20代で薄毛になる人の割合増えて来ているのをご存知ですか?じつは、20代の4人に1人が薄毛に悩んでいるという調査結果がでています。実際に当サロンに20代で薄毛の悩みで来る人は少なくありません。
そのほとんどの人が、AGA(男性型脱毛症)とよばれる薄毛のパターンであり、M字部分や頭頂部が気になっています。男性型脱毛症(AGA)は早い方では思春期を過ぎたころから発症します。
年齢に関わらず、男性ホルモンの影響で、若いうちに頭皮に影響がでる方が多いのです。また、最近では、生活習慣の乱れによっても薄毛が進行するパターンも少なくありません。
個の記事を書いている私も22歳でAGAを発症した若ハゲだった一人でした。私の場合は生え際のM字部分です。しかし、10年近くたった今でも薄毛の悩みはなくフサフサです。
今回は、「20代で薄毛になりうる4つ原因」についてご紹介しますね。
20代で薄毛になる原因4選
20代で薄毛になる原因が、4つのパターンのどれか、またはそれらが複数個当てはまることで次第に薄毛へと進行します。もし、自分がこれからご紹介する4つの原因に当てはまるようでしたら、注意が必要です。
また、既に薄毛が気になっている人は、改善と専門家に相談することをお勧めします。
食事
若い男性の薄毛率が高い原因の一つとして、高脂肪、高カロリーの食生活があげられます。男性同士で外食する場合、ラーメン屋や居酒屋に行くことが多いのではないでしょうか。
ラーメンやおつまみは、塩分や脂質が非常に高い食事がほとんどです。また、ご飯を食べる時間も不規則なことも髪の毛には良くありません。寝る直前に、ご飯を食べると体をめぐるはずだった血液が胃や腸に集中してしまい、他の臓器に栄養を運べなくなってしまいます。
その結果、若くても血流がどろどろになり、更には脂っこい頭皮になってしまいます。頭皮に皮脂が溜まったままだと、臭いや髪の毛の成長を抑えるだけでなく、AGAの原因物質である「5αリダクターゼ」を過剰分泌させます。
このような環境下が続くと20代でも薄毛になる恐れがあるのです。【髪の毛にはどんな食事が良いか】について、解説した記事はこちら。
睡眠時間
睡眠時間も若ハゲを引き起こす原因となります。髪の毛に良いとされる睡眠時間は7時間程度であることが明らかとなっております。また、以前までは、夜10時~深夜2時がゴールデンタイムと言われていましたが、現在は違います。
入眠後3~4時間が成長ホルモンが分泌する時間帯であり、その時間に寝ることで体の体調を整えるだけでなく髪の毛の成長につながります。しっかり睡眠がとれないと髪の毛にはどのような影響が起きるのでしょうか。
頭皮の血流が悪くなる
寝ているとき人は自律神経は交感神経と副交感神経が交互に入れ替わることによって、全身の血行が良くなると言われています。しかし、睡眠不足や睡眠の質が悪いと入れ替わりが十分に出来ず、は交感神経の働きを優位にしてしまいます。
その結果血管の収縮が起きて血行が悪くなってしまうのです。髪に必要な栄養素が充分に届かなくなってしまうので、健康な毛が生えなくなり、髪が薄くなると言われています。
とは言っても、中々忙しい20代にその時間に眠ることは難しいと思います。早い時間に寝ることが出来ないお仕事や夜に働いている方は、寝る時間を一定することを実践してください。
それだけでもバラバラの時間に寝るよりも自律神経が整います。【睡眠の質を高める方法】や、【睡眠と髪の毛の関係】を解説した記事がこちら
ストレス
精神的な疲労が蓄積していると髪の毛にも良くない影響を及ぼします。髪の根元にある毛髪は「感情の動き」に左右され影響を受けると言われています。
例えば仕事が忙しくストレスを溜め込んでいる人や、人間関係でストレスを感じているなど常に何かしらの不安や緊張状態が続いている生活をしていると、毛の根元に血液を送る毛細血管が萎縮して髪の生産力低下に繋がると言われているのです。
健康な髪や頭皮を維持するための栄養素が行き届かなくなってしまい、健康な髪が生えなくなってしまいます。またストレスによって食欲がなくなりご飯が食べられなくなると、胃腸や内臓などの臓器にも問題が起きてしまいます。
髪を形成するための栄養分がなくなってしまい、髪自体が弱く抜けやすくなってしまうのです。特に今の社会は人との付き合いやお仕事などでストレスが溜まりやすくなっています。
