社会人となって、数年目。そろそろ仕事も慣れてきたし、自分で使えるお金も多少増えてきた。そんなときに鏡を見て自分の髪の薄毛具合に気づくことはありませんか?
当店にも20代男性でAGAの進行や薄毛で悩む方が多くご来店いたします。その多くが、「学生時代はもっと生え際・つむじ周りが生えていた」「ここ数年で毛量が少なくなった」という声が多いです。
このように髪の毛が無くなってしまうのでは・・・と、不安を募らせる20代の男性は少なくありません。そんな私も、22歳でM字ハゲに悩んだ一人です。
今回は、20代男性でAGAが進行する若ハゲが増加している原因と対策について解説します。また、薄毛かどうか判断基準も合わせてお伝えします。
20代でハゲで悩む男性の人口は増加している
20代で薄毛に悩む人口の割合は年々増加傾向にあり、現在では、3人に1人が薄毛の悩みを抱えています。(アイランドタワークリニックグループ発表)
また、このような悩みも持ちながらも、薄毛の悩みは中々人には話すことが出来ず具体的に何か対策を行っている人は少ないようです。薄毛で悩む男性の約7割弱が誰にも相談できず一人で抱えて込んでしまっています。
相談を出来ず悩んでしまっている人の中には、インターネットなどで調べ、薄毛に効果的な行動やサプリメントを使ってみたことがある人は少なくないのではないでしょうか?
私も薄毛で悩んだ時は、口コミ評価が高い育毛剤やサプリメントを手当たり次第試した記憶があります。しかし、現実では、次のようなパターンが多いようです。
むしろ若ハゲが進行している感じがする・・・。
このような人は、自分の薄毛に合う薄毛対策が出来ていないためです。まずは、20代でなぜ薄毛が進行してしまうのか原因を理解していきましょう。
また、20代の薄毛の原因は何も遺伝のみではありません。他にも様々な原因が重なることで薄毛は進行します。詳しくは「男の若ハゲ原因は遺伝だけじゃない!?AGA経験者が教える効果的な対策とは?」をご覧ください。
20代で薄毛・ハゲる根本原因:AGA(男性型脱毛症)
20代の男性で薄毛が進行する理由にて最も高いのは男性型脱毛症(AGA)によるものです。通常、男性の髪の毛は4~5年に1度抜け落ちて生えてくるといったヘアサイクルを繰り返し、平均30〜35サイクルまで生えては抜けるを繰り返します。そのため通常であれば、120年ほど髪の毛はしっかりと生える計算となります。
急激に20代にハゲるということはありません。しかし、環境の変化・生活習慣の乱れ・遺伝・ホルモンバランスなど様々な要因によってヘアサイクルが乱れてしまい、20代で若ハゲになってしまうのです。
このヘアサイクルの乱れがいわゆる「AGA(男性型脱毛症)」と言われています。AGAのメカニズムについては下記の記事にまとめております。
20代というのは、学生から社会人となり人によっては結婚する年代です。環境の変化が急激に起こる年代と言えるでしょう。この生活環境の変化に適応できずに、1年前と今の自分を比べると、「M字の剃り込み度合いが鋭くなったり、つむじハゲ」へと変わってしまうケースが増えています。
とはいえ、私はいきなりAGAクリニックに行き内服薬である「ミノキシジルタブレット」や「フィナステリド」の服用を始めることはオススメしておりません。
これらの内服薬は飲み始めると一生飲み続ける必要があるお薬だからです。その前にできる若ハゲ対策は沢山あります。まずはそちらから行い、最終手段に医薬品を取っておきましょう。
20代男性の薄毛・AGAを進行させる3つの原因とは?
20代で薄毛の悩みを持ち、いつハゲるんじゃないかと不安になる人が急増するには、理由がもちろんあります。前述した通り、これまでの学生時代とは異なり、環境がガラリと変わり、体内バランスが乱れることによってAGAは進行します。。
そんな環境の変化によって起こりうる「若ハゲを進行させる要因」を3つ紹介します。
- 環境の変化によるストレス
- 食生活の乱れ
- 仕事の残業・無理をしすぎる
20代男性の薄毛原因①:環境の変化によるストレス
早い人では、18歳から社会に出て働き始めますが、大学を卒業した人は、20代で多くの人が社会人となりガラリと環境が変化します。毎日決めれらた時間に出社し、日によっては残業を行い、責任のある仕事を任されることもあるでしょう。
このような環境な変化は、良い刺激となり活動的になることもありますが、過度なストレスや慢性的にストレスを感じてしまうことももちろんあるでしょう。
ストレスは、下記のような作用を及ぼし薄毛を進行させます。
- 血管の縮小を引き起こし、頭皮の血行を悪くする
- 対ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌され、活性酸素が産生される。
- 交感神経の活性化による睡眠の質の低下
- 男性ホルモンの分泌量の増加
これらの働きにより、髪の生育が阻害され、20代の若年層でも薄毛になりやすくなり、ハゲの悩みを抱えます。
20代男性の薄毛原因②:飲み会などによる食生活の乱れ
華金や、新年会、会食など社会人は、お酒を飲む席がたくさんあります。少量のアルコールだったら髪の毛にさほど影響はありませんが、ついつい飲みすぎてしまうものですよね。
アルコールは、体内に入り込むと胃や腸から吸収されます。その後肝臓でアルコールが分解されるときに、アセトアルデヒドと呼ばれる有害な物質への変化します。アセトアルデヒドはその後酢酸へと分解され、二酸化炭素と水に分解されることで無害となります。
このアルコールの代謝経路にて、ビタミン・タンパク質・ミネラルなどの髪の毛を合成するためのエネルギーが大量に消費されてしまいます。そのため、食生活が乱れると薄毛になりやすくなるのです。
また、お酒の席での食べ物は味の濃いものが多く、血糖値やコレステロール値を上げる原因にも繋がるため、血液がドロドロになってしまうことも。
20代男性の薄毛原因③:仕事の残業・働きすぎ
20代は働き盛りと言われるように、ついつい仕事に専念しすぎてしまうことがありませんでしたか?
