頭皮の炎症でハゲるの?脂っぽい頭皮の痒み・フケが出る原因と対策を解説

頭皮の炎症でハゲるの?脂っぽい頭皮の痒み・フケが出る原因と対策を解説

頭皮トラブルの一つである頭皮の炎症。頭皮トラブルには様々あり、頭皮が脂っぽく感じる程度の比較的軽い悩みから「頭皮が赤く炎症してしまう」、「フケが出る」、「痒みがある」など様々な症状があります。

これら頭皮トラブルの悩みと同時に抜け毛が増えた感じる人も少なくありません。また、皮膚科に受診しても症状が改善しないケースもあります。

多くの場合は、汗疹(あせも)や洗髪や洗顔時の洗いすぎ・すすぎ残しによるものが多いですが、中々治らない症状や再発を繰り返す場合は慢性的な脂漏性皮膚炎の可能性があります。

本記事では、頭皮の炎症でハゲるリスクがあるのかを解説すると共に、頭皮が脂っぽい人に痒みやフケが出る原因と対策法を解説します。

目次

頭皮トラブル(炎症や痒み)でハゲるの?

頭皮 かゆい 炎症 はげる

頭皮トラブルが悪化が原因で、薄毛(はげる)状態になってしまうケースは大いにあり得ます。頭皮の皮脂の分泌量が過剰になり、皮脂を餌とする常在菌が異常繁殖することで脂漏性皮膚炎が引き起こされることがあります。

この脂漏性皮膚炎がさらに悪化することで脂漏性脱毛症と呼ばれる脱毛症が発生するのです。そのため、頭皮ケアを日頃から意識して行なっていくことは健康な髪の毛を維持する上で、非常に大切な行為となります。

本記事を通して、頭皮トラブルが起きるのか原因を明確にすると共に、具体的な対策法を学んでいきましょう。

脂っぽい頭皮が痒くなる・フケが出る状態とは?

皮脂 頭皮 痒み フケ 原因

脂っぽい状態の頭皮からフケが出たり、痒みが発生してしまう状態の多くは脂漏性皮膚炎という頭皮の炎症を引き起こしている可能性が高いです。

脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌が多い場所を中心に起こる皮膚炎で、特に鼻の周りや頭皮・生え際、耳の後ろや、時には胸部や腋(わき)・背部中央にもできる人も居ます。

赤ちゃんから大人まで発症し、新生児期から乳児期に見られる「乳児型」と、思春期以降の成人に見られる「成人型」があります。また成人型は発症すると慢性的かつ再発しやすいのも特徴です。

脂漏性皮膚炎には大きく3つの特徴があります。

  1. 赤みやかゆみ
  2. 炎症や湿疹・ニキビ
  3. 皮膚が荒れ細かく剥がれ落ちる

頭皮としては上記以外に「指で触った時にべたつきを感じる」「黄色味がかったフケが取れる」「頭皮から脂っぽい匂いがする」などの特徴があります。

この脂漏性皮膚炎が重度になってしまうと、フケと共に髪の毛が一緒に脱毛してしまうこともあります。

脂っぽい頭皮が痒くなる・フケが出る原因とは?

頭皮の痒みや赤みの原因

従来は下記のような様々な原因が影響して発症・悪化していると考えられていました。

  1. 洗髪や洗顔時の洗いすぎ・洗い残し・すすぎ残し
  2. 食生活の乱れ(ビタミンB不足)
  3. 生活サイクルの乱れ(睡眠不足)
  4. ホルモンバランスの乱れ(過度なストレス)

しかし、より直接的な原因はカビ(真菌)であることがわかってきました。

頭皮トラブルの原因:マラセチア菌とは?

カビ(真菌)とは、マセラチア菌と呼ばれる常在菌の一つで、脂漏性皮膚炎の原因はこのマラセチア菌の異常繁殖による炎症です。しかし、マセラチア菌は決して悪い菌ではありません。

このマセラチア菌は、常に頭皮に存在し、頭皮から分泌される皮脂(中性脂肪)を分解します。分解することによって、皮脂の乳化が起き表皮膜と呼ばれるバリアーを形成し、外からの刺激よるダメージを防ぐ働きがあります。

そのため、頭皮には必要不可欠な存在でもあります。

しかし、皮脂の分泌量が増えすぎてしまった場合、皮脂はマセラチア菌のエサとなる為、異常増殖してしまい炎症を引き起こします。

このようにして、体に良い働きをしていた菌が異常に増えすぎてしまい、炎症を起こすことによって脂漏性皮膚炎は引き起こされます。

頭皮トラブルでなぜハゲるのか?

