生え際や分け目からピョコっと飛び出す浮き毛やアホ毛がひどい状態だと、ヘアスタイルも決まらずイライラしたり気持ちが沈んでしまう方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ひどい浮き毛やアホ毛の原因として頭皮環境や髪質の悪化などが考えられますが、適切に対処・対策することで改善できる可能性があります!
この記事では、ひどい浮き毛・アホ毛の原因と直し方のほか、おすすめの髪型やヘアアレンジもご紹介していくのでお困りの方はぜひ最後までご覧ください。
ひどい浮き毛(アホ毛)の4つの直し方・抑える方法を解説!
ひどい浮き毛・アホ毛はせっかくセットした髪型も台無しにしてしまうほか、意外に根強く「うまく対処できない」と悩む方も少なくありません。
まずは、ひどい浮き毛やアホ毛の直し方・抑える方法を解説していくので、外出前のヘアセットでお困りの方もぜひ試してみてください。
- ブローの前に髪の毛を濡らす
- コームにワックスを付けて整える
- ヘアワックスで抑える
- ヘアスプレーを使う
浮き毛の直し方・抑える方法①:ブローの前に髪の毛を濡らす
ひどい浮き毛やアホ毛の直し方・抑える方法1つ目は、ブローの前に髪の毛を濡らしておくことです。
ボトルに入れた水を、浮き毛が出やすい部分にスプレーしてからドライヤーをかけると目立ちにくくなります。
アホ毛になりやすい部分を押さえながら温風を当てたり、毛流れに沿ってブローすることで、ナチュラルな仕上がりが期待できるでしょう。
浮き毛の直し方・抑える方法②:コームにワックスを付けて整える
ひどい浮き毛やアホ毛の直し方・抑える方法2つ目は、コームにワックスをつけて整えることです。
コームに普段使っているワックスを付けて、毛流れに沿って撫でつけるとアホ毛の部分を抑えることができます。
慣れると10秒程度で浮き毛を直せるので、出社前の支度を手短に済ませたい方にも向いているでしょう。
浮き毛の直し方・抑える方法③:ヘアワックスで抑える
ひどい浮き毛やアホ毛の直し方・抑える方法3つ目は、ヘアワックスで抑えることです。
自宅でアホ毛を抑えたいときは、手のひらに適量のヘアワックスを馴染ませてから髪の毛を整えるのも効果的です。
また、外出先で浮き毛になるのが不安な場合は、マスカラタイプやスティックタイプのヘアワックスをポーチに入れて対策しておくのも良いでしょう。
浮き毛の直し方・抑える方法④:ヘアスプレーを使う
ひどい浮き毛やアホ毛の直し方・抑える方法4つ目は、ヘアスプレーを使うことです。
ヘアスタイリングを終えたあとに、ヘアスプレーを浮き毛から20cmほど離した状態で軽く噴霧して、全体的に抑える方法もおすすめです。
コームの側面にキープ力が高いハードタイプのヘアスプレーを吹き付けて、毛流れに沿って整える方法もおすすめなので、やりやすい方法を活用してみてください。
ひどい浮き毛(アホ毛)が発生する5つの原因とは?
