「M字部分や頭頂部の頭皮が透けてきたけど、帽子で隠せない時が多くて困る…」薄毛対策を始めても、髪の毛が増えるまでには時間がかかりますよね。
手軽なハゲ隠しのアイテムとしては、増毛スプレーやパウダーが有名ですが、ペンタイプやファンデーションも人気です。
今回は、ハゲ隠しアイテムの中でもスプレーや粉、ペンタイプはバレるのか?薄毛のタイプ別におすすめのアイテムをご紹介いたします。
ハゲ隠しアイテムはバレる?
今や男性だけでなく、女性にとっても深刻な問題となっているのが薄毛です。近年では、簡単に薄毛部分をカバーするアイテムが、薬局などでも購入できるようになりました。
頭部に黒い粉をかけるフリカケはバレるケースが多かったのですが、近年のハゲ隠しに使われるスプレーや粉は、使い方次第で一見しただけではバレにくくなっています。
バレにくく進化したハゲ隠しアイテムを使用していても、バレる場合があるので注意が必要です。
薄毛が進行している人が使うとバレる
黒い粉を髪の毛や頭皮に付着させるスプレーやパウダーは、進行してしまった薄毛には不向きです。
本来、静電気で粉状の繊維を髪の毛に付着させるアイテムですが、毛量が少ないと頭皮に付けてしまうため違和感が出てしまいます。
毛量が少ない場合は広範囲に隠す必要があり、ムラができやすいため付けすぎてバレるケースも多いです。
アイテムによっては触るとバレる
スプレーやパウダーにファンデーションなど、さまざまなハゲ隠しアイテムが販売されていますが、商品によっては触ったり擦れると色移りしてバレます。
手やタオル、服などに色が付くとハゲ隠しアイテムの使用がバレるので、外出時は気を使うとおっしゃる方が多いです。
また、無意識にハゲ隠しをしている場所を触ってしまい、肩などに黒っぽい粉が落ちてバレる場合もあります。
髪色とハゲ隠しの色が違うとバレる
ご自身の髪色とハゲ隠しアイテムの色が少し違うだけでも、他人から見るとバレてしまいがちです。特に白髪まじりの方は気をつけなくてはなりません。
ハゲ隠しは部屋の中で使うため、蛍光灯と太陽光では見える色が変わってしまいます。ご自身の髪色に限りなく近いものを選ぶ必要があります。
黒や茶色など、色を豊富に揃えているアイテムもありますが、単色だけではバレる可能性が高いので別の色との併用がおすすめです。
温泉やプールなどでバレる
家族や友人との旅行やバカンスといえば温泉や海・プールなどですが、ハゲ隠しのアイテムを使用している方は濡れてバレる可能性が高まります。
汗や水に強いタイプのものを使用していても、濡れてしまうと黒い水が頭から流れてしまったり、ヘアスタイルが乱れて違和感が出てしまうため注意が必要です。
髪の毛が濡れないようにしていても、大量の汗をかけばスプレーした箇所が柔らかくなり取れやすくなります。
テクニックがないとバレる
一時的に、しかも簡単にハゲ隠しができるなどのうたい文句がついている商品が多いですが、使用にはある程度のテクニックが必要です。
スプレーや黒い粉を振りかけるものは、髪の毛の一部が不自然に固まる、カバーした箇所の質感が他の部分と違うなどするため、バレやすくなります。
ペンタイプやファンデーションも、広範囲に使用すればすぐにバレますし、周囲に馴染んでいなければ違和感が出てしまうので気をつけてください。
薄毛のタイプ別おすすめのハゲ隠しアイテム
黒い繊維状の粉を使うスプレーやパウダー、影のように見せるファンデーションやペンタイプなど、さまざまなタイプのハゲ隠しアイテムが販売されています。
薄毛のタイプそれぞれにおすすめアイテムがあり、合っていない場合はバレる確率が高まるので気をつけましょう。
ご自身の薄毛タイプに合わせた、おすすめのハゲ隠しアイテムをご紹介します。
頭頂部や分け目のハゲ隠しにはスプレーや粉
薄毛の範囲が広い頭頂部や頭皮がパックリと透けてしまった分け目には、一度に広範囲をカバーできるスプレーや粉タイプのアイテムがおすすめです。
スプレータイプは、1本でハゲ隠しからスタイリングまで行えます。粉を振りかけるタイプは、定着させるためのスプレーやミストが必要な商品があります。
