男性だと髪の毛のセットに欠かせないワックス。
友人との付き合いや、会社の仕事柄付けてセットしなきゃいけないなどありますよね。
「ワックスは根本から付けてセットするべき」
「ワックスだけだと、夕方には崩れるからスプレーでガチガチにする」
などよく耳にしますが、もしかしたらその行動がハゲの原因になっているかもしれません。
今回は、ヘアワックスが薄毛になる原因、頭皮のことを考えた使用法についてご紹介します。
仕事柄ヘアワックスが欠かせない営業マンや、おしゃれに敏感な男性には必見です。
ヘアワックスがハゲの原因になる3つの理由とは?
ヘアワックスは、正しく使用することが出来ていれば、頭皮に対する影響はそこまで大きくありません。
しかし、誤った使い方や行動をしていると、ワックスの油分により、次ような頭皮トラブルを引き起こします。
- 頭皮の毛穴をガッチリ固めることによる毛穴詰まり
- ワックスによって髪の毛が引っ張られ新毛や前髪が抜けやすくなる
以上の理由から、ヘアワックスの使い方次第で、薄毛の原因になりえます。
これからお伝えするヘアワックスの3つの使い方をしている人は頭皮への負担が大きい可能性があります。
- その①:根本から直接つけている
- その②:長時間つけている
- その③:ヘアワックスの洗い残しが多い
1.頭皮に直接つけている
ワックスを根本からしっかりと付けてセットすると、毛根への刺激が強く薄毛の進行に関わる恐れがあります。
ワックスには、【界面活性剤と呼ばれる洗剤の成分】が配合されています。
そのため、根本からワックスを塗布すると、極端な話、頭皮に洗剤を付けたまま放置している状態と同じとなってしまいます。
またそれだけでなく、根本につけることで、毛穴がワックスの油脂により塞がり呼吸することが出来くなります。
長時間ワックスを付けた状態でいると、頭皮へ少し浸透します。
界面活性剤は、刺激性が強いため、痒みや炎症の原因につながることがあるため注意が必要です。
また、ワックスの油分により髪の毛・頭皮の全てがコーテイングされるため、皮脂詰まりの原因となり脂漏性脱毛症を引き起こす可能性を高めます。
2.長時間付けている
ワックスを朝から晩まで付けている方も少なくありません。
中には、飲み会などがありその後付けたまま寝てしまう人もいます。しかしこれらの行動は非常に危険です。
特に長時間付けたままそのままでいてしまう年齢が、高校生や大学生です。
年頃ということで、セットが少しでも崩れたらヘアスプレーでまた固めるなど行う人も中にはいます。
この状態は、非常に頭皮に悪い環境といえるでしょう。
そのため、最近では若い人のヘアワックスやスプレーによる抜け毛や薄毛の悩みが後を絶たないです。
髪の毛は体の排出器官でもあります。
ヘアワックスにより、頭皮が詰まっているとデトックス機能が働くことが出来ないため、頭皮へ大きな負荷をかけている状態となります。
3.ワックスを洗い切れていない
ワックスは油脂で出来た整髪料のため、1回のシャンプーでは中々落としきれないことがほとんどです。
しっかりと落とすために、指でゴシゴシ洗ったり洗浄力が強いシャンプーを使わざる得ないこともあります。
同然、頭皮へは強い負担となります。
ワックスが付いていない髪の毛は、洗浄力が弱いシャンプーでも十分きれいになります。
極端な話、お湯のシャンプーのみで7割の汚れを落とすことが可能です。
ワックスがべったりついた髪の毛は、お湯のみでは落とすことが出来ない・強く洗う必要があるなど産毛を引っ張って抜いてしまうことも。
しかし、どうしても仕事柄ワックスを付けなければいけない人も中にはいます。
そんな方は下記のことを行って少しでも洗う時の頭皮へのダメージを減らしてあげましょう。
- 髪を洗う前に、湯舟にしっかり浸かり毛穴を広げること
- シャンプーを行う前に軽くトリートメントを髪に馴染ませて油分を浮かせること
ヘアワックスの成分ってそもそもなに?頭皮への影響は?
