3月の終わりから4月そして5月と温かくなり、過ごしやすくなる季節ではありますが、それと並行して花粉による鼻水や目のかゆみで悩まさせる人も少なくありません。
花粉の影響は皮膚のかゆみや炎症を誘発させることをご存知ですか?その影響は皮膚である【頭皮】にも影響があるのです。
「春や秋になると、何か頭が痒くなるんだよなぁ」
「春に外に出ると、頭がちょっと痛くなるのよ」
こんな事がありましたら、花粉による影響の可能性が考えられます。そこで今回は、なぜ花粉によって頭皮が荒れやすくなってしまうのか理由をお伝えするとともに、簡単に出来る頭皮の守り方をご紹介します。
花粉による頭皮のかゆみはなぜ起きる?
花粉によってアレルギー反応が起きるのは、花粉が体に入りこむと異物として免疫が認識することによって、体内に化学物質が分泌されて異物を体から出そうと、痒みであったり、鼻水が出たり、涙が出たりなどの起きます。
異物から体を守るための反応なのです。頭皮の場合は、付着による接触型のアレルギー反応と、血中に流れ出た化学物質(アレルゲン)によって痒みを引き起こす反応があります。
そのため、春の時期や秋の時期で花粉を異物ととらえると痒みが出やすくなってしまうのです。頭皮が綺麗な状態でも起きうる症状であるため、痒くなる原因が分からず悩んでしまうことも少なくありません。
花粉による頭皮のかゆみを防ぐ方法 3選
花粉から頭皮を守る方法として有効なのは、今すぐ始めることが出来る方法が3つあります。花粉は防げないが、とにかく痒みを防ぎたい人は、花粉症のお薬などを医師の診察のもと処方して貰うことが効果的です。
家に帰ったらすぐにシャンプー
花粉が付いたまま長い時間を過ごすと、花粉症の人はその分痒みが出やすくなってしまいます。帰宅後は、すぐにブラッシングを行い、その後いつも通りシャンプーをしてあげて下さいね。
花粉がついているからと言って強く洗い流す必要はなく、優しく洗い流してあげましょう。花粉から頭皮を守っている皮脂を過剰に取りすぎてしまう原因になりかねません。
そう言えば、シャンプーの正しい洗い方について言われてみれば知らないなぁと思った人は「シャンプーの抜け毛の本数が増えたかも…。薄毛の危険がある本数は何本?」の後半でお伝えしています。
帽子を被る
帽子を被ることで、髪や頭皮に花粉がつくことを抑え、痒みの防止につながります。
花粉が多い時期には、マスクで口元を防ぐだけでなく帽子によって頭皮を保護することも有効ですよ。髪の毛が長い人はどうしても帽子から髪が出てしまいますので、家の中に入る前に軽く髪の毛を揺らして花粉を落としてあげましょう。
保湿をする
頭皮を保湿するといってもあまりイメージが湧かない人も少なくありません。花粉が多いシーズンは、頭皮も保湿してあげることで、良い皮脂膜が構築されて外界からの刺激から毛穴や頭皮を守る働きがあります。
保湿力・洗浄力が強すぎないアミノ酸系シャンプーや、頭皮専用の化粧水・美容液にて水分を補ってあげましょう。
また、体の中から髪の毛に良い栄養を取ることも結果として頭皮の保護に繋がります。髪の毛に良い食べ物もたくさんありますが、髪や頭皮にあまり好ましくない食べ物も存在します。
しっかりと見極めて食事をすることで、頭皮の健康状態を高めることが出来、痒みを軽減させる可能性を高めてくれますよ。
花見の時期だからこそ頭皮ケアを
花見の時期は、同僚と楽しく集まり、桜を見ながらお酒を飲むなど楽しいですよね。
だからこそ、楽しさが軽減しないように、頭皮のかゆみを防ぐケアをしてあげましょうね。
痒みがひどくなり爪でかいてしまうと、頭皮の傷となり皮膚炎などになりかねません。少しでも痒いなと感じることがありましたら、しっかりとケアを行い健康な頭皮を保ちましょうね。
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