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夏は抜け毛が増える原因とは?【暑さに負けない60秒で出来る抜け毛対策】

夏は抜け毛が増える危険がいっぱい【暑さに負けない薄毛対策】

夏は季節の中で最も暑く、紫外線量が多い時期です。

これだけ聞くだけでも、紫外線で頭皮がただれて、抜け毛が増えそうだなぁ…と感じる人も少なくありません。

夏の紫外線の影響が最も受けるのは頭部(髪)と言われています。

また、それだけでなく、汗により蒸れて頭皮を清潔に保つのが難しい季節でもあります。

 

紫外線や蒸れによって気になるのが抜け毛(薄毛)です。

しっかりと夏の対策を行わないと抜け毛が増える原因に繋がりかねません

そこで今回は、【夏の暑さに負けない60秒で出来る抜け毛対策】を紹介します。

目次

夏は抜け毛が増える原因が季節の中で最も多い

夏は、四季の中で1番、頭皮や髪が受けるダメージが多い季節です。

とはいえ、夏の抜け毛が起きるのは、ダメージを受けた2~3か月後。ですので、

身に覚えのない忘れた時に抜け毛がドッと増えることがあります。

(紫外線による炎症のダメージの場合は、数週間~1か月程度で抜け落ちる場合もあります。)

 

そのため、夏は特に頭皮を保護すること・抜け毛を予防する対策をすることが大切です。

後半でお伝えしますが、毎日の60秒程度のケアで十分に夏の頭皮トラブルを回避することが出来ます。

夏の暑さに負けない60秒で出来る抜け毛対策から知りたい人はこちらクリック(ページ下部まで飛びます。)

【夏は毛の生え変わる時期】抜け毛が増える季節

ヘアサイクル

大前提からお伝えします。

夏は髪への様々な刺激があります。

とはいえ、夏は髪の生え変わる時期でもあります。そのため、何もしなくても普段より抜け毛の量は増えます。

抜け毛が多い人では夏になると、

1日50本程度の抜け毛

1日100本近くの抜け毛

なんてことはザラにあります。

そのため、夏になり、抜け毛が増えてしまうと考えて必要以上に悲観的にならなくても大丈夫です。

 

とはいえ、「油断は禁物」です。

 

夏は毛の生え変わり以外に夏特有の環境要因で抜け毛が増えるケースがあります。

結論からお伝えすると、次の3つが「代表的な夏の抜け毛の原因」と考えられています。

ペガ先生

上記の気になる項目をクリックすると記載箇所まで飛ぶことが出来ます。

夏の抜け毛が増える3つの原因とは?

夏の抜け毛が増える原因3選

前述した通り、夏場の抜け毛が増える原因として「紫外線、冷房による影響+食欲減退、頭皮の蒸れ」の3つに分類されます。

それぞれが頭皮や髪に与える影響を確認していきましょう。

その①:紫外線

夏の紫外線は非常に強くまた、日照時間も1年の中で一番長い季節です。

気象庁は、毎年、「北海道・つくば・那覇」における年間のUV量を参考にしています。

次の図は、2018年度のつくばの月毎のUV量です。夏の8月がピークとなっています。

紫外線による抜け毛の量を減らすには、UV量が強い4月~10月までは抜け毛予防の対策を行うべきです。

※)追記
2019年現在(7月下旬)梅雨が長い2019年ですが、UV量はどんどん増加しています。

なぜ、これだけ何度もお伝えする理由は、「髪や頭皮は体の中で直接太陽の光が当たる場所」だからです。

頭皮や髪が受ける負荷は、皮膚が受ける紫外線ダメージより2~3倍大きいともいわれています。

夏の抜け毛の原因その①紫外線

夏になると、こんな変化はありませんか?

夏の頭皮トラブル
  • その①:髪の色が脱色しやすい
  • その②:髪質が落ちる
  • その③:フケが多く出る

いかがでしょうか?

