最近では、AGAという言葉を知らない人がいないぐらい浸透している男性の薄毛。この薄毛や抜け毛など髪の毛の悩みは大なり小なり感じたことがある人は多いのではないでしょうか?
実際にAGAや薄毛専門クリニックで診断を受け、「薄毛」と診断されてしまい薄毛治療をしている人も少なくありません。しかし、AGAの悩みは人に非常に相談しづらく、人で抱え込んでしまう人も少なくありません。
そこで本記事では、クリニックの血液診断にて「AGAリスクが高い」と言われた私が毛量を維持するために行なっている工夫や、私と一緒に薄毛克服にチャレンジして成功した患者様の数例を紹介します。
当サロンにて日付を付けて経過を確認しながらの生データです。こちらの画像は、ほんの一例です。それ以外に数百症例の薄毛を克服した方がいます。
AGA(男性の薄毛)を克服前の私の頭部の状態とは?
この写真を公開しようか迷いましたが、少しでも見ている人を励ますことが出来るように公開します。私のAGAのタイプは前髪特に生え際が後退する「M字ハゲ」タイプとでした。
22歳の時にシャンプーをしていた時に毛量の少なさを感じたのがきっかけです。
自分の薄毛を気付いてからは、私は髪のコンプレックスが強く、自撮りなど持っても他、写真などに写ることを嫌っていました。実際の進行具合はこちらです。
いかかでしょうか?
このように知らず知らずのうちにM字ハゲが進行してAGAと呼べる状態となっていました。
AGAクリニックでの診察結果
本当に自分がAGAなのかを調べるべく、AGAクリニックに訪問して血液検査でAGAのリスクがどれだけあるのか検査も行いました。
結果としては、「AGAリスクが高い」となり、22歳にて薄毛を受け止めざる得ない状況となりました。その場で治療を行うことも出来ましたが、まずは自宅で出来る対策を行なっていくことを決意し薄毛対策をおこなっていきました。
努力を続けましたが全く髪の毛は増えませんでした。それどころか薄くなる一方・・・。残念ながら、AGAは進行性の薄毛のため多くの場合、このような結果になってしまうのです。
なぜAGAを克服するどころかハゲが進行したのか?
今考えると、AGAが治るどころか進行した理由は、自分の体質に合っていないことを闇雲にやってきたからです。「AGA・薄毛治療の方法・ホームケアのやり方」が間違っていると進行を止めることが出来ません。
とはいえ、多くの人が誤った認識の元、必死に薄毛を克服できないかと努力しています。それもそのはず。インターネットなどで、売られている育毛剤の大半は効果がないものばかりであり、信ぴょう性が低いものが多いです・・・。
薄毛治療は、正しい手順で薄毛の原因でアプローチすれば、ほとんどのケースで改善されます。実際に、私の元で薄毛治療した人の約9割は、現状より髪の毛を増やすことに成功しています。
20代後半で悩まれる方は少なくありません。(下の画像は25歳男性の薄毛改善例)
AGAを克服する上での知っておくべきポイント
また、薄毛の原因は人によって異なるため、その人にあった手順で対処していく必要があります。薄毛が進行する原因として大きく2つのパターンがあります。
- その①:男性ホルモン
- その②:生活習慣の乱れ
人によってAGAが進行する原因がさまざまな為、自分に合ったAGA克服法を行って行く必要があります。そのため間違った効果がない方法などを試しているだけでは、薄毛の進行を止めることが出来ないのです。
そのため自分自身の薄毛の原因は何かを明確する必要があります。
AGAの原因①:男性ホルモン
AGAの原因として最も関係性があると言われているのが、男性ホルモンです。
男性ホルモンは主に2種類存在し、骨格筋や身体の健康維持に携わるテストステロンと、テストステロンの形が変化したジヒドロテストステロン(DHT)が存在します。
男性ホルモン全てがAGAの原因となる訳ではなく、ジヒドロテストステロンがAGAの原因とさせているのです。ジヒドロテストステロンは、テストステロンに酵素である5α-リダクターゼが反応することで生成されます。
生成されたジヒドロテストステロンが毛根部分に存在する受容体(アンドロゲン受容体)に結合することで、髪の毛の発育を妨げ、髪を脱毛させてしまうのです。
AGAの原因②:生活習慣の乱れ
身体は食べた物から作られると言われるように、髪の毛も普段の生活と密接に関係しています。特に密接に関係していると言われる生活習慣は、「食生活・睡眠・運動・ストレス」などがあげられます。
食生活の乱れ
過度なダイエットや、外食・ファーストフードそしてインスタント食品ばかりといった食生活を送っていることで栄養のバランスが乱れて髪の毛を合成するための栄養分が不足してしまいます。
さらに毛根周辺の血液は毛細血管と呼ばれる非常に細い血管をしているため、油物や塩分の高い食生活を行う事で血液がドロドロになり、十分に血液を毛根まで運ぶ事が難しくなってしまいます。
