薄毛や抜け毛で悩む年齢は、人それぞれ異なります。大学生から既に抜け毛で悩む人もいれば、4,50代で髪が薄くなってくる人もいます。
当院でも多くの薄毛やAGAで悩む方が無料相談や体験に来店されますがよく次のような質問を頂きます。
- 大学生でもAGAの治療が出来ますか?
- 私は、もう50歳ですけど、治せますか?諦めた方が良いですか?
これらの質問に対して結論からお伝えすると、
年齢と体質に合った正しい方法でAGA治療を行えば、髪が増えることは十分に可能です。
今回は、男性型脱毛症(AGA)の治療可能な年齢から治療不可能な年齢と共に、年齢に合う効果的な薄毛対処法を紹介します。
【年齢で諦めない】AGAの治療は何歳からでも生える希望がある
まず、大前提として、AGA(男性型脱毛症)は年齢で諦める必要はありません。
年齢に抗って、薄毛と戦いましょう。
勝手に年齢といったフィルターを作り諦めては勿体ないです。
というのも、当店に来店された70代でもAGAを改善できています。
頭頂部の写真
後頭部の写真
このように諦めなければ、再び発毛させる希望はあります。
そのため、AGAは年齢で諦める必要はなく、自分の年齢に合ったAGA治療や対策を行うことで薄毛を治す希望があるのです。
正し、髪の毛を生やすには条件があります。
それは自分の年齢に合ったAGA対策を行うことです。
自分の年齢に合ったAGA対策とは?
未成年の高校生や大学1,2年生は、成人した男性と全く別の対策となります。
また、成人した男性でも初期の薄毛と、進行した薄毛の人では、行うべき対策やAGA治療薬も異なる事があります。
今回は、次の2つにフォーカスを当てて解説します。
- 未成年で薄毛で悩む人向けAGA治療
- 成人した男性のAGA治療
AGA治療が可能な年齢は、20歳から【AGA治療薬の場合】
結論からお伝えすると、AGAの治療薬(フィナステリド、ミノキシジル)を使用した薄毛治療は、20歳を超えてから可能となります。成人を超えてから薬の服用が可能と覚えておきましょう。
理由としては、AGAの薬の特性にあります。
AGAの薬は、男性ホルモンの制御や、血管の拡張など髪だけへの作用ではなく、その他の臓器への影響が避けることが出来ません。
成長途中である、10代でAGAの治療薬を使用してしまうと、副作用である性欲減退やEDなどの症状が強く出てしまう可能性があるためです。
もし、AGAを薬を使って治して行きたいとお考えの人は、20歳を超えてから治療可能となります。
後半に、10代の高校生や大学1,2年で薄毛で悩む人が行うことが出来る薄毛対策を紹介します。
先に確認したい人はこちらをクリック。
20代で薄毛が進行する原因とは?
20代で薄毛が進行する原因は2つあります。
- 1つ目:男性ホルモンによる影響
- 2つ目:生活習慣の乱れ
20代の薄毛の原因は、加齢による壮年性の抜け毛はありませんので、この2つがAGAが進行する原因となります。
男性ホルモンは言わずと知れたものであり、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる男性ホルモンによる影響で薄毛が進行していしまいます。
男性ホルモンによるAGAの進行について詳しく知りたい人は「男性ホルモンが多いとハゲるの?【AGAの原因であるDHTって何?】」をご覧ください。
男性ホルモンによる影響も勿論大きいですが、20代のAGAは生活習慣の乱れも大きくかかわってきます。
睡眠不足や、偏った食事、そして過度のストレスなど頭皮の血流を悪化させAGAの進行を早める原因につながります。また、生活習慣は、男性ホルモンの分泌量にも関与しています。
乱れた生活習慣は、男性ホルモンの分泌量を増加させ、ホルモンによる抜け毛を増やすことも明らかとなっているのです。
10代でAGAで悩む人の選択肢は?