付着型はスタイリング直後や乾かした後に触ると固まった粉が落ちてしまうため、スプレー後にヘアセットを行いたい方はコーティング型を選びましょう。
生え際のハゲ隠しにはヘアファンデーション
M字部分の薄毛が気になっている方や分け目部分の薄毛が少し気になる方には、パフをポンポンするヘアファンデーションがおすすめです。
マットな質感の物が多く、透けているのが気になる頭皮と髪色の差をなくしてくれます。隠したい部分以外が汚れないので、使い勝手が良いと人気があります。
皮脂や汗に強いウォータプルーフもありますが、取れるのが心配な方は固めすぎないスプレーやミストを使用しましょう。
小さな円形脱毛症のハゲ隠しにはペンタイプ
頭部の傷や小さな円形脱毛症であれば、ペンタイプのハゲ隠しアイテムやアイブロウを使ってみましょう。
ペンタイプは広範囲の薄毛には不向きですが、小さな傷跡や円形脱毛症であれば簡単に周囲と馴染ませられます。
近くで見られるとバレる可能性が高いため、多少隠せるくらいでも良いという方におすすめです。
薄毛の進行を止めたい方は専門家に相談しよう
上記でご紹介しているハゲ隠しは、根本的に薄毛を改善するものではありません。あくまでも一時的に薄毛に見せないだけで、人によっては毎日行う必要があります。
毎朝のようにご自身の薄毛と向き合わなくてはいけませんし、ヘアセットに時間がかかってしまうと苦痛になる方もいるでしょう。
隠す必要をなくすためには、根本的な薄毛治療が最善の方法です。費用や治療にかかる期間など、不安に思う方はまず専門家にご相談ください。
ハゲ隠しアイテムのメリット・デメリット
薄毛をカバーするハゲ隠しのアイテムをさまざまご紹介してきましたが、これらのアイテムにはメリットとデメリットがあります。
自分で簡単にできるハゲ隠しは、メリットの方ばかりが注目されがちですが当然デメリットもあり、知らないと損をしたと感じてしまうでしょう。
値段も安くないものが多いので、メリットとデメリットをよく理解してから購入してください。
ハゲ隠しアイテムのメリット
短時間で薄毛だと分からなくしてくれるハゲ隠しアイテムは、初期の薄毛で短い髪や産毛がある方には効果的です。薬局などでも気軽に購入でき、低価格なものが多いです。
髪の毛1本1本を太く見せるだけでなく、地肌もカバーしてくれるため頭皮が透けて見えなくなり、コンプレックスを隠せるので自信がつきます。
シャンプーで簡単に落とせるものも多く、ボリュームアップさせてくれるため一時的にでも薄毛をカバーしたい方におすすめです。
ハゲ隠しアイテムのデメリット
ハゲ隠しアイテムの最大のデメリットは、雨や汗に強いはずの商品でも繊維やパウダーが取れてしまう可能性が高いこと、薄毛の範囲が広い方には不向きだということです。
スプレーや粉を振りかけるタイプは服や周囲が汚れやすい、ファンデーションタイプもこすると色移りしがちで、帽子や服に付いてしまう場合があります。
M字部分や生え際の薄毛、傷跡や円形脱毛症にはスプレー・粉タイプが不向きです。うまく使えないとハゲ隠しアイテムを使っているとバレるので、テクニックを磨く必要もあるでしょう。
ハゲ隠しのアイテム自体やエタノールなどの添加物が、頭皮や毛穴に負担をかけるため薄毛を促進してしまうなどもあります。
スプレーや粉・ペンのハゲ隠しはバレる?ファンデーションはおすすめ?まとめ
薄毛が気になった時にサッと隠せるハゲ隠しのアイテムについて、スプレーや粉・ペン・ファンデーションはバレるのか?薄毛のタイプ別におすすめをご紹介しました。
一時的なハゲ隠しには、これらのアイテムが活躍してくれますが、根本的な改善は見込めませんし、かえって悪化させてしまう場合もあるためおすすめできません。
ハゲ隠しの粉を使用して薄毛が悪化した方もいますが、当院での治療を行った今ではハゲ隠しのアイテムが不要になり、コンプレックスがなくなったと喜んでいただいています。
本当の意味でコンプレックスをなくすためにも、自分の髪の毛を生やして増やしましょう。始めるなら思い立ったが吉日です。気軽に専門家へご相談ください。