朝シャンは薄毛の原因で抜け毛の本数が増える？朝シャンをやめたほうがいい理由を解説

夜に時間がない、朝シャンしないと頭皮がベタベタするからと朝シャンが日課になっている方が多いようです。

朝シャンでハゲるのは嘘だ、お湯だけにすれば大丈夫という説がある一方、抜け毛の本数が増える・薄毛の原因になるなど、デメリットが多いのでやめたほうがいいという意見もあります。

本記事では、朝シャンをやめたほうがいい理由をはじめ朝シャンのメリット・デメリット、ハゲる可能性を下げる朝シャンのやり方を解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。

朝シャンをやめたほうがいい理由は薄毛の原因になるから

2019年に行われた頭皮の臭いケアに関する調査で、8.9％は朝シャンをしている・別企業の調査では20代の男女で40～50％が朝シャンをしているとわかりました。

科学的に立証されている訳ではありませんが、実をいうと朝シャンは抜け毛の本数が増える可能性があり薄毛の原因になりかねないので、やめたほうがいいのです。

ここからは、薄毛の原因になりかねない朝シャンをやめたほうがいい理由を解説していきます。

朝シャンをやめたほうがいい理由①：シャンプーが雑になりやすい

朝シャンをするために早起きしているという方には当てはまりませんが、朝は時間に余裕がないからと慌ただしく過ごしている方は、シャンプーが雑になりやすいので朝シャンはやめたほうがいいでしょう。

雑なシャンプーでは頭皮にたまった皮脂や汚れをしっかりと落とせないだけでなく、すすぎが不十分でシャンプーの成分が残ったまま長時間過ごすことに繋がります。

皮脂や汚れ・シャンプーの成分によって頭皮環境が悪化すると、抜け毛が増えるのでハゲる原因となる可能性が高くなるため、朝シャンはやめたほうがいいのです。

朝シャンをやめたほうがいい理由②：直接紫外線ダメージを受ける

朝シャンをやめたほうがいい理由、続いては頭皮に直接紫外線ダメージを受けるからです。

頭皮は適度な量の皮脂膜によるバリアに覆われていないとダメージを負いやすくなるのですが、朝シャンをすると必要な皮脂まで取り去ってしまうためバリアも無くなってしまいます。

バリアのない状態のまま出かけると直接紫外線を浴びるため、頭皮の日焼けや乾燥を招き頭皮環境を悪化させてしまいかねないので、朝シャンはやめたほうがいいでしょう。

朝シャンをやめたほうがいい理由③：抜け毛が増える

朝シャンをする人で夜にシャンプーをしない場合は、頭皮トラブルを引き起こし抜け毛が増える原因になるということが、朝シャンをやめたほうがいい理由です。

夜にしっかりシャンプーをしないと、寝ている間に頭皮についた皮脂や汚れをエサに頭皮の常在菌が増加します。

睡眠中は髪の毛を作る細胞が活性化する時間帯なのですが、汚れたり菌が繁殖していると髪の毛の成長が妨げられ抜け毛が増える可能性が高くなるため、朝シャンはやめたほうがいいのです。

朝シャンをやめたほうがいい理由④：頭皮が乾燥する

朝シャンだけでなく夜もしっかりシャンプーしている場合は、シャンプーの洗浄成分によって頭皮が乾燥してしまい抜け毛が増えるので、朝シャンはやめたほうがいいです。

シャンプーに使われている洗浄成分が強い・弱いにかかわらず、皮脂がバリアとして働く時間が短いまま取り去られてしまうと、皮脂が過剰に分泌されて頭皮がベタベタしやすくなります。

朝シャンしないと頭皮がベタベタするという方は、1日に何度もシャンプーするのをやめると落ち着くことが多いので、朝シャンをやめたほうがいい可能性が高いです。

抜け毛が増える理由は朝シャンだけではない

朝シャンをやめたほうがいい理由を4つ解説しましたが、抜け毛が増える・薄毛の原因になるのは朝シャンだけではありません。

抜け毛が増える・薄毛の原因になっているのは、朝シャンしないと頭皮がベタベタする・寝癖がひどいなどといった、朝シャンをしなくてはいけない生活習慣自体が原因の可能性が高いです。

日課となってしまった朝シャンから卒業し、健康な髪の毛を育てたいという方は規則正しい生活習慣に変えるためのアドバイスを、薄毛の専門家に相談してみましょう。

抜け毛の本数が増える？朝シャンのメリット・デメリット

朝起きた時に体や頭皮がベタベタしているから、シャワーを浴びて朝シャンしないとスッキリしない・目が覚めないという方も多いでしょう。

朝シャンには抜け毛の本数が増えるというデメリットもありますが、メリットもあります。

ご自身にとって朝シャンのメリットが必要なのか、それともデメリットが上回り朝シャンしないようにするのかを確認してみてください。

朝シャンをするメリット

朝シャンには、以下にあげた3つのメリットがあります。

朝からシャワーを浴びて朝シャンすると、血流が促進されて体が覚醒し目が覚めますし、髪の毛を根元から濡らすと水素結合が切れるので寝癖も直しやすくなることがメリットです。