ヘアワックスは油分が主成分で、そのほかに下記の成分が含まれています。
- 水
- 界面活性剤
- アルコール
- シリコン
- 防腐剤
- 香料
特にこの成分の中で、注意が必要なのが、界面活性剤と防腐剤です。
界面活性剤は言わずと知れた洗剤に含まれる成分であり、油分と水を混ぜるものです。言わずと知れた化学薬品で、髪や頭皮を傷める恐れがあります。
また、防腐剤もごく少量(法律上1%未満の配合量の規定あり)ですがワックスには含まれています。
いわゆる殺菌剤です。代表的なもので、メチルパラベン、プロピルパラベンなどがあります。
防腐剤は1%未満だったら、人体への影響はほとんどないと言われていますが、とは言え現在では、防腐剤の影響力が懸念されています。
ヘアワックスを付けた状態の頭皮はコーテイングだらけ
実際にワックスを付けることで頭皮の状態はどのように変化するのか検証してみました。
比較実験として、ワックスによる頭皮状態の変化を検証しています。
- ワックスを付けて1日過ごす
- ワックスを付けずに1日過ごす
その結果がこちらです。
このように、ワックスを付けて24時間経過した頭皮は、ワックスの油分と頭皮の油分が交わり、全体的にオイリーな状態となります。
毎日、頭皮のワックスを付ける人は、頭皮状態は健康と言えない場合があります。
その結果、抜け毛の本数が増えて薄毛の原因になることもあるのです。
薄毛になりにくいワックスの付け方は?
まず始めに結論からお伝えると、薄毛が気になる人はワックスを付けないに越したことはありません。とはいえ付けざる得ない人の為にどのようにして付けるのが良いかご紹介します。
まず、ワックスを付ける際は、毛先を遊ばせる程度にして下さい。肌につかないようにセットしてあげるのがポイントです。どうしてもセット力としては弱くなりがちですが、髪の毛のことを考えると極力地肌につくのは避けた方がよいでしょう。
また、長期間の付けっぱなしは絶対に避けることです。家に帰ったら、出来る限り頭を早く洗ってあげましょう。
ワックスによる薄毛・ハゲを防ぐのにおススメなワックスは?
おススメはワックスは、オーガニックワックスです。あまり聞きなじみのないワックスですが、ワックスの中では頭皮への刺激が少ないワックスとして有名です。インターネットで検索すればすぐに出てきますよ。
有名どころですと、◆ジョンマスターオーガニック ヘアワックス や、◆ザ・プロダクト ヘアワックスなどがあります。(当店では、ワックス等は一切販売しておりません。)
もし、日頃からワックスを使うのだったらこちらのオーガニックワックスをお勧めします。
ワックスだけが薄毛の原因でない
これまで、ワックスが頭皮に与える影響についてご紹介しましたが、ワックスだけで薄毛・ハゲになってしまうケースは少ないです。
それよりも、生活習慣や男性ホルモン(DHT)、睡眠不足、食生活、ストレスなど日ごろの積み重ねによって引き起こされるケースが大半を占めます。
これらが原因で、生え際が後退したり、頭頂部が薄くなる場合は、セルフケアだけで治すのは至難の業です。
下記に体験談のリンクを乗せておきますね!
そのため、ちょっと抜け毛増えてきた・薄くなったかもと感じた時にすぐに専門家に相談することをおすすめします。
AGA(男性型脱毛症)については早急に対策が必要
AGA(男性型脱毛症)は知らず知らずのうちにどんどん進んでいくため、早めに対策をすることが最も重要です。
数日で進行するものでなく、数か月~数年単位で進行していくのも特徴の一つです。
その結果、「元々このぐらい生え際後退していた」「つむじが元々大きいんだよ」と考えてしまいがちです。
薄毛の進行して間もない時に薄毛治療を行うことで、期間と金額も少なく抑えて治すことが出来ます。
気になった人は、無料相談やお試し体験がありますので、一度自分の進行具合を確認してもらうのも一つの手ですよ。
確認だけだったらどのお店やクリニックに行っても「タダ」ですよ。
ワックスと薄毛の関係について【まとめ】
いかがでしたか?
男性にとって身近な存在である整髪料の一つ「ワックス」についてご紹介してきました。
身だしなみを整える上でかかせないヘアワックスですが、自分の頭皮のことを考えてうまく使用していきましょう。
地肌の透け感をを隠すために、ワックスを使用する方も中にはいらっしゃいますが、頭皮にとっては悪影響となります。
正しいやり方を行えば、9割以上の確率で髪の毛を増やすことが可能です。
実際に当店に来店されている多くの人が約3か月ぐらいで頭皮環境が変わり、半年で髪の毛が増えてきたと実感する人がほとんどです。
そのため、一度専門家に相談して根本原因である薄毛を解決してしまうことを推奨します。
もし、これから紹介する項目に当てはまるかも…
そう感じたら頭皮にダメージを与えているかも知れませんので、早めにヘアワックスの付け方を変えてあげましょう!