特にフケが良く出るのような症状が出ている場合は、既に頭皮が炎症などのトラブルを起こしている状態です

このままだと、抜け毛の量を増やす危険性が高いです。

実際に日焼けしてしまった頭皮は次の画像のように茶色く日焼けした状態となります。

日焼けした頭皮日焼けした頭皮sskichijoji
同じ人の日焼けしていない場所の頭皮日焼けする前の頭皮sskichijoji

日焼けによる髪や頭皮のダメージが気になる人は「日焼けによる抜け毛を防ぐ方法【日光と頭皮の付き合いかた】」をご覧ください。

 

その②:冷房による影響+食欲減退

お店や職場に入ると冷房が効きすぎて寒い!

寝るときに冷房を切り忘れてしまい、夏風邪を引いてしまう…

このような事は夏特有の現象です。

猛暑の日は「室内と外気温との温度差は平均約10℃」もあるといったデータがあります。

これだけ野外と室内の温度差が大きければ体調も崩しやすくなります。

人の体は、体温を一定に保とうと交感神経が働いています。

温度差が大きい=交感神経がフル稼働する必要あり」であるため、多くのエネルギーが消耗され夏バテなどになってしまうのです。

夏の抜け毛の原因①夏バテ

夏バテになり、栄養価が高いものが食べれなくなってしまうと、髪の成長に必要な栄養が不足していしまいます。

十分な栄養が貰えない髪は、成長することが出来ず細く短いまま、抜け毛となります。

夏バテによる食欲減退は、栄養不足による薄毛を引き起こしかねません。

それだけでなく交感神経のフル稼働は寝つきが悪くなるなどの作用があるため、成長ホルモンの分泌量も低下する原因となります。

 

その③:頭皮の蒸れによる脂漏性脱毛症

「汗が掻いてもハンカチなどでふき取らずそのまま自然乾燥」

「帽子を脱いでみたとき、汗だらけだった」

こちらも夏だったら日常茶飯事ですよね。

このように頭が蒸れた状態が続くと、大量の汗と共に、皮脂の過剰な分泌を引き起こし抜け毛の原因となります。

このような汗で濡れたままの頭皮や、皮脂が多い状態が続くと、頭皮の常在菌が異常繁殖しやすくなります。

頭皮に存在する常在菌は、本来は頭皮を保護する働きを持ちます。

しかし、37℃付近+多湿+皮脂が多い】環境は、「絶好の菌の餌場」なのです。

夏の抜け毛の原因③

増えすぎてしまった、常在菌は頭皮のかゆみや脂漏性皮膚炎を誘導して、抜け毛が薄毛の原因になってしまいます。

既に頭皮が痒みがある、ニキビがある人は、脂漏性皮膚炎の可能性があります。

脂漏性皮膚炎で頭皮が痒い!!抜け毛まで…その原因・対策は?」をご覧ください。

夏の暑さに負けない60秒で出来る3つの抜け毛対策

夏の抜け毛の予防する3つの対策

その①:直に紫外線を浴びないようにする

前述した通り、髪や頭皮は最も紫外線の影響を受ける場所です。

そのため、直接紫外線を浴びないような工夫をしてあげましょう。

対策としておススメの3種の神器(効果的な標品)があります。

 

紫外線対策でおススメの3種の神器
  • その①:帽子を被る(黒系)
  • その②:UVカットスプレーを使用する
  • その③:日傘を使用する

 

単純ですが、この3つが紫外線に対して劇的な効果を発揮します。

帽子を選ぶポイントはつばが大きいものや、UV吸収率が高い黒系の色です。

紫外線が弱い時間帯のみ外出するのもおススメ

夏の紫外線が強い時間帯は10~14時の昼間です。

この時間帯を避けて活動することも時間をかけず出来る抜け毛予防です。

※)正直、抜け毛うんぬんの前に、UVインデックスが8以上(非常に強い)時の外出は体にも危険です…。

 