寝ている間にかいた汗によるベタベタや臭いは、1分程度シャワーを浴びるだけで無くなりますが、それ以上時間をかけると汗が引きにくくなるので注意してください。

朝シャンのデメリット

続いて、朝シャンのデメリットは以下の通りです。

慌ただしく過ごすことが多い時間の朝シャンは、丁寧にシャンプーやすすぎ・ドライヤーができずに頭皮環境を悪化させがちになるため、デメリットが多いということがわかります。

上記にあげた朝シャンのデメリットによって、抜け毛の本数が増える可能性が高まるため、朝シャンが薄毛の原因になると説は嘘ではないのです。

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ハゲる可能性を下げて朝シャンする方法

デメリットが多くハゲる可能性が高くても、朝シャンしないと髪や頭皮がベタベタするという方のために、抜け毛の本数を増やさないための朝シャン方法をご紹介します。

とはいえ、頭皮トラブルを起こさず薄毛の原因をできるだけ減らし、基本は寝る前のシャンプーだけにするように心がけていきましょう。

ハゲる・薄毛を防ぐ朝シャンのポイント①：毎日しない

1つ目のハゲる・薄毛を防ぐ朝シャンのポイントは、毎日しないことです。ひどい寝癖やたくさん寝汗をかいた程度であれば、シャンプーを使わなくてもシャワーを浴びるだけで十分洗い流せます。

やめたほうがいい理由でも解説しましたが、朝からシャンプーを使って頭皮や髪の毛を洗うと必要な分の皮脂までも取り去ってしまうため、紫外線によるダメージを防ぎきれません。

そのため、前日にシャンプーできなかったなどシャンプーを使わないといけない時にだけ、朝シャンするようにしましょう。

ハゲる・薄毛を防ぐ朝シャンのポイント②：シャンプーを乾かす時間を十分にとる

ハゲる・薄毛を防ぐ朝シャンのポイントの2つ目は、シャンプーを乾かす時間を十分にとることです。時間がないと、洗い方やすすぎ・乾かすのが雑になり、頭皮環境を悪化させやすくなります。

髪の毛を濡らす前のブラッシング、2～3分程の予洗いとシャンプーを使って頭皮を洗う、すすぎ残しがないように3分程度かけてすすぐ、そして根元から髪の毛を十分乾かすまでの時間が必要です。

髪の毛が短い方ならトータルで15分程度、ロングヘアでは30分ほどかかると考えられるので、その時間がとれない方は夜にシャンプーをして朝シャンしないようにしましょう。

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ハゲる・薄毛を防ぐ朝シャンのポイント③：お湯だけでシャンプーする

ハゲる・薄毛を防ぐ朝シャンのポイント、3つ目はお湯だけでシャンプーする湯シャンを行うことです。寝癖直しや頭皮のベタベタは湯シャンで十分洗い流せます。

40℃以上のお湯では皮脂を過剰に洗い流し乾燥させてしまうため、シャワーの温度は37～39度程度に設定して予洗いをする時と同じように、頭皮を十分に濡らして軽くマッサージする感覚で洗いましょう。

湯シャンの後はタオルドライをし、頭皮が蒸れないようにすばやくドライヤーを使って、髪の毛の根元から順番に十分乾かしてください。

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ハゲる・薄毛を防ぐ朝シャンのポイント④：紫外線対策をする

4つ目のハゲる・薄毛を防ぐ朝シャンのポイントは、朝シャンの後はしっかりと紫外線対策をすることです。天然のバリアが外された状態の頭皮は、紫外線ダメージを受けやすいので気をつけましょう。

紫外線を直接浴びると髪の毛や頭皮の内部までダメージを負い、髪のごわつきや切れ毛・白髪の増加に頭皮の乾燥が起こり、フケや抜け毛の本数が増えるなどします。

頭部は顔の2～3倍と言われるほど紫外線を受けやすく、特に髪の分け目は日焼けしやすい場所ですので、UV加工された日傘や帽子・日焼け止めスプレーを使い紫外線対策を行ってください。

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朝シャンは薄毛の原因？抜け毛の本数が増える朝シャンをやめたほうがいい理由まとめ

本記事では、朝シャンは抜け毛の本数が増える？朝シャンは薄毛の原因でやめたほうがいい理由を解説しました。

朝シャンでハゲるのは嘘だという説もありますが、結論として朝シャンは頭皮環境を悪化させてハゲる・薄毛の原因となる可能性が高く、メリットよりもデメリットが上回るのでやめたほうがいいでしょう。

これまで頭皮がベタベタするから朝シャンしないと！と思っていた方は、夜のうちにシャンプーを使い朝はお湯だけの湯シャンに切り替えるなどして、髪の毛や頭皮を労わってください。