「入浴後も頭皮が油っぽい」「暑さでベタつくのが気持ち悪い」など、頭皮の皮脂に関連した不快感やトラブルでお悩みの女性も多いです。
結論から言うと、頭皮がベタつく時はシャンプーの種類とやり方を見直したり、食事や睡眠といった生活習慣を改めることで改善する可能性があります!
この記事では、頭皮が油っぽい原因やベタつく時の対策方法・直し方をまとめてご紹介していくので、頭皮トラブルでお悩みの女性はぜひ最後までご覧ください。
女性の頭皮が油っぽい・ベタつくと感じる6つの原因

頭皮の油っぽい感じやベタつく感覚は、頭皮から分泌される皮脂によるもので、何らかの原因で皮脂が出過ぎている可能性があります。
まずは、女性の頭皮が油っぽい・ベタつくと感じる6つの原因から解説していくので、ご自身の生活スタイルや体質にどれだけ当てはまるかをチェックしてみてください。
- 頭皮の汚れが完全に落とせていない
- 頭皮が乾燥している
- 油ものが多い食事
- 乱れた生活習慣
- 女性ホルモンによる影響
- 皮脂の分泌量が多い体質
原因①:頭皮の汚れが完全に落とせていない
女性の頭皮が油っぽい・ベタつく原因1つ目は、頭皮の汚れが落としきれていないことです。
皮脂汚れや汗・ホコリのほか、ヘアセットに使ったスタイリング剤などが頭皮に残ると毛穴が詰まる原因になります。
毛穴が詰まる場合は、シャンプーの洗浄力が低過ぎるか、シャンプーのやり方が不十分である可能性が高いでしょう。
原因②:頭皮が乾燥している
女性の頭皮が油っぽい・ベタつく原因2つ目は、頭皮が乾燥していることです。
シャンプーの洗浄力が高すぎると、肌を守るために必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮が乾燥する場合があります。
乾燥すると頭皮を守ろうとして余計に皮脂が分泌されてしまうため、シャンプーの種類を見直すか、適切な保湿ケアが必要になるでしょう。

原因③:油ものが多い食事
女性の頭皮が油っぽい・ベタつく原因3つ目は、油ものが多い食事に偏っていることです。
脂質の多いスナック菓子や、ファストフード・揚げ物ばかり食べていると、皮脂が多く分泌されてベタつくようになります。
また、脂質や糖質ばかり摂取すると頭皮の毛穴が皮脂で詰まり、健康的な髪の毛が生えにくくなるケースがあるので注意が必要です。
原因④:乱れた生活習慣
女性の頭皮が油っぽい・ベタつく原因4つ目は、乱れた生活習慣です。
普段から運動する習慣がなかったり、睡眠時間を削っていると、成長ホルモンの分泌量が減って頭皮のターンオーバーに乱れが生じます。
頭皮のターンオーバーが乱れて乾燥すると皮脂が過剰分泌されるため、生活習慣全般を見直してマイナスの要因を減らすことも大切です。
原因⑤:女性ホルモンによる影響
女性の頭皮が油っぽい・ベタつく原因5つ目は、女性ホルモンによる影響です。
女性ホルモンのエストロゲンは肌や髪の艶に関連する重要なホルモンですが、生理前になるとプロゲステロンの分泌量が増加します。
出産後や加齢などでエストロゲンが減り、皮脂分泌に関わるプロゲステロンの量が多くなると、ホルモンバランスの乱れで頭皮の皮脂分泌量が多くなります。

原因⑥:皮脂の分泌量が多い体質
女性の頭皮が油っぽい・ベタつく原因6つ目は、皮脂の分泌量が多い体質であることです。
生まれつき汗をかきやすかったり、皮脂が出やすい体質の女性も多いですが「元々の体質だから」といって諦める必要はありません。
後ほど解説する対策方法や直し方を、日々の生活に取り入れることで改善する可能性は高いので、できる範囲で少しずつ実践していきましょう。