頭皮 痒み 禿げる原因

脂漏性脱毛症による抜け毛の毛根は、【皮脂やフケの塊が付着している毛】が多いのが特徴です

これは、最初の方に述べたように、皮脂の過剰分泌によるふけや毛根をふさいでいる皮脂が付着しており、また、炎症によりかゆみが生じかきむしることによって抜けている可能性があります。

最近フケが増えてきた・頭皮に湿疹がある・かゆみがある」人が抜け毛が増えてきた場合、脂漏性皮膚炎による抜け毛を疑う必要があります。

脂漏性皮膚炎の抜け毛とAGAの関係

AGAとは、男性型脱毛症と呼ばれ、男性ホルモン(テストステロン)と5αリダクターゼ(還元酵素)が結合することによって生成される悪玉の男性ホルモンの影響で、通常3~5年髪の毛が成長し続けるはずが、数か月~数年で抜け落ちてしまう脱毛症です。

AGAの抜け毛の特徴としては【細くて短い毛】です。この細くて短い抜け毛が増えた場合はAGAを発症しヘアサイクルが乱れている可能性があります。

脂漏性皮膚炎とAGAは直接的な関係はありませんが、皮脂の過剰分泌を招くような生活習慣などは、AGAのリスクを高める可能性があります。

頭皮トラブルの一つフケの種類について

これまで脂っぽい頭皮で痒みやフケが発生する原因についてお伝えしてきましたが、頭皮トラブルはそれ以外の原因でも生じることがあります。

自分がどの頭皮トラブルに該当するか改めて確認して対策を学んでいきましょう。

フケの種類①:脂漏性皮膚炎

皮脂の多い部分に黄色や銀白色の塊のようなフケと、皮膚の赤みが生じます。フケ自体が大きな固まりになっており、髪の毛の根元についているのが特徴です。

また顔や頭だけでなく首周り、腋の下、足の付け根などにも油っぽい皮膚がはがれたものがこびりついた赤い円形の斑が出てくることもあります。

フケの種類②:乾燥性湿疹

薄くて細かい粉状のフケが髪の毛に付着していたり、パラパラと肩に落ちていることもあります。乾燥性のフケは頭皮も乾燥してカサカサしている傾向があります。

乾燥肌やアトピーの方は要注意です。

フケの種類③:乾癬(かんせん)

皮膚から少し盛り上がった赤い発疹の上に、表面を覆うように銀白色のフケのような垢が付着し、ポロポロとはがれ落ちます。頭皮や髪の生え際、肘や膝など比較的に外からの刺激を受けやすいところに出やすいという傾向があります。

慢性的な皮膚疾患となるので、早めに医療機関にて適切な治療を受けることをお勧めします。

フケの種類④:白癬菌(はくせんきん)

白癬とは白癬菌というカビによって生じる感染症で、足にできる「足白癬」は「水虫」と呼ばれ、頭部に感染すると頭部白癬(しらくも)と言います。

円形状に髪の毛が抜け、表面にフケのような細かい鱗屑がみられますが、痒みなどの自覚症状はありません。また毛が抜けやすくなっており、根本で毛が切れると、残った毛が黒く点状に見えることがあります。

白癬菌は接触することで感染してしまう感染症となりますので、疑いがある場合は早めに医療機関にて適切な検査を受けることをお勧めします。

自宅でできる脂漏性頭皮の予防・対策法とは?

自分でできる予防・対策法としては下記のようなことがあります。

自分で出来る脂漏性皮膚炎ケア
  • 適度な運動で汗を流すこと
  • 一日8時間程度の睡眠をしっかりとり肌のターンオーバーを活発にする
  • コーヒーや香辛料などの刺激物を控える
  • 肌の健康を保つ働きをもつビタミンB群を取る(豚・牛・納豆・レバー・卵・牛乳・ほうれん草など)
  • 抗酸化・抗炎症作用があるビタミン・ミネラルを取る(野菜・海藻類・貝類)
  • 抗真菌剤であるミコナゾール入りシャンプーを使用する

自宅で出来る脂っぽい頭皮ケア①:程度な運動

適度な運動は、ストレスの解消だけでなく全身の血液の巡りをよくする効果が期待されています。健康な頭皮環境を保つためには、この血液の流れも非常に重要になってきます。

また、運動して汗を掻くことで、体内の悪いもののデトックスする作用が期待されています。

自宅で出来る脂っぽい頭皮ケア②:十分な睡眠

頭皮の健康を司る上で最も大切なのは十分な睡眠です。

頭皮は寝ているときに、外からの刺激によるダメージを修復するとされています。また、睡眠不足が続くと、免疫力が低下することで新陳代謝も悪くなる事が明らかとなっています。