ひどい浮き毛やアホ毛の直し方を解説してきましたが、できればアホ毛を根本から解決して手間を最小限に抑えたいところです。
ここからは、ひどい浮き毛やアホ毛が発生する5つの原因を解説していくので、根本解決に繋げるための基本情報として参考にしてみてください。
- 切れ毛や成長途中の短い髪の毛
- 髪の毛が乾燥している
- 髪にうねりがある
- 加齢による頭皮や髪の毛の変化
- 美容室で必要以上に梳かれた
原因①:切れ毛や成長途中の短い髪の毛
ひどい浮き毛やアホ毛が発生する原因1つ目は、切れ毛や成長途中の短い毛があることです。
髪の毛は成長期・退行期・休止期のヘアサイクルで成長しており、人によっては何らかの原因でヘアサイクルが乱れ、アホ毛になりやすい短い毛が増えることがあります。
また、ブリーチやヘアカラーのダメージによって切れ毛が増えると浮き毛になりやすいため、こまめに正しいヘアケアを行なう必要があるでしょう。
原因②:髪の毛が乾燥している
ひどい浮き毛やアホ毛が発生する原因2つ目は、髪の毛が乾燥していることです。
ドライヤーの当て方を間違えていたり不十分だったりすると、毛流れにバラつきが生じて髪の毛が乾燥しやすくなります。
髪の毛が乾燥すると静電気の影響を受けやすくなるため、特に先述したような短い毛がふわっと立ち上がる原因になってしまうでしょう。
原因③:髪にうねりがある
ひどい浮き毛やアホ毛が発生する原因3つ目は、髪にうねりがあることです。
髪の毛がうねると毛流れが揃わずに乾燥しやすくなるほか、うねり自体が浮き毛として立ち上がってしまう原因になります。
うねりやすい髪質を活かしてパーマで目立たせないようにするか、髪の毛がうねらないようにヘアセットする必要があるでしょう。
原因④:加齢による頭皮や髪の毛の変化
ひどい浮き毛やアホ毛が発生する原因4つ目は、加齢による頭皮や髪の毛の変化です。
元々うねりやすい髪質の方も居ますが、加齢による毛穴のゆるみや頭皮の筋膜の衰えによって、後天的にうねりやすくなる方も少なくありません。
また、更年期などに女性ホルモンのエストロゲン分泌量が低下すると、髪質が変わって浮き毛が起こりやすくなる場合もあります。
原因⑤:美容室で必要以上に梳かれた
ひどい浮き毛やアホ毛が発生する原因5つ目は、美容室で必要以上に髪の毛を梳かれたケースです。
毛先がスカスカになるほど髪の根元から梳かれると、髪の毛が必要以上に軽くなってまとまりにくくなり浮き毛が出やすくなります。
事前に「梳きすぎないでください」とオーダーするのもひとつの手段ですが、場合によっては美容室自体を変えてみるのも良いかもしれません。
ひどい浮き毛の原因や対策は専門家にお任せ!
ひどい浮き毛やアホ毛は元々の髪質やその日の湿度なども影響しますが、場合によっては体質の変化やヘアサイクルの乱れが原因になっている場合もあります。
日常のストレスやホルモンバランスの変化によって細く短い毛が増えたり、場合によっては抜け毛を伴う病気が隠れている可能性もあります。
当店は浮き毛やアホ毛などの悩みに関する専門的な治療や、改善に向けたアプローチを行っているので、お悩みの方はぜひお気軽にご相談ください!
ひどい浮き毛(アホ毛)を改善する方法はある?
ひどい浮き毛・アホ毛の原因や直し方を解説してきましたが、根本的に改善する方法があるのかが知りたい方も多いはずです。
結論から言うと、日々のヘアケアの見直しと改善によって浮き毛を改善できる可能性があるので、シャンプーのやり方や種類を変えてみることも検討してみましょう。
続いては、ひどい浮き毛・アホ毛を改善する方法を解説していくので、できそうなことから毎日の習慣として取り入れてみてください。
シャンプーのやり方によって改善する可能性がある
普段のシャンプーのやり方を見直すことによって、アホ毛や浮き毛が抑えられる可能性があります。
髪を洗う前にブラッシングから始めて、ぬるま湯による予洗いや汚れを残さないすすぎを丁寧に行なうことで、髪質や頭皮環境が改善されていくでしょう。
下記に正しいシャンプーのやり方を一連の手順としてまとめているので、ぜひ入浴前にチェックして実践してみてください。
