ボリュームが減ってきた・抜け毛や薄毛が気になるなど、髪の毛の不安を感じ始めた人におすすめなのが、無料で始めることが出来る頭皮マッサージです。
頭皮マッサージといっても何も知らず、適当に頭皮を動かすだけだったりやりすぎてしまうと、逆に生えてきた産毛を抜いてしまい薄毛を進行させる原因にもなりますが、正しいやり方で行えば薄毛予防や育毛効果があると言われていますし、当店でも頭皮洗浄や育毛剤の導入など施術の最後に頭皮マッサージは欠かせません。
今回は、頭皮マッサージに期待される育毛効果や頭皮マッサージの正しいやり方とやり過ぎてはいけない理由、薄毛の改善や予防効果があるツボなどについて解説していきます。
また当店おすすめの4分間で出来る頭皮マッサージのやり方を、以下の動画で解説しているので是非参考にしてみてください。
頭皮マッサージは薄毛に効果あり?
頭皮マッサージを行うことによる薄毛改善・育毛効果として、健康で太い髪の毛を育毛するのに効果があると期待されることが3つあります。
- その①:血流促進
- その②:頭皮の代謝促進
- その③:頭皮の柔軟性を上げる
それぞれ薄毛を改善し育毛する事に対して、どのように働きかけるのかを解説いたしましょう。
頭皮マッサージの育毛効果①血流促進
頭皮マッサージを行うと、頭皮に張り巡らされた毛細血管が刺激され血行が促進されるということが、一つ目の育毛効果です。
髪の毛が成長するためには毛根が血管から栄養を吸収する必要があるのですが、血行が悪いと髪を成長させるための栄養が届かず髪の毛がやせ細り抜け毛が増えてしまうため、血流を促進する事は薄毛の改善にとって必要不可欠だと言えます。
また、薄毛で悩んでいる方は頭皮が硬く血流が悪化している事が多いということから、頭皮が硬くなる原因や対策を以下の記事で解説しているので、こちらも併せて参考になさってください。
頭皮マッサージの育毛効果②頭皮の代謝促進
頭皮マッサージには血行を促進する事による頭皮の代謝促進という効果もあり、頭皮環境を適切に整えることが育毛・薄毛改善に繋がります。
血液やリンパ液の流れが悪くなってしまうと、余分な水分や老廃物を排出することが出来なくなり新陳代謝が衰え、毛穴に皮脂が溜まったり皮脂の過剰分泌を起こして炎症が起きるなど、髪の毛を育てる環境として適さなくなってしまうのです。
また、正しい頭皮マッサージには自律神経の働きを整えホルモンバランスを改善するという効果もあるため、皮脂分泌を正常に調整し頭皮環境を適切に維持できるようになります。
頭皮マッサージの育毛効果③頭皮の柔軟性を上げる
頭皮マッサージを行うことで筋肉をほぐし血流が促進されると、頭皮の柔軟性が上がるため髪の毛の立ち上がりが良くなります。
頭部には前頭筋・側頭筋・後頭筋という3つの筋肉があり、さらに帽状腱膜という膜に覆われた頭頂部で構成されているのですが、特に頭頂部の帽状腱膜は血行が悪化しやすく硬くなりやすいのです
これは加齢によって皮膚内部のヒアルロン酸が減少してしまうこと、そして前頭筋や後頭筋が収縮してしまうことによって帽状腱膜が引き下げられ、皮膚の厚みが少なくなってしまうことが原因ですので、頭皮マッサージで収縮してしまわないようにしっかりとほぐしていきましょう。
頭皮マッサージは抜け毛予防にも繋がる
抜け毛予防にもなる頭皮マッサージ
抜け毛の原因の一つとして、ストレスやコリ・疲れなどによる血行不良で頭皮への栄養供給が上手くできていないことがあります。
頭皮マッサージによって日ごろ凝り固まった筋肉や目の疲れを揉みほぐしていくと血流が良くなり、さらに手の指によるマッサージにはリラクゼーション効果があり副交感神経が刺激され、リラックスすることが出来るのでストレスの緩和にも繋がるため本当におすすめです。
頭皮を刺激する事によって毛乳頭細胞が活性化し、髪の毛を太く強く育てるということも最近の研究によって明らかとなっているので、薄毛・抜け毛の予防にも頭皮マッサージは効果的であると言えます。
頭皮の硬さに基準はある?
頭皮が硬い・柔らかいの基準は人によって違うものではあるものの、目安としては手のこぶしを作った時の親指と人差し指の間をつまんだ時の柔らかさと同じくらいがベストで、手の甲と変わらない場合は頭皮が硬くなっていると考えられます。
生まれつき頭皮が硬いという方は多少ほぐれはするものの劇的な変化は感じにくいのですが、血流を促進することで髪の毛を作る細胞に栄養を届けたり細胞を活性化させることが出来るため、頭皮マッサージを行うことはおすすめです。
ある一定ラインを超えるとそれ以上は変化しなくなりますが、それは頭皮状態が健康になった証拠ですので、そのまま毎日継続して正しい頭皮マッサージを行ってあげましょう。
薄毛に効果的な正しい頭皮マッサージのやり方とは?