補足事項

紫外線ダメージは次の時より強くなります。

  1. ヘアカラー後
  2. 海水浴後

薬剤、塩、塩素により、髪の毛の保護であるキューティクルが開いてしまっています。その間にUVが入り込み、切れ毛や抜け毛になりやすいくなります。

その②:夏バテしないように栄養をとる

夏バテを一度起こしてしまうと、しばらくご飯が食べれなくなったり体の免疫力も低下します。

そのため、夏バテを引き起こさないためにも普段から食事を気を付けるようにしましょう。

バランスの取れた食事にプラスして、夏は、胃や腸が疲れないような食事を心がけ【量より質】を意識してあげましょう。

  • 冷たいものを食べすぎない
  • 水分補給・ミネラルを補給
  • クエン酸を摂取(疲労回復)例)レモン、梅干し
  • ビタミンB1(疲労回復) 例)豚肉、大豆、レバー、うなぎ
  • ビタミンCを摂取(免疫力向上)ブロッコリー、ホウレンソウ、いちご、柑橘類

 

その③:保湿+頭皮を清潔に保つ

夏は汗をかいて、頭皮がベタベタな状態や蒸れやすい季節です。

だからこそ、正しい洗髪と保湿が重要となってきます。

正しい洗い方を学び髪の毛のケアをしましょう。

正しいシャンプーのやり方
  • その①お風呂に入る前に、側頭部と後頭部を指の腹を使ってもみほぐして血行を良くします。
    (強くマッサージする必要は一切ありません。)
  • その②髪の毛を濡らす前に、ブラッシングで大きいフケやほこりを落とす。
  • その③半身浴をして、軽く汗ばむまでつかり毛穴を広げてあげます。(じんわり汗をかきましょう)
  • その④シャワーで湯シャンプーのみ(1分以上)
  • その⑤軽く水気を落としたら少量のシャンプーを手に取り、髪の毛全体につける。
    (頭皮にはまだつけなくてよい)
  • その⑥軽くゆすぎ、その後もう一度シャンプーを取り、全体になじませる。
  • その⑦指の腹で頭皮をもみ洗い&マッサージ
    (後ろ ⇒ 横 ⇒ 上 ⇒ 前の順番で洗う)※爪は立てずに洗う
  • その⑧シャワーで完全にシャンプー剤を落とす。入念に。毛穴から落としていくイメージです。
  • その⑨トリートメントは頭皮につけず、髪の毛に馴染ませるのみ。時間はおかず洗い流す。
  • その⑩タオルドライは、こすらず押し付ける感じで行う。
  • その⑪ドライヤーは根本から乾かしていく。

紫外線によって傷ついた頭皮は、乾燥しがちなため、普段のお風呂に椿オイルを頭皮に使用して保湿してあげることも有効です。

夏に抜け毛を増やすNGな行動

夏にやりがちな抜け毛を増やすNGなヘアケアは次の通りです。

夏の抜け毛を増やすNGな行動 理由
ドライヤーを使わず自然乾燥 濡れた髪は雑菌の餌場
ベタベタするから朝シャン 保護のための皮脂まで取り除いてしまうため、頭皮トラブルの原因
暑いから適当に洗う 洗い残し・シャンプー残りの原因

【結論】夏の抜け毛を防ぐには、地味だが毎日のケアが大切

夏の抜け毛を防ぐには、予防がもっとも大切です。

そのため、気温が上がり始める4月から意識して頭皮ケアを行いましょうね。

ペガ先生

既に抜け毛が増えてきちゃった…

薄毛が進行してきてる気がする…

そんな人は、季節性の抜け毛以外の原因も合併している恐れがあります。

そのため、早期に皮膚科又は薄毛治療専門店に相談して原因を明らかにすることをおススメします。

髪の毛の悩みはコッソリ相談して解決してしまうのがコツですよ。

夏以外の季節性の抜け毛が気になる人は、下記の記事も参考にして下さい。

9月から11月に抜け毛がドッサリ…秋の抜け毛が突然起きる理由と対策について

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3月、4月に抜け毛が急増する『春』に起きる薄毛の原因とは?【薄毛対策法】

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この記事を書いた人

川上先生のアバター 川上先生 発毛技能士

スーパースカルプ発毛センター吉祥寺駅前店・渋谷店統括マネージャー

発毛技能士として年間200名以上の薄毛に悩みに乗っています。
1人でも多くのお客様のお悩みが解決し、笑顔が増え豊かな毎日を過ごしていける未来に向け、発毛技能士として全力でサポートさせていただきます。

薄毛にお悩みの方は是非一度ご相談下さいね。

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