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自律神経の乱れでハゲるって本当?ストレスと薄毛の関係を徹底解説

自律神経の乱れている」この言葉は、体調が悪い時などによく聞く言葉ですよね。
ただ、その一言で片づけられることが多く、

  • 自律神経についてよく知らない
  • 自律神経が乱れている状態は何が起きるのか

など具体的にどんなことが起きているのか、知らない人は意外と多いのではないでしょうか。

自律神経の乱れは体調不良だけではなく、薄毛になる原因にもなりうるとされています。
薄毛に悩まれている方や将来の為に予防をしておきたい方は特にしっかりと理解し、改善していく必要があります。

今回は自律神経の乱れでハゲるという噂の真相とともに、ストレスと薄毛の関係を徹底解説いたします。

目次

そもそも自律神経とは

自律神経とは自分の意思に関係なく自動的に働く神経のことで、内臓や代謝、体温などをコントロールしてくれます。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つから成り立っており、交感神経は身体を活発にする役割を持ち、副交感神経は身体を休ませる役割があります。

それぞれがバランスをとることで私たちの身体は支えられています。
自律神経の乱れと言われるものは、「交感神経の働き活発的であり、副交感神経の働きが弱い」状態とされます。

交感神経

交感神経は身体の活動性を生み出す神経であり、昼間や活発に活動する時間帯に優位になります。
交感神経は心臓の働きを活性化させ、血流を促進します。
それに伴い、血圧や体温の上昇、筋肉の緊張など活発に活動するためのエネルギーが湧きます。

交感神経の働きには以下があります。

  • 血管の収縮
  • 血圧の上昇
  • 発汗の促進
  • 心拍数の上昇

副交感神経

副交感神経は身体を休息させる神経であり、夜間やリラックス中に優位になります。
副交感神経は心臓の働きを緩やかにさせます。
交感神経とは反対に血圧や体温が低下するため心身の緊張がほぐれやすくなります。

睡眠や休息によって疲労回復が出来るのは副交感神経によるものです。

副交感神経の働きには以下があります。

  • 血管の拡張
  • 血圧の下降
  • 発汗の抑制
  • 心拍数の下降

自律神経が乱れることで、ハゲる噂は嘘?本当?

では、自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうと、ハゲるといった噂は本当でしょうか。

結論をお伝えすると、「自律神経が乱れることでハゲる可能性が高まる」恐れがあります。
論文などで自律神経の乱れと薄毛について立証されたデータはありませんが、自律神経が乱れることで体内のバランスが崩れ、間接的に薄毛の原因を促進してしまう危険があります。

自律神経の乱れによってハゲると言われる理由5選

ストレスの蓄積などによる自律神経の乱れは、身体にさまざまな悪影響を及ぼしますが、身体への悪影響が起因となり髪の毛へ影響する恐れがあるとされています。

自律神経の乱れが髪の毛に与える要因5選
  1. 血流の悪化
  2. 睡眠不足
  3. 身体機能の低下
  4. ホルモンバランスの乱れによる過剰な皮脂分泌
  5. 亜鉛の低下

薄毛への影響①:血流の悪化

先述したように、交感神経には血管を収縮させる働きがあり、自律神経の乱れはその交感神経が優位になる時間を長くさせてしまっている状態です。

髪の毛は毛細血管を通して毛母細胞に栄養が届けられることで発毛していますが、血流が悪くなることで毛母細胞に栄養が届きにくくなり、髪の毛に元気がなくなってきてしまいます。

結果として十分に栄養が補給されない髪の毛は細くなり、抜け毛の原因につながります。

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薄毛への影響②:睡眠不足

交感神経は主に昼間や活発に活動する時間に働く神経であり、交感神経が優位になっている状態は身体がリラックス出来ないため、睡眠不足を引き起こしやすくなっています。

毎晩の睡眠の質が低下することで髪の毛の成長に必要な成長ホルモンの分泌が少なくなってしまいます。
また、寝る直前までスマホやパソコンの画面を見る行為も、身体は副交感神経を働かせリラックスしている状態に向かっているにもかかわらず、活動的になることで無理やり交感神経を働かせるため、寝つきが悪くなったりと睡眠不足を引き起こす原因となってしまいます。

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薄毛への影響③:身体機能の低下

自律神経の乱れが原因で内臓の働きを低下させてしまいます。
体は食べたものから作られると言われるように、髪の毛も同様に食べた栄養分から合成されると言っても過言ではありません。

内臓の機能が低下することによって栄養の吸収率が悪くなり、髪の毛を作るのに必要なタンパク質を始めとする成分が不足します。それにより元気な髪の毛が作られにくくなり、髪が細くなったり、ボリュームが出なくなったりします。

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薄毛への影響④:ホルモンバランスの乱れによる皮脂の過剰分泌

自律神経のバランスが乱れることで、体内のホルモンバランスの乱れが起きやすくなるともされています。
特に、交感神経が活発な状態は男性ホルモンの分泌量が増加する傾向にあります。

このホルモンバランスの乱れにより男性ホルモンの分泌が過剰になってしまうと、頭皮の皮脂分泌も多くなります。
過剰に皮脂が分泌され頭皮環境が悪くなってしまうと抜け毛や薄毛が増えてしまいます。