- 夜にシャンプーをする
- シャンプー前にブラッシングをする
- シャンプーは髪のに合った量を使う
- 頭皮を洗うイメージでシャンプーする
- シャンプーよりもすすぎに時間を掛ける
- トリートメントは目の粗いコームで梳かしてから放置する
- 髪にトリートメントが残らないように洗い流す
シャンプー・トリートメントは保湿効果のあるタイプがおすすめ
シャンプーの洗浄力が高すぎると頭皮や髪の乾燥を招くため、保湿成分を配合したシャンプーやトリートメントに変えてみるのも良いでしょう。
乾燥は浮き毛が出やすくなる原因なので、天然由来のオイルやヒアルロン酸といった、乾燥やパサつきを抑える成分入りのシャンプー・トリートメントがおすすめです。
乾燥した髪の毛におすすめの成分を下記にまとめているので、ご自身の髪質や髪の問題に合った商品を選ぶ上での参考にしてみてください。
効果 | 具体的な成分 |
---|---|
髪の毛の保湿 | ヒアルロン酸・コラーゲン・リピジュア |
パサつきを抑える | アルガンオイル・オリーブオイル・椿油・ひまわり種子油 |
髪の毛へのダメージを抑えることも大切
髪の毛が切れたり乾燥するのを防ぐためには、日々蓄積されるダメージを最小限に抑えることにも意識を向けてみてください。
パサつきや切れ毛が多い時はなるべくカラーリングやパーマを控えて、トリートメントやヘアオイルを使ったヘアケアの期間に充てることも大切です。
また、外へ出かける時は帽子を被るか日傘を差すなどして、紫外線が髪の毛に直接当たらないように対策しておきましょう。
ひどい浮き毛(アホ毛)が目立たない2つの髪型・ヘアアレンジ
ここまでひどい浮き毛やアホ毛の直し方と改善方法をお伝えしてきましたが、とりあえず1日を乗り切るための手短な対処法が知りたい方も居るでしょう。
短期的に浮き毛を何とかしたい場合は、簡単なヘアアレンジや髪型の工夫によって、ナチュラルにカバーする方法もおすすめです!
最後に、ひどい浮き毛やアホ毛を目立たせない髪型とヘアアレンジのやり方をご紹介していくので、ぜひ活用してみてください。
- 濡れ髪風のひとつ結び
- スカーフを使ったお団子スタイル
髪型・ヘアアレンジ①:濡れ髪風のひとつ結び
ひどい浮き毛やアホ毛を目立たせない髪型とヘアアレンジの1つ目は「濡れ髪風のひとつ結び」です。
500円玉サイズのオイルと適量のヘアワックスを手に取って混ぜたら、毛先から髪全体に向かってまんべんなく馴染ませます。
コームの柄でセンターの分け目を作り、髪を後ろでひとつにまとめながら、顔にかける髪を左右で2本~3本ほど分け取っておきましょう。
全体を上から下へ軽くブラッシングし、後頭部付近の低い位置で髪を結んだ後、指先に残った少量のワックスで前髪を整えて束感を出したら完成です。
髪型・ヘアアレンジ②:スカーフを使ったお団子スタイル
ひどい浮き毛やアホ毛を目立たせない髪型とヘアアレンジの2つ目は「スカーフを使ったお団子スタイル」です。
前述のスタイルと同じように、ヘアワックスとオイルを馴染ませて全体をしっとりとさせた後、後ろ結びにして毛束をお団子にします。
毛束をねじってお団子にしたら、後頭部の地毛とくっつくようにヘアピンで固定しましょう。スカーフを細長に折り、後頭部から前頭部に向かって巻きながら結び目を作ります。
最後に耳の前に出ている髪の毛に残ったヘアワックスを軽く馴染ませて、束感を演出したらスカーフを使ったお団子スタイルの完成です。
ひどい浮き毛(アホ毛)の原因と直し方・抑える方法まとめ
この記事では、ひどい浮き毛の原因と直し方や改善方法のほか、アホ毛を目立たせないようにする髪型やヘアアレンジの方法をまとめてご紹介しました。
浮き毛は髪の毛の乾燥や切れ毛などが原因で起こりやすくなる現象ですが、シャンプーなどのヘアケアや髪型のアレンジといった直し方でカバーすることが可能です。
場合によっては体調不良やホルモンバランスの乱れが浮き毛の原因になっている可能性もあるので、なかなか改善せずにお悩みの方はぜひ当店へお気軽にご相談ください!