睡眠不足
人の体は眠っている時に、日中に受けた紫外線のダメージなどを修復したり、髪の毛の成長反応を起こすとされています。この睡眠時間が十分に確保できない事によって、髪の毛の成長に必要な成長ホルモンの分泌が不足してしまいます。
また、慢性的な睡眠不足は自律神経の乱れを引き起こし間接的に髪の毛に悪影響を及ぼすとも考えられています。
運動不足
運動不足状態が続くと、次の2つAGAリスクを高める事につながります。
- 毛根への血流不良
- ジヒドロテストステロン(DHT)の増加
日常的に運動を行う事で、基礎代謝の向上や筋肉量の増加を促す事で全身の血流量を増加させることに繋がるとされています。逆に、全く運動しない状態が続くと、筋肉が減少してしまい末端冷え性などを引き起こす原因となります。
前述した通り、頭皮を流れる血管は非常に細いため血流が悪くなる事で毛根まで栄養分が届ける事ができずAGAの原因につながる恐れがあります。
男性型脱毛症(AGA)の原因とされるDHTは、汗や尿によって一定量は体外へ排出されます。つまり、運動不足の方は、運動習慣がある人よりDHTを排出しずらい状態となり、運動習慣がある人より薄毛になりやすい状態となるのです。
ストレス
日常生活を送る上でストレスとは切っても切れない関係ですが、過度なストレスは体だけでなく髪の毛への影響が懸念されています。
強いストレスにさらされている状態だと、体の抗酸化機能が低下する事が明らかとなっており、頭皮環境を整える上で必須なビタミンC・Eなどを摂取しても、ストレスを緩和させる為にすぐに消費されてしまい頭皮や髪の毛の分が不足しがちとなります。
その結果、頭皮トラブルや髪の毛のハリやツヤが減ってしまい、軟毛化の原因に繋がるのです。
AGAを克服するための手段や治療法について
男性の薄毛を克服して治すためには、自分の薄毛の原因をしっかりと把握して、原因に応じた対策や治療を行う必要があるのです。本記事でそれぞれの治療法についても合わせてお伝えしますのでぜひAGAを克服する事に役立てて下さい。
AGAを克服する方法①:AGA(男性型脱毛症)かどうか確認
男性の薄毛にはAGA以外にも頭皮トラブルによる抜け毛や円形脱毛症などが存在します。そのため、まずは自分の髪の毛の悩みがAGAによるものか確認しましょう。
AGA確認チェックシート
- 地肌が透けて見える
- 髪の毛のセットに時間がかかるようになった
- 昔と比べて頭頂部や生え際の髪の毛が柔らかくなった。(髪質の変化)
- 髪の毛のハリ・コシが減った
- 細い抜け毛や、短い抜け毛が増えた。
このような悩みを感じる人は、AGAによる薄毛の兆候があります。気のせいと目を背けても薄毛の進行は止まることがないため、しっかりと確認していきましょう。
AGAを克服する方法②:薄毛の対策・治療法を知る
自分の状態がAGAの兆候があると感じられた人は、次に薄毛の対策方法や治療方法を理解する必要があります。何も知らずに治療を行うと、後々お薬の副作用などに悩まされてしまうケースもあります。
AGAを克服するための対策
- クリニックや皮膚科に行き、AGA治療薬(フィナステリド・ミノキシジル)を処方
- 生活習慣の改善と頭皮ケア
私がAGAを克服するために行なった方法は、お薬に対して抵抗が抵抗があったため、まずは生活習慣の改善と頭皮ケアから始めました。
その後、内側から髪の毛が生える体質に変えるべく、血流の流れを改善するための背術や育毛剤の導入機を使用した電気導入を行うことで髪の毛を少しずつ増やしていきました。
私が行ったAGAケア法はこちらのサロン一覧:サロンリスト(スーパースカルプ 渋谷、スーパースカルプ 吉祥寺)
AGAを克服するための方法①:投薬療法
AGA治療として最もメジャーな方法として知られているのは、AGA治療薬を服用することによる治療方法です。AGA治療薬として使用される医薬品は主に次の3種類です。
- ミノキシジル
- フィナステリド
- デュタステリド
ミノキシジル
ミノキシジルは、血管拡張作用がある医薬品であり、発毛力を促すことができるAGA治療薬として知られています。毛根周辺への血流量を増加させることで毛母細胞の働きを活性化させることが可能です。
ミノキシジルは錠剤として飲むミノキシジルタブレットと、薄毛の部分に直接付けるミノキシジルリキッドの2種類存在します。
フィナステリド
フィナステリドは、男性ホルモンであるDHTによる抜け毛を防ぐ事ができるAGA治療薬です。メカニズムは、テストステロンを返還させるⅡ-5αリダクターゼを阻害する事で、血中のDHT量を低下させる事で抜け毛の量を減らす事が出来ます。
副作用として報告されているのは主に、男性機能障害と肝機能障害です。確率は1%未満と低確率となります。そのため、AGA専門のクリニックなどでAGAと判断された際は使用される事が多いです。
