普段の生活では、「髪が薄い」と意識していなかったけど、お風呂を入った時にふと頭を見ると、「透けてる感じがする」といった経験はありませんか?
確かに髪の毛が濡れると、髪の毛同士がまとまりやすくなります。しかし、明らかに以前と違ってハゲて見える経験がある人は要注意です。毛量が減ってきている時に生じやすいのが、シャワーで前髪が頭頂部が濡れた時に地肌が見える現象です。
今回は、お風呂上がりに前髪が透けて頭皮が見えるのは、ハゲの始まりなのか。薄くなり始めた時の具体的な対策について解説します。
髪が濡れると頭皮が見える状態は【薄毛・ハゲの初期症状】
結論からお伝えすると、お風呂上がりの髪が濡れた状態で頭皮が見える状態は、薄毛やAGAの初期症状の一つです。
確かに、髪が濡れるとまとまって見えるのも一理あります。とはいえ、薄毛でない人は髪がまとまっても透けて見えることはありません。
濡れた時の頭頂部の写真はこちら(このように地肌が透けて見えてくると要注意です。)
AGAや薄毛が進行するとまず起こるのが、2つあります。
- 毛が細くなること
- 短い毛が増える
この2つの症状が起きることで、髪の毛はどんどん細くなり、濡れて髪がまとまった時に地肌が隠す事ができなくなってハゲが目立ってきます。
見て見ぬフリを続けても薄毛の進行は止まることはなく、毛根から抜け落ちてしまうため、薄毛がどんどん進行してします。
薄毛が進行してしまうメカニズムは?
薄毛が進行は、男性ホルモンの一つ「ジヒドロテストステロン」が毛根部分に結合することで、髪の成長を妨げることが原因です。
そのため、通常は上記の画像のように、髪が伸びる成長期が3~6年続きますが、ジヒドロテストステロンの働きにより、数か月から1年と短縮されてしまうのです。
その結果、髪は十分に発育することができず、短くて細い毛のまま抜け毛となってしまうのです。
年齢ともジヒドロテストステロンの分泌量は関係しており、グラフのように年齢と共に、髪の毛の太さが低下するといった統計データもあるのです。
20代前半をピークに男性は薄毛が進行する傾向にあります。場合によっては10代から発症することもあるのです。
ですので若いから大丈夫。などは考えずにまずは、本当に薄毛が進行し始めているのか良く確認をしてハゲ対策を行いましょう。
【薄毛確認】チェックすべき4つのAGA初期症状
薄毛が進行し始めると、髪が濡れて地肌が透けて見える以外にも次のような初期症状が起きます。
これらの項目を確認して、当てはまる項目があれば要注意です。目を逸らさずに薄毛対策を始めることをおススメします。
短くて細い抜け毛が増える
薄毛やAGAには、ヘアサイクルが乱れて未成熟の髪の毛が抜ける諸症状があります。この原因は、血管の縮小とジヒドロテストステロンの影響によるものです。
そのため、シャンプー・ドライヤーをした時や朝起きた時の枕カバーに付着している抜け毛を確認してみましょう。自分の髪の長さより短い毛て細い毛が多いときは、薄毛対策の始め時です。
抜け毛の量が増える
ヘアサイクルが乱れると、抜け毛の量が増加する傾向にあります。1日の抜け毛の平均本数は50~100本程度と言われています。以前と比べて、抜け毛が増えた症状があれば、注意してください。
具体的な例を上げると、次のようなことが起きやすくなります。
- シャンプーをした時に手に20本近く抜け毛がある。
- 部屋に髪の毛がいつも以上に落ちている。
- ドライヤーをした時に10本以上抜ける。
- 枕カバーにいつも髪の毛が付いている。
髪をセットした時にM字部分・つむじが目立つ
髪の毛をセットした時に感じる違和感も実は薄毛サインの可能性があるのです。
今まではセットしても前髪が透けて見えない。つむじ部分のボリューム感があったはずなのに、今は上手くセット出来ない経験はありませんか?
その時はM字ハゲやつむじハゲの可能性が高いです。
具体的などのような状態になるかは、下記の記事にまとめておりますのでご参照下さい。
頭皮から嫌な臭いがする
ジヒドロテストステロンは頭皮の皮脂腺から分泌されています。そのため、ジヒドロテストステロンが多く出ている状態というのは頭皮の皮脂が多くなりやすい傾向にあります。
この状態は、毛穴づまりを起こしやすく、頭皮の痒みや炎症の原因に繋がります。頭皮に溜まった皮脂は菌の餌となり、過剰繁殖を起こすことで臭いの原因となります。
また、頭の臭いは気づきにくいのが特徴の一つです。他人に指摘される前に、夜、シャンプーをする前に以前と比べて、嫌な臭いがする・頭皮がベタベタするか確認してみましょう。
濡れた時の頭皮の透け感が気になる時の対策法とは?
今回お伝えする対策法は、単にヘアワックスなどで誤魔化す対処法ではなく、薄毛の根本的原因に対するものです。また、自宅出来る対処法をお伝えするため、内服薬や育毛剤を進めるものでもありません。
本格的に薄毛が進行した感じた時は、インターネットで購入できるような育毛剤を使用するのではなく、しっかりと専門家に相談した上で治療を始めることをおススメします。
頭皮の血行を促進させる
髪の毛が細くなるのは、頭皮の血流不足が原因の一つです。そのため、まずは頭皮の血行を促すことから始めてみてはいかがでしょうか。具体的な行動は次の通りです。
①生活習慣を見直す
生活習慣の乱れは、血行不良を引き起こすだけでなく、薄毛の原因であるジヒドロテストステロンの増加にも繋がります。
- バランスの取れた食事
- 毎日15分程度の有酸素運動
- 7~8時間の睡眠
- ストレスの解消
これらを意識することで体の内側のバランスを整え、結果として毛根まで良い血液を送る手助けとなります。これらは髪の毛を生やすための土台作りとして重要です。
②頭皮マッサージを行う
頭皮マッサージは簡単に頭皮の血行を促す事が出来る行動です。特にパソコン仕事やスマホを長時間使用している人は、側頭部から前頭部にかけて凝り固まりやすくなります。
日ごろから目を使う仕事の人には得におススメです。
ツボやマッサージ方法のやり方を下のリンクより図解にて解説しています。
専門家に相談して薄毛治療を検討する
上記でもお伝えしましたが、自分で育毛剤を購入して使用するより、短時間でかつ効果的に薄毛の悩みを解決できるのが、専門家に相談することです。
インターネットで購入できる製品には、アフィリエイトなどで効果がほとんどないにも関わらず過大に広告されてるものが多々あります。毎月1万円程度効果がない育毛剤に使用するのだったら、確実性がある薄毛治療をおススメします。
また最近では、相談だけ無料なども多くありますので、自分の不安を相談するだけでも良いのです。自分の抜け毛や薄くなっているのが気のせいかどうか判断してもらいましょう。
髪の毛は早期対策を行うことで、高確率で発毛させることが出来ます。恥ずかしいという気持ちも分かりますが、その一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
お知らせ
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