薄毛を改善するために行う頭皮マッサージは、どんなやり方でも良いというものではありません。
この機会に正しい頭皮マッサージのやり方を解説いたしますので、下記の注意点に気をつけながらご自身の頭皮をしっかりともみほぐしてあげてください。
正しい頭皮マッサージのやり方:①頭部全体をほぐす
まずは手のひら~指の腹までを頭につけ、軽く掴む感覚で円を描くように頭皮を動かし全体をほぐしていきましょう。
この時、髪の毛だけを動かしてしまうと抜け毛を増やしてしまう原因になるので、必ず頭皮だけを動かすというイメージで行うことが重要です。
また後頭部などは手のひら全体を当てるよりも掌底や軽く握ったこぶしの平らな部分(指の甲側)を使い、帽状腱膜がある頭頂部は指の腹を使って生え際から後頭部の方向へ、細かくジグザグに頭皮を持ち上げては降ろすという感覚で行ってみてください。
正しい頭皮マッサージのやり方:②生え際から頭頂部へ頭皮を引き上げる
続いては耳の上あたりに掌底、または指の腹を当てて軽く頭頂部の方へ頭皮を引き上げ、徐々に位置を上に移動させながら頭頂部まで行ってください。
耳の裏~首の付け根からも同じように指の腹などを使い、頭皮を頭蓋骨から剥がすイメージで髪の毛をかき分け頭皮を感じながら行うことがポイントです。
毎日継続する事で少しづつ頭皮の動きを感じられるようになりますので、ほんの少し動く程度を意識しながら気持ちいいと感じる強さで頭皮を頭頂部に集めるように動かしていきましょう。
正しい頭皮マッサージのやり方:③気持ちいい場所を指圧する
ここまで頭皮全体を動かしている中で気持ちいいと感じた場所、また指の腹で頭部を触って気持ちいい場所を3秒程度指圧していきます。
育毛におすすめのツボは後述いたしますが、頭部には自律神経のバランスを整えるツボやリラックスさせるツボ・コリをほぐすツボなど様々あるので、触っていて痛気持ち良い場所はツボである事が多いです。
ただし、体調がよくない時や妊娠中・血圧が高い時はツボを刺激すると体調が悪化してしまう場合があるので、ご自身の体調に合わせて行うようにしてください。
正しい頭皮マッサージのやり方:④頭皮マッサージ専用器具を使う
頭皮マッサージャーやLED・EMSを使ったブラシなど、現在は様々な頭皮専用のマッサージ器具が販売されていますので、こういったものであれば器具を使う事もおすすめです。
これらの器具を使用する場合、先端が尖っていて痛みを感じてしまわないか・硬すぎないかなどという点にも注意しましょう。
また、毎日継続して行うことが頭皮マッサージには必要ですので、重さがあると腕が疲れてしまうため軽くて使いやすいものを選ぶようにしてください。
ご自身で行う頭皮マッサージのポイントを分かりやすく解説してくださっているyoutubeがありましたので、こちらも是非参考にして頭皮マッサージを行ってみましょう。
抜け毛を増やす危険な頭皮マッサージとは
頭皮マッサージ自体は頭皮の血流を促し、髪の発育を促す事ができるため抜け毛を減らすのに効果的で、私もお客様に指導させて頂くときは、毎日継続して行ってくださいとお伝えしています。
しかし、何も知らず自己流のマッサージを行うと逆効果になり、抜け毛を増やす危険な頭皮マッサージになる場合があるので、次のような頭皮マッサージのやり方は避けるようにしてください。
危険な頭皮マッサージのやり方:ゴシゴシと擦りながら行う
頭皮マッサージは指の指圧によって血行を促すもので、ゴシゴシと頭皮をこすってしまうような頭皮マッサージをすると、新しく生えてきた髪の毛を抜き取ってしまう恐れがあります。
成長した太い髪の毛であれば影響はほとんどないですが、新しく生え始めた毛は細く柔らかいため、ゴシゴシと擦りながら頭皮マッサージを行ってしまうと新しく生えた髪の毛を抜いてしまう原因になることがあるので注意しましょう。
また、髪の毛をこすってしまうとキューティクルに損傷を与えてしまったり、頭皮を力強くこすってしまうと炎症や傷・かゆみなどの原因にもなってしまいます。
危険な頭皮マッサージのやり方:力強くマッサージを行う
頭皮が硬いからと言って力を入れて頭皮をほぐそうとすると、頭皮と頭蓋骨の間を流れる細い血管を傷つけてしまう恐れがあり、毛根により良い栄養を届けることが出来なくなります。
頭皮はとてもデリケートですので、焦らずゆっくりと少しづつ頭皮を柔らかくしていくよう、やりすぎに注意してください。