また、男性ホルモンが多いことで結果として、AGAの原因とされるDHT(ジヒドロテストステロン)の量も増加する恐れがあります。

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薄毛への影響⑤:亜鉛の減少

亜鉛は健康な髪の毛を作るのに必要不可欠な栄養素です。

髪の毛の主成分であるケラチンというタンパク質の合成を助けたり、毛根の細胞分裂を促進することで毛根の働きを活性化させたり、AGAの原因である「5αリダクターゼ」の抑制をするなどの働きがあります。

ストレスを感じてしまうと、老化やシミなどの原因である「活性酸素」が排出されますが、この活性酸素は薄毛や抜け毛も引き起こします。

亜鉛にはこの活性酸素を除去する働きがあり、ストレスにより活性酸素が増えすぎると体内の亜鉛はその除去に回されてしまいます。これにより新しい髪の毛を作ることが出来なくなってしまうのです。

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髪の毛にも影響する自律神経が乱れる主な原因とは?

自律神経が乱れてしまう原因として、以下のことが挙げられます。

ストレス

日々の生活においてストレスを感じない人はいませんが、過度なストレスが常に掛かっている状態は、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

仕事のプレッシャーや、緊張が続く状態だと体はリラックスすることはありません。
いざという時に動けるように交感神経が優位の状態が続きます。

特に忙しい人や責任感が強い人は、家に帰ったとしても常に考え事をしてしまいますよね。
リラックスすることができず、副交感神経が働くことができない状態となってしまうのです。

その結果、自律神経が乱れてしまい不眠や体調不良そして抜け毛など様々な症状を引き起こします。

不規則な生活習慣

わたしたちの身体は一定のリズムに従って働いており、その規則的な生活リズムのもと、自律神経のバランスをうまく取ることで心身の状態を保っています。

昼夜逆転の不規則な生活や睡眠不足、偏った食事などの生活習慣の乱れは自律神経の乱れを引き起こしてしまいます

自律神経の整える3つのポイント

ここまで自律神経の働きや乱れる原因、そして自律神経が乱れることによる髪の毛への影響についてお話していきましたが、では乱れてしまった自律神経はどのように整えていくのが良いのでしょうか。

その1:生活リズムを整える

現代の生活は交感神経が優位に働きやすいような環境です。そ
のため休養や睡眠をしっかり取る必要があり、体を休めることで交感神経と副交感神経のバランスを保つようにしましょう。ただし、休養や睡眠だけではなく、適度に身体を動かすことも必要です。

適度な運動、充分な睡眠は自律神経を整える以外にも髪の毛にも良い影響があります。

その2:食生活を整える

偏った食事はそもそも身体にとって良くないことであり、身体にとって良くないことは自律神経にも髪の毛にも良くないのです。自律神経を整えるにはさまざまな栄養素をバランスよく摂ることが重要となっています。

特に積極的に摂取したい栄養素には以下が挙げられます。

  • トリプトファン…豆腐などの大豆製品、乳製品、鶏むね肉、バナナなど
  • ビタミンB群…レバーや赤身肉、魚介類、卵など
  • ビタミンC、ビタミンE…かぼちゃ、ナッツ類、マグロ、うなぎなど

トリプトファンは気持ちをリラックスさせたり、ストレスを抑制する効果がある「セロトニン(幸せホルモン)」の材料となります。トリプトファンは体内で合成することができないため、食事での摂取をする必要があります。

ビタミンB群の中のビタミンB12は自律神経の主成分で、自律神経のバランスを正常に保つ働きをします。またビタミンCストレスの解消に、ビタミンE自律神経をコントロールし症状を緩和する働きがあります。

その3:腸内環境を整える

自律神経と腸内環境は密接に関わっているとされており、自律神経の乱れは腸内環境の悪化につながり、腸内環境の乱れは自律神経の悪化につながるのです。ということは腸内環境を整えることで自律神経のバランスの改善が期待できるということになります。

腸内環境を整えるにはバランスの良い食事、適度な運動、充分な睡眠が必要になってきます。
また起床後にコップ1杯の水を飲むことも腸が刺激されることとして知られています。

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まとめ

ここまで自律神経を整えることの重要性についてお話していきましたが、自律神経を整えるということは簡潔に言うと「身体に良いことをする」ということなのです。

バランスの良い食事、適度な運動、充分な睡眠などイメージしやすいものばかりです。ですが実際はわかっていても現代の生活では実践することが難しいようなことばかりで、日頃から意識して取り組んでいかないといけないことばかりです。

髪の毛を元気に育てたり、薄毛予防のために自律神経を整える必要がありますが、自律神経を整えるためのほとんどが髪の毛に対しても非常に効果のあることなのです。

髪の毛に関するお悩みはありませんか?お気軽に相談ください。

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この記事を書いた人

川上先生のアバター 川上先生 発毛技能士

スーパースカルプ発毛センター吉祥寺駅前店・渋谷店統括マネージャー

発毛技能士として年間200名以上の薄毛に悩みに乗っています。
1人でも多くのお客様のお悩みが解決し、笑顔が増え豊かな毎日を過ごしていける未来に向け、発毛技能士として全力でサポートさせていただきます。

薄毛にお悩みの方は是非一度ご相談下さいね。

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