし、栄養素を吸収しているため、全身の免疫システムの重要拠点といえます。
そのため、善玉菌を食事に取り入れ腸内環境を整えることはとても大切です。善玉菌とともに、腸内環境を美化する食物繊維も摂取して元気な腸を保ちましょう。
③ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンAを積極的に摂ることで、粘膜を強くすることができます。特に鼻や喉の粘膜には、ウイルスや細菌が真っ先に侵入してくるところになります。
全身をおおう皮膚や粘膜を強化して、バリア機能を高めましょう。
④ビタミンC・E
ビタミンCは免疫細胞の働きを高め、ビタミンEは活性酸素を消去してくれます。これらを同時に摂ることで、免疫力を活性化させ細菌やウイルスに対する攻撃力をサポートしてくれます。
免疫力を高める食材とは?
1位 ヨーグルト
2位 みかん
3位 バナナ
4位 にんじんジュース
5位 緑茶
6位 干し柿
7位 キムチ
8位 納豆
9位 キウイフルーツ
10位 アーモンド
免疫力を下げるNGな行動とは?
髪の毛にとって良くない生活習慣は、免疫力も低下させます。
- 暴飲暴食
胃腸に過度な負担をかけます。 - 喫煙
血管を収縮させるニコチンやタールは、免疫力を低下させます。 - 冷え
免疫力は体温に左右されると言っても過言ではありません。
免疫細胞は37℃前後が一番活発になるため、低体温にならないように注意しましょう。 - 睡眠不足
睡眠中に成長ホルモンが分泌されることで、皮膚や粘膜、免疫細胞の新生を促しています。睡眠不足になると成長ホルモンも不足してしまい、回復力が低下します。 - ストレス
ストレスによってストレス対抗ホルモンが分泌されると、免疫細胞機能を低下させ、免疫力が大幅にダウンします。
まとめ
いかがでしたか?
免疫力を高める身体づくりをすることは、髪の毛を守ることにもつながります。健康な髪の毛は、健康な身体あってこそです。
新型コロナウイルスの感染拡大が叫ばれる今、制限されることも多いですが、身体の免疫力を高めながら可能な限り発毛・育毛に取り組んでいきましょう。
発毛技能士である私たちが最大限サポートさせていただきますので、なかなかご来店いただけないお客様もご質問等ございましたら随時お問い合わせくださいませ。