充実感もあり、やりがいもありますが、その代償として知らず知らずのうちに蓄積してしまうことも少なくありません。特に、書類作成やプレゼン資料をまとめる時は、細かい字とにらめっこになり、眼精疲労となることも。
この眼精疲労や疲労は、頭皮をカチカチに硬くしてしまい、毛細血管の血流を悪くしてしまうのです。
20代男性の若ハゲ増加の原因は、【環境の変化×ホルモン】
いかがでしょうか?
前述した項目だけでなく、社会人になると自分の時間をあまりとれないことにより、「運動不足」になってしまい体重が激増してしまったなども耳にしますよね。
これらの生活習慣の乱れが、遺伝だけでなくAGAの進行を早める要因となってしまうのです。男性の薄毛(AGA)の直接的な原因は、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる悪玉男性ホルモンが原因とされますが、その増減を左右するのが生活習慣なのです。
そんな私も、薄毛で悩まれたとき自分に該当するであろう生活習慣の乱れを整えることからスタートしました。そして、髪の毛が生えるための土台作りが出来た後に、薄毛治療を行うことで、3か月程度で髪の毛が増えてくることに成功しています。
また、私が行った薄毛治療は内服薬を一切使わずに髪の毛を生やす方法です。
20代男性の薄毛・AGAチェック
ここまで、社会人になり薄毛になる可能性が高まることをお伝えしてきました。とはいえ、「本当に自分が薄毛なのか?」「まだ大丈夫じゃないの?」と感じている人は少なくないでしょう。
そこで、30秒程度で出来る薄毛確認法もお伝えしますので、身だしなみを整えるついでに、ハゲチェックも行ってみてはいかがでしょうか?
生え際の薄毛を確認する方法
生え際の薄毛は簡単に確認することが可能です。
家で行う場合は、メジャーを用意してください。また外で行う場合は、鏡さえあれば生え際のハゲ具合を確認することが可能です。
耳上からまっすぐ頭頂部にラインを引いた場所から、生え際までの距離をメジャーを使って測るのみです。
この長さが、2cm以下の場合、既に薄毛が進行し始めていると考えた方が良いでしょう。
おでこに最大限シワを寄せ、その一番上の線と生え際との間に指が何本入るかを確認しましょう。
2本以上入る場合は、既に薄毛が進行し始めている可能性大です。
より詳しくM字ハゲについて知りたい人は下記を参照下さい。
つむじの薄毛を確認する方法
つむじハゲの判断方法は、難しく大まかにしかご自身で判断することが出来ません。もし、性格に判断してもらいたい時は、専門家に無料相談を行って頂くと性格に判別することが出来ますよ。
カメラ
たったこれだけです。
カメラで何枚か自分のつむじを写真を撮ってみましょう。
その後下記の項目に着目してみて下さいね。
- 自分のつむじは毛流があり、渦を巻いているか
- つむじの周囲は地肌が見えていないか
- 頭頂部を触った時の髪の質感は変化していないか
これらの項目で、下記のような状態だったら注意が必要です。
- つむじが渦を巻いていなかった
- 地肌が透けて見える
- 髪の質感や柔らかくなっている
とはいえ、これらの項目が当てはまるからと言って中々信じがたいことはあるでしょう。そのため、つむじハゲが起こりうる原因と対策をご紹介しておりますので、コッソリ対策してみて下さいね。
また、つむじハゲを改善した事例を写真でご紹介しています。しっかりと対策を行えばつむじの薄毛はここまで改善することが出来ますよ。
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【結論】20代男性は薄毛に悩み始めた時に、薄毛対策
20代でハゲに気づくことが出来たあなたはラッキーです。
薄毛に対して適切に施術を行えば、十分に薄毛の悩みを解決させてフサフサにすることが出来る可能性が非常に高いのです。20代は代謝が非常に高く治療効果が出やすいのです。
逆にそのままで放置をしてしまうと、数か月~数年後には今より進行している場合がほとんどです。
もし過去の写真があったら見比べてみて下さいね。 私も20歳と23歳のおでこの広さを比較したらショックを隠せませんでした。 自分ではハゲのつもりはなくても進行しているケースもあります。
とはいえ、薄毛の治療院に行くのは足取りが重く不安ですよね。
そんな人は、まずセルフケアから初めてみて下さい。20代で内服薬に頼り生やす方法もありますが、薬の場合ずっと服用するリスクがあるため、まずは自分のできることから始めてみましょう。
また、薄毛治療をする上での病院の選定方法も実はあります。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
≪著者プロフィール≫
スーパースカルプ発毛センター吉祥寺駅前店 店長
発毛技能士
毛髪診断士
東京薬科大学院の医科学研究科卒業後、大手製薬メーカーにて勤務
現在:薄毛の経験・薬学知識を基に、薄毛治療を東京都の吉祥寺に口コミ評価が最も高いメディカル発毛サロンを開業
発毛実績は98.7%を誇るプライベート発毛サロンです。
いくら使っても中々効果を実感できない。