そのため、適度な運動や読書など自分なりのストレス解消法を持つことが大事なのです。
遺伝的要因
20代の薄毛の原因の一つとして遺伝的要因が挙げられます。薄毛の遺伝子は実は存在し、 他の人よりも男性ホルモンを受け取りやすい遺伝子を持つ人がいるのです。
その遺伝子は、X 染色体上に存在する男性ホルモンレセプター遺伝子の多型や常染色体の 「17q21 や20p11」を持つ人であることが知られています。AGAであるか判断する遺伝子検査は、こちらの2つの遺伝子があるかどうかで判断しております。
また、この遺伝子の影響が顕著に表れるのは男性のみであることも特徴です。人間の染色体(DNA)は大きくX染色体とY染色体の2つに分けることが出来ます。
染色体上では女性は【XX】、男性は【XY】と表現されています。このX染色体上に薄毛関連の遺伝子(17q21と20p11)の情報が存在するのです。しかし、「17q21と20p11」というのは比較的弱いDNA情報であるため、女性(XX)のようにXが2つある場合は何も影響しません。
だが、男性(XY)のようにXが1つしかない場合は、この17q21と20p11が体へ影響を及ぼす力を持ち、人よりも男性ホルモンを受け入れやすい体となります。
そのため、よくある噂「母親型の祖父が薄毛だとその子供も薄毛になりやすい」というのはこの染色体(DNA)の遺伝によるものなのです。ただ、人よりも薄毛になるリスクが高いだけであり、この染色体をもつ人が薄毛になるわけではありませんので安心してくださいね。
遺伝的な要因に関しては、動画でもわかりやすく解説しております。良ければご覧ください。
20代の薄毛は治る可能性が高い
20代で薄毛治療を始めた人は、元通りに戻る可能性が高いです。AGAや薄毛は進行型のものが多く、何も対策をしない場合治ることはありません。放置しておくと、スピードはゆっくりですが確実に進行していきます。
結果、3~5年でこんなに薄かったかな?と鏡を見てショックを受けてしまいます。20代で薄毛に気づいた場合、まだ比較的進行が浅いことがほとんどです。
そのため、すぐに薄毛対策さえしてしまえば進行を食い止めることが出来ます。ただ、注意点があります。
闇雲にネットの情報や、市販の薄毛対策商品を使用して、自分なりに薄毛対策をすることはあまりお勧めできません。
私も昔、人に打ち明けることが出来ず自分で何とかできないか1年ほどチャレンジしたことがあります。結果は少し産毛が生えてきたかも?といった具合で惨敗でした。
今でこそ理由がわかるのですが、人によって薄毛のステージや体調、生活習慣が全く異なるため、ネットで効果ありと高い口コミを獲得しているものでも自分には合わないことが多々あります。
更には、自分では想像もしていなかったことが薄毛の原因であるケースも・・・。若くして薄毛・抜け毛に不安・悩みを抱える方は一度専門家にお話するのも手かも知れませんよ。
早期発見、早期治療をして明るい30代を過ごすことが可能です。
20代の若ハゲを治すためにできる対策とは?
20代の薄毛の治す方法で良く使われるのが、AGAの飲み薬です。しかし、この飲み薬。確かにAGAに対する効果が高いです。ただし、効果があるのは、「飲み続けている間のみ」です。
このことを知っていることが非常に重要であり、20代からAGAの内服薬を服用し始めることはあまりおすすめしません。というのも、これから家庭を持ち子供を授ける時に、このAGAの薬が禁忌だからです…。
また、20代から飲み始めるとなると、20~30年は医薬品を毎日1錠飲み続ける必要があります。金額的にも数百万円はくだらないですし、何より体にとって悪影響です。
そのため、20代の薄毛は「内服薬を使用しない治療」をおすすめします。私も薬を使わずに生やす事に成功した一人であり、副作用に悩まされたことは一度もありません。
そのため、薄毛が気になる・早く治したい際は、自分に合った薄毛治療を行うことをお勧めします。
当店で副作用に悩まされることなく髪の毛が増えた人の一部をご紹介します。
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