女性の頭皮が油っぽい原因を見分けるセルフチェック
頭皮が油っぽくなる原因は、単純な皮脂の多さだけではありません。
シャンプーの洗い残し・洗いすぎによる乾燥・スタイリング剤の付着・汗・皮膚トラブルなど、複数の原因が重なっている場合もあります。
原因によって必要な対策が異なるため、まずは現在の頭皮に当てはまる項目を確認してみましょう。
- シャンプー後、髪を乾かす前から頭皮がベタついている
- 耳の後ろや襟足、生え際にぬるつきが残りやすい
- ワックス・ヘアオイル・スプレーを毎日使用している
- シャンプーを短時間で済ませることが多い
- 1日に2回以上シャンプーすることがある
- 洗浄力の強いシャンプーを毎日使用している
- 頭皮につっぱり感や細かい乾いたフケがある
- 黄色く湿ったフケやかさぶたが出る
- 頭皮に赤み・かゆみ・湿疹がある
- 眉間・小鼻・耳の周囲も赤くなったり皮がむけたりする
洗髪直後からベタつく場合は洗い残しを確認する
シャンプー後すぐに頭皮が油っぽく感じる場合は、皮脂が急に大量分泌されたのではなく、皮脂・シャンプー・トリートメント・スタイリング剤などが頭皮に残っている可能性があります。
特に、耳の後ろ・襟足・こめかみ・後頭部は、すすぎ残しが起こりやすい場所です。
シャンプーを増やす前に、予洗いとすすぎの時間を見直し、シャワーを頭皮までしっかり届かせましょう。
トリートメントは基本的に毛先を中心になじませ、頭皮用と記載されていない商品を頭皮へ直接塗ることは避けてください。
洗髪から数時間後にベタつく場合は汗や皮脂の影響も考えられる
朝は気にならないものの、昼から夕方にかけて頭皮や前髪がベタつく場合は、皮脂の分泌に加えて汗や湿気が影響している可能性があります。
特に気温や湿度が高い日、帽子を長時間かぶった日、運動した日は、頭皮が蒸れてベタつきやすくなります。
汗をかいた時は、清潔なタオルで押さえるように拭き取り、強く擦らないようにしましょう。
ドライシャンプーは一時的なベタつき対策として利用できますが、皮脂や汚れを完全に洗い流すものではないため、通常の洗髪の代わりとして毎日使用することはおすすめできません。
ベタつくのにつっぱる場合は洗いすぎの可能性もある
頭皮は油っぽいのに、洗髪直後につっぱる、ヒリヒリする、細かく乾いたフケが出る場合は、洗浄力が強すぎるシャンプーや洗いすぎによって頭皮が刺激を受けている可能性があります。
頭皮のベタつきが気になるからといって、1日に何度もシャンプーしたり、爪を立てて強く洗ったりすると、頭皮の乾燥や炎症を悪化させる場合があります。
洗髪回数やシャンプーの使用量を増やすのではなく、頭皮の状態に合う洗浄力の商品へ見直し、指の腹でやさしく洗うことが大切です。
黄色いフケ・赤み・かゆみがある場合は脂漏性皮膚炎の可能性もある
頭皮にベタつきがあるだけでなく、黄色や白色のフケ、赤み、かゆみ、湿疹が繰り返し出る場合は、脂漏性皮膚炎などの皮膚トラブルが隠れている可能性があります。
脂漏性皮膚炎は、頭皮や顔など皮脂の多い部分に起こりやすく、ベタついた鱗のようなフケや赤み、かゆみなどがみられる皮膚炎です。
眉間、小鼻の周り、耳の中や後ろにも赤みや皮むけがある場合は、シャンプーの問題だけではない可能性があります。
頭皮クレンジングやスクラブを繰り返しても改善しない場合は、刺激の強いケアを続けず、皮膚科へ相談しましょう。
抜け毛や薄毛を伴う場合はベタつき以外の原因も確認する
頭皮が油っぽい時期と抜け毛が増えた時期が重なると、皮脂が毛穴を詰まらせて髪が抜けたように感じる方もいます。
しかし、皮脂が多いだけで必ず薄毛になるとは限りません。
抜け毛には、女性型脱毛症、円形脱毛症、出産後の変化、過度なダイエット、鉄不足、甲状腺の病気、強いストレスなど、さまざまな原因があります。
頭皮の赤みやかゆみが治まらない、抜け毛の増加が数週間以上続く、分け目が以前より広がっている、円形に抜けている場合は、皮膚科などの医療機関へ相談してください。
- 黄色くベタついたフケやかさぶたが繰り返し出る
- 頭皮に強い赤み・かゆみ・痛みがある
- 出血・膿・湿った傷がある
- 市販のシャンプーを変えても改善しない
- 眉間・小鼻・耳の周囲にも赤みや皮むけがある
- 局所的または急激な抜け毛がある
- 症状が長期間続いている
サロンでは頭皮スコープを使って、皮脂・乾燥・赤み・毛穴周辺の状態を確認し、洗髪方法や日常の頭皮ケアについてアドバイスできます。
ただし、皮膚炎や感染症、脱毛症の診断・治療はできないため、炎症や脱毛を伴う場合は医療機関での診察を優先しましょう。

女性が油っぽい・ベタつく頭皮を放置しているとどうなる?

