ミノキシジルって外用薬とミノタブってどちらがおススメ?【副作用や効果・安全性を比較】

AGA(男性型脱毛症)治療薬として使われる『ミノキシジル』AGAと診断された方や、最近薄毛が気になりだした人などは一度は目にしたことがあると思います。

現在の薄毛治療においてミノキシジルは、頭皮に直接塗る外用薬と、タブレットとして服用する内服薬があります。どちらも使用するのは全く同じ有効成分ですが、効果や副作用は異なります。

そこでミノキシジルの外用薬と内服薬であるミノタブを比較したときにどちらがおススメかお伝えします。今回は、効果の優劣はもちろん副作用や発毛後のケアに含めてすべて比較していきます。

ミノキシジルについてより詳しく記載されたコンテンツもあります。よければ併せてご覧ください。

ミノキシジルについて

目次

そもそもミノキシジルとは?

ミノキシジルは脱毛症の治療に用いられ、髪の毛を生やす効果があると認められている医薬品となります。

ミノキシジルはもともと、アメリカのアップジョン社(現在はジョンソン&ジョンソン社)が開発し、高血圧症治療の飲み薬としてアメリカで販売されていました。しかし多毛症が副作用として報告された為、「髪の毛を生やすのに応用できるのでは?」と外用薬の発毛剤として開発が進められ、1988年にアメリカで臨床試験を経て有効性が確認され、発毛剤として販売された医薬品です。

ミノキシジルはリキッドタイプ(外用薬)のほかに経口タイプ(内服薬)のものがありますが、日本皮膚科学会が発表している「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」では外用薬は推奨度Aランクとされ、内服薬は推奨度はDランクとされており、発毛剤・育毛剤として認められているのは外用薬のみとなります。

ミノキシジルの効果について

ミノキシジルの効果は、大きく2つあります。

その①:血行の促進

ミノキシジルはもともと血管を拡張させる作用があり、毛細血管などの血流を改善して髪の毛に栄養を届けやすくする効果があります。

その②:毛母細胞の活性化

ミノキシジルは毛乳頭細胞に働きかけることでアデノシンという化合物を分泌させ、細胞増殖因子の産生を促して発毛を促進させます。

ミノキシジルの効果が出るまでの期間はどのぐらい?

ミノキシジル外用薬 6ヶ月程度で効果を実感
ミノキシジルタブレット(ミノタブ) 4ヶ月程度で効果を実感

ミノキシジル外用薬は使用してから6ヶ月程度で約8割、1年間だと約9割の方が、何かしらの効果を実感されたというデータが出ています。ですので、最低でも6ヶ月間は使用しないと効果を感じられない場合があります。

一方ミノタブは、大体の方が4ヶ月程度で効果を実感されると言われています。ミノタブの場合、飲み始めてから2週間程で、初期脱毛が起きる人がいます。
※ミノキシジル外用薬も初期脱毛が起こる場合があります。

初期脱毛が怖くなって服用をやめてしまう方もいますが、初期脱毛が起きるということは薬が効いている証拠なので、辞めずに飲み続ける必要がございます。

初期脱毛について詳しく知りたい方は下記のリンクを参照ください。

ミノキシジルの外用薬とミノタブを徹底比較【効果・副作用・安全性・取り扱い】

先程もお伝えした通り、ミノキシジルは、血行を促進すること及び、毛母細胞を活性化することで、髪の毛の発毛力を促すことで毛を発育させます。

では、これから頭皮に塗るタイプと飲むミノキシジルタブレットでどれだけ差があるのか解説していきます。大きく下記の4つのポイントに分けて徹底比較しております。

塗るミノキシジル(外用薬)とミノキシジルタブレット(内服薬)比較ポイント
  1. 効果について
  2. 副作用について
  3. 安全性について
  4. 取り扱いやすさについて

ミノキシジルの外用薬とミノタブを比較①:効果について

ミノキシジル外用薬 ・塗った部分にのみ作用する
・局所的なため、ミノタブよりは効果が緩やか
ミノタブ ・飲み薬のため全身に作用する
・全身に作用するため、外用薬より効果が高い