その結果、肌荒れが起きると同じように頭皮も荒れやすくなります。その結果、頭皮が敏感になり痒みや痛みの原因につながる事があります。

自宅で出来る脂っぽい頭皮ケア③:刺激物を控える

脂質の多い食べ物を控えるのはもちろんですが、カフェインや香辛料・アルコールなどの刺激物を多く含む食べ物を摂りすぎると、過剰な皮脂の分泌を招きます。

頭皮に痒みなどがある人は、頭皮に菌が増えすぎてしまっている可能性があるため、菌の餌となる皮脂の分泌や代謝を控える事が良いとされます。

自宅で出来る脂っぽい頭皮ケア④:ビタミンB群の摂取

脂漏性の頭皮トラブルは、皮脂の過剰分泌による菌が増えてしまうことを前述致しましたが、ビタミンB群を摂取することで脂質の代謝を促す事ができるとされています。

特に、ビタミンB6、B12は脂質の代謝を促すビタミンとされるため頭皮トラブルやベタつきが気になる人は意欲的にとってほしいビタミンとなります。

ビタミンB6が豊富な食べ物
唐辛子、にんにく、ピスタチオ、ドライトマト、ごま

ビタミンB12が豊富な食べ物
しじみ、あさり、レバー、イワシ、卵黄

自宅で出来る脂っぽい頭皮ケア⑤:抗酸化・抗炎症作用がある食べ物を取る

頭皮トラブルによって痒みを起こしているケースの多くが頭皮に炎症が起きてしまっています。そのため、頭皮の炎症を抑えることも大切となります。

また、頭皮トラブルの原因にもつながる「皮脂の酸化」を防ぐためにも抗酸化力が高い食べ物を積極的に摂取するように意識していきましょう。

抗炎症作用がある食べ物
鯖、魚、緑黄色野菜、亜麻仁油、アボカド

抗酸化力がある食べ物
ブロッコリースプラウト、緑黄色野菜、プルーン、りんご

自宅で出来る脂っぽい頭皮ケア⑥:抗菌シャンプーを使用する

脂漏部位を清潔に保つことが大切です。毎日1回の洗髪を行い清潔に保ちましょう。頭を洗うときは、頭皮に爪を立てたり、皮膚をごしごし強く擦らず、泡でやさしく洗うようにしましょう。

頭皮トラブルが悪化してしまうと普通のシャンプーだけでは中々改善まで見込めない事があります。その場合は、抗真菌剤(ミコナゾール)が含まれたシャンプー(コラージュフルフルシリーズ:持田製薬など)も医薬部外品として薬局で市販されていますので、使用すると効果が期待できます。

よくある頭皮トラブルのQ &A

ミノキシジルタブレットを服用すると頭皮トラブルが起きることがあるって本当?

ミノタブを服用する事で頭皮のあれが生じる事がある事が報告されています。血流を促す事でターンオーバーが乱れてフケが出る事があります。

頭皮が乾燥しているときはシャンプーをしない方が良いですか?

過度な乾燥を引き起こしていない限りは、一日1回シャンプーを推奨しています。

シャンプーはいつ行うのがオススメですか?

夜寝る前にシャンプーを行うようにしましょう。

頭皮トラブルが悪化してしまった時の対処法

かゆみや赤み、頭皮に場合がフケが多くなるなどの症状がある場合には、自己判断せず早めに医療機関に受診してください。

「皮膚炎によって抜け毛が増えたから、髪の毛を増やさなきゃ」と、育毛剤を使ってしまうと頭皮への強い刺激となり症状が悪化する場合があります。

まずは、医療機関にてステロイド剤や抗真菌剤、抗ヒスタミン薬など、適切な治療を受けましょう。

まとめ

本記事では脂漏性皮膚炎によって抜け毛が増える原因をお伝えすると共に、頭皮のフケやかゆみの対策方法をご紹介しました。

脂漏性皮膚炎による抜け毛は、アレルギーなどによる原因もありますが、ほとんどのケースは日々の食生活の積み重ねにより引き起こされる脱毛症です。

「最近、頭皮がかゆいかも」
「脂っこいもの取りすぎて肌がベタベタするなぁ」

このような、兆候が出てきたらひどくなる前に自分の生活を見つめ直し、改善することをお勧めします。また、脂漏性皮膚炎はAGAの人と合併しやすいとも言われています。自分ではどうしようもなくなる前に対策することが最も早く治療するコツです。

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