また力が入り過ぎてしまうと頭部の筋肉が炎症を起こして揉み返しが起こる場合がありますので、指を移動させる時は頭皮に触れるか触れないか程の力で、指圧する際も程良く気持ちいい位の力になるよう意識しましょう。
危険な頭皮マッサージのやり方:爪を立てて行う
頭皮マッサージの時は、必ず爪が当たってしまわないよう指の腹や手のひら・関節を使うようにし、爪を立てないでください。
爪が当たってしまうと、頭皮の表面を傷つけて炎症が起きてかゆみやフケの原因となってしまうので、かゆい時でも爪を立てないようにすることが大切です。
指先の方が頭皮を刺激できるのではないかと考える方も多いのですが、指の腹や手のひらを使う方が強さを調節しやすいですし、美容師の方のシャンプーや指圧師の方のマッサージも指の腹を使っているので同じようにしましょう。
危険な頭皮マッサージのやり方:専用ではない器具を使い行う
頭皮マッサージ専用ではない器具を使うと、頭皮を傷つけてしまったり皮膚内部の毛細血管を損傷してしまう恐れがあるので、器具を使用する際は専用のものだけにして下さい。
また、器具を使う事によって力加減が難しくなってしまうというケースもありますので、出来れば費用の負担も無いご自身の手を使うようにしましょう。
ブラシなら何でも良いと普段髪の毛を解く時に使うブラシや、毛先の尖っているものなどは頭皮を傷つける元になってしまうので、使わない方が無難です。
頭皮マッサージにおすすめな薄毛に効く3つのツボ
頭皮マッサージを行う際に刺激すると良い、薄毛に効果があるツボを3つご紹介いたしましょう。
頭皮の血流を促進し、抜け毛を減らす効果が期待される主な3つのツボと、その周囲にある同様の効果があるツボを合わせて解説いたしますので、是非頭皮マッサージ時の参考にして下さい。
薄毛に効くツボ:①百会(ひゃくえ)
身体全体の経路が集中し「万能のツボ」ともいわれる百会(ひゃくえ)は、頭皮の血流改善のほかにも、頭痛・眼精疲労・肩こりなどあらゆる身体のトラブルを調整してくれるツボです。
両耳から垂直に線を延ばした頭頂部の真ん中にあり、両手の指を重ねてピンポイントに指圧するか母指球(親指の付け根)で優しくじっくりと圧をかけるようにしましょう。
また、耳の一番高い場所の上には角孫(かくそん)、百会の前後左右に親指1本分ずれた場所にある四神聡(ししんそう)も、抜け毛や血流促進・ストレス緩和・自律神経を整える作用があるので、是非試してみてください。
薄毛に効くツボ:②通天(つうてん)
通天(つうてん)は、百会から指1本分顔側で左右指2本分離れた場所にあり、頭皮の血流促進・抜け毛を減らすことに効果があり後頭部からうなじにかけてのコリをほぐすツボです。
薄毛だけでなく頭痛・円形脱毛症・白髪の改善にも効果的なツボで、通天を刺激する際は10秒ほどじっくりと5~10回押すとより効果が高まります。
さらに通天よりも少し額寄りの、額の真ん中から指3本分上にある顖会(しんえ)にも血行を促進するツボがありますので、こちらは優しくほぐすようにマッサージしてみてください。
薄毛に効くツボ:③天柱(てんちゅう)
天柱(てんちゅう)は、頭を支える柱となる場所にあるツボで首の後ろ側の首の骨を挟んだ両側にあり、血流改善・抜け毛予防・頭痛やコリの解消・自律神経を整えるなどに効果的です。
頭を包み込むように親指を天柱にあて、頭の中心に向かって押し上げるようにするのですが、この時に10回ほど頷いたり横に首を振るとより効果が高まります。
また天柱から指1本分外側には風池(ふうち)というツボがあり、こちらも血流改善やコリの解消など天柱と同じ効果がありますので、併せて指圧するようにしてみてください。
頭皮マッサージのやりすぎには注意
いくら頭皮マッサージが薄毛に効果的だとはいえ、やりすぎてしまうと逆効果になってしまうことになるので注意が必要です。
ここからは頭皮マッサージをやりすぎると何故いけないのかということについて解説いたします。
頭皮マッサージがやりすぎ注意な理由その①:抜け毛が増える
血行を促進して抜け毛を減らす・薄毛を改善するための頭皮マッサージですが、やりすぎてしまうと頭皮を乾燥させたり傷つけてしまうため、抜け毛が増えてしまうことがあります。
1日に何度も頭皮マッサージを行ってしまうと、頭皮を守っている皮脂を指で取り過ぎてしまう、また力を入れ過ぎることで毛細血管や頭皮を傷つけてしまうのです。
