薄毛(AGA)は、進行し始めたら、常に気になる悩みとなります。
「30代になったら急に薄毛が進行した」
「20代なのに抜け毛増えてきた」
など、当メディカル発毛サロンに来店されるお客様に多い悩みです。
とはいえ、薄毛で悩んでいるときは、「若くしてAGAが進行してしまったのは自分だけでは?」など不安になってしまう方は少なくありません。
私も20代で、常に髪の毛が気になり自分だけ早く進行してしまったと不安でした。
実はそんなことはなく、2017年度の国民調査結果では、20代で約3~4人に1人(30.4%)は薄毛が進行していると感じているのです。
そこで今回は、年齢とAGAの関係について、「割合や何歳まで治療が可能か?」をお伝えしていきます。
【年齢とAGAは関係】自分と同世代の薄毛の割合は?
皆さまが気になる通り、AGAは年齢とともに発症の可能性は増加します。
20代の段階で、既に4人1人が薄毛の進行を感じ、50代では2人1人が、薄毛(AGA)の進行を感じているのです。
- 10代:16.5%
- 20代:30.4%
- 30代:39.4%
- 40代:44.4%
- 50代:51.6%
- 60代以上:61.5%
参考データ:2017年『頭髪悩み度』調査発表
いかがでしょうか?
実は、10代や20代でも薄毛が進行していると感じ不安になっている人は少なくないのです。
また、若い年齢でAGAに発症すると、脱毛スピードが速いことが特徴としてあげられます。
逆に、早期にAGAだと理解して病院やクリニック、発毛サロンなどで治療をすれば、
治る可能性が非常に高いことがあげられます。
反対に長年治療をせず放置しておくとその分髪の毛を生やすのに時間がかかります。
ですので、「抜け毛が少し増えてきたかも」と感じた時点でクリニックや薄毛治療の機関で診察してもらうことをお勧めします。
(無料診断も最近は行っている所が多いです)
著者の私も、20代で薄毛で悩まされましたが、
早期対策により半年ほどで元通りになりましたので、声を大にしてお伝えしたいことでもあります。
年齢と共になぜ薄毛(AGA)が増えるのか
年齢とともに、薄毛が進行している割合が増える原因として2つ考えられています。
それは、「加齢と男性ホルモンのバランス」が変化することで、AGAの割合が増加してしまうのです。
加齢による髪の老化
健康な髪の毛は、2~3本の毛包(毛の根本)が集まり、1つの毛群を形成しています。
しかし、老化に伴い、一つの毛根から2~3本生えていた髪の毛が、減少して1毛群あたりの髪の本数が減っていく傾向があるのです。
というのも、加齢とともに体も昔より疲れやすくなった、
代謝が悪くなった、など全体的な細胞の更新能力が低下します。
髪の毛も同様で以前のようなハリコシがある髪の毛より細く柔らかい髪質へと変化していくのです。
テストステロン量の低下に伴うジヒドロテストステロンの増加
テストステロンとは、男性ホルモンの一つで、体を若々しくする効果や
筋肉の増大など男性らしさに携わるホルモンです。
一方ジヒドロテストステロン(DHT)は、テストステロンが酵素(5αリダクターゼ)により
還元されて形を変化した男性ホルモンです。
このジヒドロテストステロンは、テストステロンより効果が強いことが知られ、
男性型脱毛症(AGA)の原因であるともいわれています。
テストステロンは、20代をピークに加齢に伴い、低下していきます。
体内のテストステロンが不足してしまうと、より作用の強い男性ホルモンを体は補おうとします。
その結果、5αリダクターゼとの結合が更に進み、多くのジヒドロテストステロンが作られてしまう傾向にあります。
そして、血中ジヒドロテストステロン量が増加してAGAになりやすくなるのです。
AGAの治療が可能な年齢は?
AGAの治療で、お薬を使用する場合、成人を過ぎてから治療可能となります。
クリニックなどで処方されるAGA治療薬にはホルモンにかかわる内服薬があるため、
成人前の男の子が服用すると、成熟する前のため未成熟のままになってしまう恐れがあるのです。
しかし、10代でも10人に1人~2人の割合でAGAや薄毛に悩んでいる男性がいます。
そんな方は内服薬を使用しないケアや生活習慣の改善から行うことをおススメします。
当店には、成人前で髪の毛の脱毛症を抱えたお客様もいらっしゃいます。
幸いなことに薬を使わず髪の毛を生やすことを第一の目標としているため、
親の同意書のみで治療をおこなうことが出来ます。
クリニックやサロンなどでメリットデメリットがありますので、
自分にあった治療院を見つけていきましょう。
男性の薄毛(AGA)には、原因に合う治療法がカギ【薄毛治療完全攻略マニュアル】
AGAの治療は何歳まで可能?
AGAの治療は高齢の方でも治療が可能なのです。
当店にはまれに70代のお客様もいらっしゃいます。
ご高齢の方にはその人にあった適した診察と治療が必要となりますが、AGAの治療は、十分可能性はあります。
とはいえ、AGAの治療は、年齢の若い人ほどすぐに治療の効果が出ることが期待されます。
年齢が上がるにつれて治療の効果が出にくくなる傾向にあります。
年齢による脱毛症「壮年性脱毛症」を併発している可能性が非常に高いため、
AGA治療のみでなく、それ以外の適した頭皮ケアを行う必要があります。
時間はかかりますが、薄毛の原因が何であるか特定し、適切な治療を行うことで
髪の毛を生やすことはできる可能性が高いです。
年齢別にAGAの改善に成功した実例アンケートもございます。
【結論】年齢に関係なく、AGAが不安なら対策することが大切
これまで、多くのお客様のAGAの症状を年齢別に施術して改善してきたからこそ、
お伝えできることは、AGAの治療は早期発見・早期改善が非常に大切です。
AGAは進行型の脱毛症であるため、放置しておいて自然治癒するものではないのです。
なぜ薄毛が進行するのか原因を特定して改善する必要があります。
AGAの進行度合いが浅いほど、治療するまでの期間・金額が低コストで済み、満足度が高まる傾向にあります。
そのため、気になりだしたらまずは相談してみることをお勧めします。
最近では、無料相談や体験など御座いますので、一度試しに行ってみましょう。
AGA治療は短期的に終わるものではないので、自分にあった専門家と治療して乗り越えることをお勧めします。