女性の頭皮から皮脂が過剰分泌される原因を解説してきましたが、ベタつく不快感以外にデメリットがあるのかを知りたい方も多いはずです。
続いては、女性の油っぽい・ベタつく頭皮を放置するリスクやデメリットを解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
フケの量が増える
シャンプーでしっかりと皮脂を落としきれないと、フケも落ちにくくなるため量が増えたように感じますが、頭皮に残ったフケは見た目にも影響を及ぼします。
残った皮脂はかゆみを引き起こすため、服や周囲にフケが散らばってしまうほか、毛穴を詰まらせてニキビや湿疹を引き起こす原因にもなるので注意が必要です。

頭皮から臭いが発生する
頭皮が油っぽい・ベタつく状態を放置していると、皮脂汚れから不快な臭いを発生させてしまう場合があります。
頭皮には、顔の中でも特に皮脂が多く分泌される「Tゾーン」の約2倍の皮脂腺が存在するため、状態によっては周りの人に臭いがバレる可能性もあるでしょう。
自分よりも周囲の方が体臭に敏感なので、自分では「問題ない」と思っていても、すでに不快な臭いが発生しているかもしれません。
頭皮のニキビ・湿疹は抜け毛の増加や薄毛にも繋がる
皮脂の過剰分泌によって「脂漏性(しろうせい)皮膚炎」を発症すると、頭皮の赤み・かゆみ・湿疹などが増加します。
脂漏性皮膚炎になると黄色く油っぽいフケが多くなり、毛穴の詰まりでニキビや湿疹が増えるため、頭皮環境が大きく悪化してしまいます。
頭皮環境が悪化すると抜け毛が増えたり、細くて弱々しい髪の毛が生えやすくなるなど、薄毛に繋がるリスクもあるので早めに対策しましょう。
頭皮の状態が悪化する前に早めの診断・治療がおすすめ!
頭皮が油っぽい・ベタつくだけであれば、日頃の対策によってある程度症状は改善していくでしょう。
しかし、そのまま放置したり対策が不十分だと、頭皮環境が悪化して湿疹のかゆみで辛い思いをしたり、徐々に薄毛が進行するリスクもあります。
当店は女性の頭皮トラブルに関する専門的な治療と、改善に向けたアドバイスを行っているので、お悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。
女性の頭皮が油っぽい・ベタつく時の3つの対策方法

女性の皮脂が多い原因と放置するリスクを解説してきましたが、どのような対策をすれば改善するのかが気になるところです。
続いては、頭皮の油っぽさやベタつきの対策方法を3つご紹介していくので、頭皮ケアに関心のある方もぜひ参考にしてみてください。
- ドライシャンプーを使用する
- シャンプーの種類を見直す
- ヘッドスクラブや頭皮クレンジングで清潔な頭皮を保つ
対策方法①:ドライシャンプーを使用する
ドライシャンプーは水やお湯を使わずに頭皮や髪の毛をケアできるアイテムで、災害時に備えるべきアイテムとしても知られています。
下記にドライシャンプーのタイプと洗浄力・皮脂の吸着力・タオルドライの有無をまとめているので、商品選びの参考にしてみてください。
| 種類 | 使用タイミング | 洗浄力 | 皮脂の吸着 | タオルドライ |
|---|---|---|---|---|
| スプレータイプ | 髪・頭皮のベタつきが特に気になる時 | 弱め | ◎ | 不要 |
| ジェルタイプ | シャンプーが出来ない日 | あり | ◯ | 不要 |
| ムースタイプ | シャンプーが出来ない日 | 強め | ◯ | 必要 |
| シートタイプ | 髪の毛の汚れが気になる時 | あり | ◯ | 不要 |
| パウダータイプ | 髪・頭皮のベタつきが特に気になる時 | 弱め | ◎ | 不要 |
| ミストタイプ | 髪に香りをつけたい時 | 弱め | ◯ | 不要 |
対策方法②:シャンプーの種類を見直す
シャンプーで皮脂汚れを適切に落とすためには、頭皮の状態やスタイリング剤の使用量に合った洗浄力の商品を選ぶことが大切です。
洗髪後につっぱりや乾燥を感じる方は、比較的マイルドな洗浄成分を使用したシャンプーも選択肢になります。一方で、スタイリング剤を多く使用する方は、洗浄力が弱すぎると汚れが残る場合もあるため、使用後の頭皮状態を確認しながら選びましょう。
また、洗浄後に頭皮の乾燥を防ぐことも大切なので、保湿成分のヒアルロン酸・グリセリン・コラーゲンなどが含まれているかもチェックしてみましょう。
対策方法③:必要に応じて頭皮クレンジングを取り入れる
スタイリング剤や皮脂汚れが通常の洗髪で落としにくい場合は、頭皮用のクレンジング商品を補助的に取り入れる方法があります。
ただし、頻繁なクレンジングや粒子の粗いスクラブは、頭皮の乾燥や刺激につながる場合があります。
赤み・かゆみ・湿疹・傷がある時は使用せず、商品の使用頻度を守りましょう。使用後にヒリヒリ感やかゆみが出る場合は使用を中止してください。
頭皮が油っぽい・ベタつく女性におすすめのシャンプーのやり方を解説!