その結果、皮脂の過剰分泌や血流が悪化するなど髪の毛が生える環境を悪化させてしまうことに繋がるため、1日に1~2回・5~10分程度で力も弱すぎず力を入れすぎないようにする事をおすすめします。
頭皮マッサージがやりすぎ注意な理由その②:刺激により揉み返しが起こる
いきなり頭皮マッサージを1日に何度も力強く行ってしまうと、筋肉が炎症を起こして頭痛や首・肩のコリを起こしてしまうことがあります。
最初はモモやキウイなどの柔らかいフルーツを潰さない程度の力で行い、急激に頭皮をほぐすようなことはやりすぎに繋がるので避けましょう。
薄毛改善のために頭皮マッサージを行うのであれば、数週間で頭皮を柔らかくすると考えるのではなく、1~2年かけて徐々に柔らかくするというイメージで行うことがおすすめです。
頭皮マッサージとあわせて行う薄毛改善対策
薄毛の改善のための頭皮マッサージでも、効果が無いと感じる方が一定数いらっしゃることに間違いありません。
いくら効果があるとはいえ、頭皮マッサージは補佐的な働きであるため、頭皮マッサージと併せて他の対策を同時に進行させることが薄毛改善のための近道です。
頭皮マッサージ以外の薄毛改善対策:食生活の改善
頭皮の血流を促進したとしても、髪の毛を作るための栄養が不足していては意味がありませんので、頭皮マッサージと食生活の改善は同時に行う必要があります
髪の毛の主成分となるタンパク質を始め、ケラチンに作り替える際に必要なミネラル・ビタミンなど、様々な栄養をバランスよく摂取することが薄毛改善には必要不可欠です。
忙しかったり疲れていると、ついつい外食やコンビニ・インスタントが増えてしまうかもしれませんが、出来るだけ多くの栄養素が取れる食品を選ぶようにし、糖質や脂質・塩分が多いものは避けるようにしてください。
頭皮マッサージ以外の薄毛改善対策:生活習慣の改善
血流が悪化する原因には運動不足を始めストレス・睡眠不足、喫煙や水分をあまり摂っていないなどがあり、血流が悪化してしまうと薄毛になるばかりか肩や首のコリ・腰痛・冷え性や動脈硬化など、命の危険を及ぼす可能性もあります。
そのため、頭皮マッサージを継続しつつ運動の習慣をつけてストレスをこまめに解消し、水分を多めに摂取するなどの生活習慣を改善していくことが必要です。
また自律神経のバランスが乱れていると血管を収縮する交感神経が優位になってしまうため、副交感神経がしっかりと動くようストレスの解消や睡眠をしっかりと取るということも意識していきましょう。
頭皮マッサージ以外の薄毛改善対策:湯船に浸かる
血流が悪い時は血管が収縮している事が多いため、頭皮マッサージを行うと頭皮に負担をかけたり毛細血管を痛めてしまう可能性が高いので、出来るだけ毎日湯船に浸かって普段から血流を高めるようにしましょう。
また入浴にはストレスを緩和する効果がありますし、ゆっくり湯船に浸かって毛穴を開いてからシャンプーをする事で毛穴の汚れを落としやすくなり、頭皮マッサージの効果を高めることも出来ます。
さらに頭皮に栄養を届け老廃物を排除するためには、肩や首の血流が促進されていなければならないため、身体を温め筋肉をほぐすためにもシャワーばかりではなく湯船に浸かるようにしましょう。
頭皮マッサージで薄毛改善!正しいやり方やおすすめのツボ、やりすぎ注意の理由を解説まとめ
本記事では薄毛に効果抜群な頭皮マッサージの正しいやり方、やりすぎてはいけない理由や育毛におすすめのツボなどを解説いたしました。
抜け毛予防としては正しいやり方で頭皮マッサージを行えば効果がありますが、すでに薄毛で悩んでいる方の場合は頭皮マッサージに合わせて食生活や生活習慣を改善していくことが必要です。
特に男性型脱毛症(AGA)の場合は5αリダクターゼという還元酵素やジヒドロテストステロン、アンドロゲン受容体の感受性なども関わるため、頭皮マッサージだけでは中々改善が難しい場合もあるのですが、適切な対策を行うことで多くの方がAGA治療薬を服用せずに薄毛を改善出来ています。
薄毛の進行は様々な原因が積み重なって生じるため、一度自分の薄毛の進行度合いを専門家に相談して、自分に合った抜け毛や薄毛のための対策をするアドバイスを貰うことがおすすめです。
「薄毛が進行してきた」と感じたら自己流のケアを行うのではなく、まずは気軽に薄毛の専門家に相談してください。