デュタステリド
デュタステリドは、フィナステリドと同様に、DHTによる抜け毛を防ぐ事ができるAGA治療薬となります。デュタステリドとフィナステリドの違いは、阻害する酵素の種類となります。
- フィナステリド:Ⅱ-5αリダクターゼのみ(脱毛に関与する酵素)
- デュタステリド :Ⅰ-5αリダクターゼ(皮脂分泌に関与)及びⅡ-5αリダクターゼ(脱毛に関与)
デュタステリド は、1型2型の5αリダクターゼを阻害する作用があります。そのため、一般的にフィナステリドより脱毛を抑制する効果は高いとされています。
AGAを克服するための方法②:生活習慣の改善
生活習慣の改善は、抜け毛予防や頭皮環境を整える上で欠かせない要素の一つ。特にAGAなど薄毛の悩みを持つ人はぜひ意識してほしいポイントとなります。
AGAを改善するためにできる対策①:食生活の改善
AGAを進行させる原因として食生活の乱れを前述していましたが、より良い食生活を行う事でより良い栄養分を毛根まで届ける事が出来ます。
- 亜鉛
- ヨウ素
- タンパク質
- ビタミンA
- ビタミンB6,12
- ビタミンC
- ビタミンE
常時に栄養素は、頭皮の健康維持や髪の毛を合成する上で必要不可欠な栄養素となります。
AGAを改善するためにできる対策②:適度な運動
運動を普段の生活に取り入れることは体の健康維持だけでなく髪の毛にとっても次の良い作用が期待されています。そのため、薄毛や抜け毛の症状が気になる人はぜひ取り入れてみましょう。
- 血流の増加による発毛力促進
- 血中DHT量の低下
- ストレスの発散、自律神経を整える
AGAを改善するためにできる対策③:睡眠時間の確保
前述した通り、睡眠時は1日の中で髪の毛の合成が最も行われる時間帯です。そのため、しっかりとした時間を確保することをお勧めします。
理想な睡眠時間は7〜8時間とされています。十分に睡眠時間を確保するように努めましょう。またなかなか眠りにつく事が出来ない人は、布団に入る前に「湯船に浸かる」「リラックスする時間を作る」「スマホやパソコンを控える」などを行う事で質の高い睡眠を促す事が出来ます。
AGAを克服する上で確認したいポイント
AGAを克服する上でよく聞かれる事などをまとめてみました。ぜひ参考にして下さい。
- AGAを克服するために育毛剤は効果的ですか?
-
薄毛予防という観点では有効です。AGAを克服するためには発毛剤などを使用する方が効果を感じる事が出来ます。
- AGAを克服するために必要な期間はどのぐらいですか?
-
人によって異なります。
AGA治療薬を用いた方法であれば、平均6ヶ月~1年程度の期間をかけて毛量を増やしていきます。
自分自身でAGA克服が難しい場合は専門家へ相談
本記事では私がAGAを克服した体験談をもとに、男性の薄毛を治すために必要な情報をお伝えしてきました。しかし、いざセルフケアを始めても中々結果が現れず、AGAの進行を感じてしまう人も少なくありません。
そのような場合は、一度AGAの専門家へ自分の状況を相談して今の対策方法に効果があるのか再確認を行う必要があります。そうする事で、自分が思いもしない薄毛の原因が見つかる事があります。
【AGA克服した実例】20代男性のお声
ご契約コース
全額返金保証コース 24回
以前の悩み
M字・頭頂部の薄毛
選んだ理由
お試し体験コースを体験してここしかないと思い選びました。
発毛実感
3か月経過しました。
最初のころは不安でしたが、1週間ごとに目に見えて変化が出るようになり、毎週通うのが楽しみになりました。
これからもよろしくお願いします。
薄毛や抜け毛・AGAで悩んでいる方へ一言
早めに行動することが大事だと思います。勇気を出して一歩を踏み出して明るい未来をつかみましょう。
【AGA克服した実例】30代男性のお声
ご契約コース
発毛コース 24回
以前の悩み
いつもスーパーミ○○ンという黒い粉をつけないと外に出れなかった。でもスーパーミ○○ンを使うほど薄毛がひどくなっていった。
選んだ理由
会社の近くにあったし、料金的にも他の発毛サロンに比べて安かった。
発毛実感
最初は本当に効果があるか不安だったが、2ヵ月後から小さい毛が芽生えてきた。4ヵ月になると、周りの人から「髪が増えたな」と言われました。今は、スーパーミ○○ンを髪につけなくても外に出れるようになりました。
薄毛や抜け毛・AGAで悩んでいる方へ一言
ケアは一日一日の積み重ね。
悩むよりまずは体験する事。
【結論】AGAを克服は正しい対策と早期治療が大切
いかがでしょうか?
AGAは進行型の薄毛であるため、薄毛を感じ始めたタイミングで早期対処することが最も大切となります。早期対策を行う事で薄毛の進行を食い止める事が出来、今以上に髪の毛を増やす事ができる事が多いです。
一人で抱え込まずぜひ専門家までご相談くださいませ。
参考文献:日本皮膚学会 AGAガイドライン