運動はご存知の通り若々しい体を維持する上で不可欠です。
しかし、毎日忙しく中々運動が出来ていない人は少なくありません。そんなあなたへ。少しの時間だけ育毛に効果的な運動に時間を割いてみませんか?
1日たった15分程度で良いのです。
1日たった15分の運動を行うことで、健康維持だけでなく、育毛効果があるのをご存知ですか?
運動が育毛にも良さそうなど認識していても、どの種類の運動をどのぐらいの頻度で行えば良いか分からない人は少なくありません。
そこで今回は、運動と薄毛の関係についてこれさえ見ればわかる完全マニュアルを作成しました。日々の生活から体質を変えて育毛活動に取り組んでみたい人は必見です。
運動には育毛効果が期待できる
運動に育毛効果が期待される理由は、2つあります。
- その①:運動によって血行が促進されること
- その②:運動によってストレスが軽減されること
1. 血行促進効果
髪の毛は血管から運ばれてくる栄養(ご飯)を貰い成長します。血液の循環がいいと、髪の毛へ運ばれてくる栄養も多く、太く長い髪となります。逆に血行が悪ければ、運ばれる栄養も少なくなり、細くて短い髪になります。
日頃から運動不足や食生活が乱れていると血行が悪くなり、髪の毛へ栄養を与えることが出来ません。
運動は、筋肉が動くことによって、全身の血の巡りをよくする効果があります。薄毛や抜け毛で悩む人の頭皮は、血流が悪化しています。運動を継続することで、頭皮のような細い血管の血行も次第に改善されるため、髪にもしっかりと栄養が運ばれやすくなります。
2.ストレス軽減
ストレスは、身体的・肉体的負荷がかかる時に、こころや身体を守るための防衛反応であり、交感神経系の働きを高める作用があります。ストレスやイライラすることがあると頭に血が上る感覚は誰しもが一度は経験したことがあるでしょう。
これが、ストレスによって交感神経が活性化しているサインです。
また、ストレスには【血管の縮小、男性ホルモンの分泌促進】といった髪の毛の成長を妨げ薄毛を促進させます。
このストレスを軽減させる一つの方法が運動です。運動には体を動かすことで心に安らぎを持たすセロトニンと呼ばれるホルモンが分泌させ体をリラックスさせる効果があります。
運動すると、リフレッシュ効果によりストレスを軽減させ間接的に薄毛の原因を軽減することが出来ます。
育毛効果が高い運動の種類は「有酸素運動」
運動には大きく分けて「有酸素運動」と「無酸素運動」の2つがあります。まずは、その2つの違いを押さえておきましょう。
有酸素運動
有酸素運動とは言葉の通り、「酸素を取り入れながら時間をかけて行う運動」のことです。そのため、継続的に弱い負荷がかかります。酸素を使いながら、エネルギーとなるブドウ糖や脂肪を燃焼させる運動です。
20分以上続けて行うことで、脂肪燃焼が効果的に起こりダイエットに効果を発揮します。運動強度は、弱~中程度の体への負担が少なく、運動が苦手な人や女性でも取り入れやすいでしょう。
≪具体的な有酸素運動≫
ウォーキング、ジョギング、エアロビクス、ダンス、水泳、サイクリングなど
無酸素運動
無酸素運動は「酸素を使用せず短時間で行う強度の高い運動」であり、瞬間的に強い力を発揮する強度の高い運動です。そのため、筋力を瞬発的に発揮するパワーを高める効果が期待されているので、筋肉そのものを強化したいときに行ういわゆる筋トレです。
運動強度は中~強と体への負荷が大きく、無酸素運動を行った次の日には乳酸が筋肉に溜まり筋肉痛といった諸症状を引き起こします。骨格筋など体のバランスを保つ筋肉を鍛える作用もある運動です。
≪具体的な無酸素運動≫
短距離走、筋トレなど
筋トレについて動画で解説しています。
有酸素運動に育毛効果が期待される3つの理由とは?
有酸素運動が育毛に効果ある理由は3つあります。
血行促進効果
1つ目が血行促進効果です。血行は髪の毛全体に血液を循環させ栄養を与えるために必要です。しかし、頭皮は「血管が細い、重力の関係で元々血行不良になりやすい」この2つの影響により、血行不良になりがちです。
有酸素運動で、血液の循環を促すことで、体の細部まで酸素や栄養をたくさん含んだ血液を送り込むことが出来ます。
ホルモンバランスの調整
有酸素運動には、ホルモンバランスの調整が期待されます。
有酸素運動を行うと、汗などの不要物と共に、男性ホルモンであるテストステロンや薄毛の原因物質ジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制する結果が出ています。
男性の薄毛のほとんどが、このジヒドロテストステロンによる薄毛(AGA)であるため、ジョギングや水泳は育毛効果があると言えるでしょう。
ストレス値の軽減
また、体動かすことでストレス値を減らす結果も明らかとなっているため、薄毛の原因の一つストレスも解消できる効果が期待されます。
育毛効果が高い有酸素運動の頻度と強度は?
育毛・薄毛のことを第一に考えた育毛するための有酸素運動はどのぐらいの強度で行えば良いか判断する基準があります。それは、「心拍数値」です。目標は、最大心拍数の60~70%の値が効果的です。
有酸素運動を行う上で意識してほしいのはその時の運動強度です。この強度の違いによって得られる効果が変わってきます。
最大心拍数 | 期待される効果 | 強度の度合い |
50~60% | 疲労回復・脳の活性化 | 楽である~やや楽である |
60~70% | 血行促進・免疫向上 | やや楽である~ややきつい |
70~80% | 脂肪燃焼 | ややきつい~きつい |
80~90% | 体力向上 | きつい~かなりきつい |
髪の毛に重要なのは、何度もお伝えした通り血流です。そのため最大心拍数の60~70%である「やや楽である~ややきつい」程度の運動を行うことが良いでしょう。
≪ランニングを15分間行った場合のシミュレーション≫
ウォーミングアップ2~3分程度を50~60%の速度
10分間ちょっときついかなと感じる程度で走る
2分間クールダウン
毎日継続することが大切
運動は、1回2時間やったからといって他の日はやらなくて良いということはありません。むしろ、軽い強度で良いので毎日行うことが大切なのです。
たった15分で良いので、有酸素運動を日ごろの生活に取り入れてあげることを意識しましょうね。
運動の頑張り過ぎはNGです。育毛の妨げになる場合も
鍛える・休むの循環が重要であり、毎日やることが筋力増量や健康維持につながるものではないことを理解しておきましょう。
勢いに任せて毎日やった方が効果的だろうと頑張りすぎはオーバートレーニングになる危険があります。無酸素運動などの強い強度のトレーニングを行った場合は、体を休ませてあげましょう。
オーバートレーニング症候群を発症すると、ストレス性のうつ病、不眠症といった病につながり、育毛活動を大きく妨げる原因となります。運動のしすぎで「疲れが取れない」や「良く眠れない」といった時は、一度体を休息させてゆっくりしましょうね。
【結論】1日15分で良いので運動することが育毛に効果的
運動一つをとってもどのように運動をすれば良いのか難しいですよね。自分では育毛のために運動をしているつもりでも強度が少なすぎたり、多すぎたりと正しく出来ていないこともあります。
効果がある対策を行うことが育毛させる上では重要です。この積み重ねが薄毛治療後も維持できる髪の毛を作り出します。当店では、内服薬を使用せずに発毛させるために、薄毛を改善させるために最も効果的な薄毛対策をいくつもお伝えしております。
自毛を飲み薬に頼らずに増やしたい人はぜひご相談下さいね。