シャンプーのやり方をプロから習う機会は少なく、多くの女性が自己流で髪や頭皮を洗っているため、十分に汚れが落ちていない可能性があります。
ここからは、頭皮が油っぽい・ベタつく方におすすめの正しいシャンプーのやり方を解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
- シャンプー前の予洗いをしっかりと行う
- 正しい方法でシャンプーする
- 頭皮マッサージをするのもおすすめ
やり方①:シャンプー前の予洗いをしっかりと行う
シャンプーの前にブラッシングすると、髪についたホコリや汚れを落とせるため、効率よく洗髪できるようになります。
ブラッシング後は37℃~39℃のぬるま湯で髪を濡らしながら、頭皮を指で揉むだけでも汚れを8割ほど落とせるので、ぜひ試してみてください。
やり方②:正しい手順でシャンプーする
ブラッシングと予洗いを済ませたら、シャンプーを手に取り、正しい手順で髪と頭皮の汚れを落としましょう。
下記に正しいシャンプーの手順をリストにまとめているので、入浴前に確認してから実践することをおすすめします。
- 髪の水気を切ってから、シャンプーを泡立てる
- 頭皮、髪の毛に泡を乗せて生え際から頭頂部に向かって洗う
- 指の腹で頭皮をマッサージするように洗う
- 洗い残しが無くなるまでしっかりとすすぐ
やり方③:頭皮マッサージをするのもおすすめ
頭皮マッサージは新陳代謝や血行促進に繋がり、頭皮のベタつきを抑えられるため、シャンプー中もしくは入浴後に試してみると良いでしょう。
手のひらや指の腹を使って頭皮全体を優しく揉みほぐすと、次第にポカポカと温まってくるので、頭皮ケアの一環として試してみてください。

頭皮が油っぽい・ベタつく女性におすすめの直し方5選

頭皮の皮脂汚れを落とすシャンプーのやり方を解説しましたが、根本的に皮脂の分泌量を抑えることも大切です。
最後に、頭皮がベタつく女性におすすめの直し方を5つご紹介していくので、ぜひ日々の習慣として取り入れてみてください。
- 食事のバランスを見直す
- 睡眠の質を高める
- ストレスを発散する
- 軽めの運動を続ける
- 頭皮の専門家から診断を受ける
直し方①:食事のバランスを見直す
脂質や糖質の摂り過ぎを控えて、野菜や果物からビタミンやミネラルを摂ることを意識しましょう。
コーヒーに含まれるカフェインや、唐辛子・スパイスなども頭皮に悪影響を与えるため、頻度や量を抑えるようにしてみてください。

直し方②:睡眠の質を高める
寝る前にスマホやパソコンの光を浴びると、脳が覚醒して睡眠の質が低下します。
お風呂で体を温める、寝る直前の飲酒を控える、マッサージやストレッチをするなど、睡眠の質を高める習慣をできる範囲で実践してみてください。
- 軽い有酸素運動をする
- お風呂で温まる
- 就寝前の食事・飲酒・タバコ・カフェインを避ける
- 温かい飲み物を飲む
- 肌触りの良い寝具とパジャマを選ぶ
- 寝室の照明を落とす
- 寝る前にはスマホやパソコンの画面を見ない
直し方③:ストレスを発散する
ストレスは血流を悪化させて頭皮環境に悪影響を及ぼすので、こまめに発散することが大切です。
映画や読書など趣味に没頭する時間を設けたり、友人や家族に会って会話を楽しむなど、メンタルケアにも意識を向けてみましょう。
直し方④:軽めの運動を続ける
運動は頭皮の血流を改善して新陳代謝を活発にするため、できる範囲で取り組むことをおすすめします。
自宅でできる範囲の筋トレやストレッチのほか、近所を散歩したりなるべく階段を使ってみるといった方法も効果的です。

直し方⑤:頭皮の専門家から診断を受ける
頭皮がベタつく背景に複数の原因が隠れている場合は、自力での改善が難しい可能性があります。
専門家から頭皮の診断を受けて、原因を正確に特定することで、より効果的な対策方法を知ることができるでしょう。

女性の頭皮が油っぽい・ベタつく原因および対策・直し方まとめ
この記事では、女性の頭皮が油っぽい・ベタつく原因と、具体的な対策方法や直し方をご紹介しました。
元々の体質が原因の可能性もありますが、シャンプーのやり方や生活習慣を見直すことで、現状よりも油っぽさを改善することはできます。
頭皮の問題は薄毛や抜け毛に繋がるリスクもあるので、なかなか改善せずにお困りの方は、ぜひお気軽に当店へご相談ください!