上記の表を見ていただければわかるように、ミノタブのほうが効果が高いと言われれいます。飲み薬のため全身に作用することで、より強い効果を発揮することが可能です。

ただし、ミノタブを飲めば誰もが必ず効果が出るというわけではありません。ミノタブを飲んでも全く効果が出ない方もいます。

一方ミノキシジル外用薬は、局所的な効果であるのと、塗り薬のため、やはりミノタブよりは効果は緩やかとなります。

また、外用薬もミノタブと同様に、誰もが必ず効果を感じられると言ったものではありません。とはいえ、ミノキシジル外用薬の効果については、臨床試験が行われています。

試験内容は、ミノキシジル5%製剤を1日2回使用して、4週間ごとに被験者自身が自分自身の毛髪の状態を「非常に良くなった」「良くなった」「少し良くなった」「変わらなかった」「悪くなった」の5段階で評価したものです。

結果は、「少し良くなった」を含めると、使用12週間後で4割以上の方が発毛効果を実感しており
使用52週終了後では、9割以上の方が発毛効果を実感したという結果が出ています。

ミノキシジルの外用薬とミノタブを比較②:副作用について

ミノキシジル外用薬 ・かゆみや炎症・頭痛
ミノキシジルタブレット(ミノタブ) ・多毛症
・血圧低下によるめまいや立ちくらみ
・動悸や息切れ
・うつ病の発症

ミノキシジル外用薬の副作用は、局所的なのでどれも軽度なものです。また、全員にこのような副作用が生じるわけではなく、低確率となります。

一方ミノタブは、外用薬と比べると全身へ薬の効果が生じるため副作用が出る可能性は高いです。また、その副作用も軽度なものではなく全身の毛が濃くなったり、無理やり血管を拡張させ血流を良くしていくため、血圧の低下や動悸・息切れなどの比較的重篤な副作用が報告されています。

ミノキシジルの外用薬とミノタブを比較③:安全性について

よくある質問:ミノキシジルの外用薬って安全?

Answer:AGA治療薬の中では安全性は高いです。

安全性に関しては、「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」に記載されています。

上の表を見ると、ミノキシジルの外用薬は推奨度がAランク(行うよう強く勧める)となっているのがわかります。

一方ミノタブは、表の一番下の項目を見ていただくと、推奨度がDランク(行わない方が良い)となっています。

副作用のリスクなどから、ミノタブは推奨されていません。
ですので、やはりミノキシジル外用薬の方が安全性は高いということが分かりますね。

ミノキシジルの外用薬とミノタブを比較④:取り扱いやすさについて

取り扱いやすさは、使用方法や購入方法を基に判断しております。

ミノキシジル外用薬
使用方法 朝・晩1回 薄毛が気になる患部に塗布
購入方法 近郊のドラッグストア、クリニック、皮膚科
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)
使用方法 毎日一錠または二錠 ※一錠の場合は毎日同じ時間に服用
二錠の場合は朝と晩に服用
購入方法 クリニック

※ミノキシジル外用薬及びミノキシジルタブレットは個人輸入で購入する方法もございます。
ただし、個人輸入で購入する場合は自己責任となるためご注意ください。

補足:ミノキシジル外用薬はどんな人でも使用できるの?

ミノキシジル外用薬は、頭皮環境が荒れている方は使用を控えた方が良いでしょう。

【結論】ミノキシジルは塗るタイプの方が安全性が高くおススメ

これまで、ミノキシジルの塗るタイプ(外用薬)と飲むタイプ(ミノタブ)について徹底比較してきましたが、
やはり安全性の高い塗るタイプがおススメです。

飲むタイプ(ミノタブ)は、副作用や安全性などの観点からあまりおススメすることはできません。

とはいえ、飲むタイプの方が効果は高いので、使用するか迷っている方もいると思います。

そういう方は、まずは外用薬などの弱いお薬から初めてみて、なかなか効果を感じられなかった際に、
最終手段として、飲むタイプ(ミノタブ)を使用することをおススメします。

ミノキシジルの外用薬のおススメの濃度は何%?

ミノキシジルのリキッドタイプ(外用薬)のおススメの濃度は、男性は5%女性は1~2%となります。

ミノキシジル外用薬の濃度は、日本製は5%までですが、海外製だと16%のものなどもあります。

ですが、濃度が高ければいいというわけではありません。

濃度が高くなればなるほど、副作用のリスクも上がるため、推奨濃度での使用をおすすめします。

ミノキシジルは専門家に相談してから使用しよう

いかがでしょうか?

ミノキシジル1つをとっても、服用する場合と頭皮に付ける場合では、効果や副作用の感じ方がことなります。ですので、自分のAGAの状態にあった対策が必要となります。

とはいえ、ミノキシジルは医薬品となりますので、個人輸入で対応するのではなくまずは、専門家に相談することをおススメ致します。

そうすることで、効果を最大限に発揮できるだけでなく、副作用のリスクも考慮しながら薄毛対策が可能となります。

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