AGAの治療薬を使った薄毛治療は、20歳からですが、とはいえ10代で薄毛に悩む人も少なくありません。
実は、10代でも可能な薄毛予防や薄毛治療法は存在します。
※10代の場合、治療法によっては、病院にて断られることもあります。
自毛植毛
自毛植毛は未成年者でも、80代でも可能な薄毛治療です。
未成年で出来るAGA治療として最も確実性が高いものの、施術後の傷や痛み、タイムダウンなどハードルが高い薄毛治療です。
自毛植毛の定着までの期間=約1年程度
自毛植毛の注意事項
自毛植毛は外科手術です。そのため、1度でも手術を行うと元通りにすることは不可能です。
また、金額も高く中々手が出しづらい方法といえるでしょう。
若いほど髪の定着率が高いともいわれています。そのためAGAを治す方法として効果的ではありますが、
これから紹介する方法をまず行ってから検討すると良いです。
頭皮ケア
未成年の薄毛の進行は、AGA以外にも頭皮環境の異常などにより抜け毛が増加するケースがあります。
まずは、頭皮環境を変えていくことから始めてみてはいかがでしょうか?
- シャンプーをアミノ酸系シャンプーへ
- 頭皮マッサージ
- 保湿
- 育毛剤の使用
まずは基本に戻り、頭皮環境を徹底して改善していきましょう。
市販で育毛剤を購入したい場合、未成年者に最も効果的なのは予防効果が強いサクセスなどがおすすめです。
サクセスに含まれる有効成分のt-フラバノンはAGAのガイドラインで「やっても良い」程度ですが評価されています。
生活習慣の改善
10代の薄毛は、遺伝やホルモンは勿論、それ以外に生活の乱れによるAGA進行もあります。
具体的には次のような項目を確認してみましょう。
- 食生活が乱れていないか?
ex)お菓子の食べすぎ、ジュースばかりの毎日、バランスを考えていない - 睡眠時間が足りているか?
ex)睡眠時間が7時間未満が続いている - ストレスをためすぎていないか?
- 運動不足ではないか?
いかがでしたか?
小さなことですが、これらの積み重ねが薄毛を進行させる原因になることもあります。
特に強いストレスを感じる。睡眠時間は薄毛を進行やすいと言われています。
専門家に相談
これまで、未成年の薄毛でも可能な薄毛対策を紹介してきました。
とはいえ、上記の方法で治療することも可能ですが、いきなり麻酔をして後頭部の毛を薄毛に植え付けるなど手術を行うのはハードルが高いですよね。
また、それ以外の頭皮ケアグッズや、シャンプー、生活習慣を正しても思うような結果がでないことが多々あります。
その場合は一度薄毛の専門家やクリニック・病院に相談することも一つの手です。
自分では気を付けているつもりでも、意外なことが理由でAGAが進行している可能性があります。
明確なハゲる原因を特定することが発毛するためには欠かせません。
病院やクリニックに直接足を運ぶのは、恥ずかしいと思います。
ですので、メールや電話にて一度相談してみることから始めてみましょう。
未成年でも薄毛や軟毛化で悩む人は少なくないですよ。
一歩踏み出してみましょう。
成人している男性のAGA治療法は?
20歳以上の男性のAGA治療は多岐に渡り存在します。
インターネット上には様々ありますが、現在主流として行われているAGA治療法を3つ紹介します。
AGA治療薬の使用
AGA専門クリニックや病院で約9割以上で行われているのが、AGA治療薬を使用した薄毛治療です。
薬の種類としては、大きく3種類です。
- フィナステリドを有効成分としたプロペシア、フィンペシア、フィナロイド【AGAによる抜け毛予防】
- デュタステリドを有効成分としたザガーロ、アボルブ【AGAによる抜け毛予防】
- ミノキシジルを有効成分としたミノキシジルタブレット【発毛促進】
上記の薬をクリニックや病院で処方されて1日1錠服用します。
AGAの改善させる効果としては絶大です。
第一種医薬品のため、低確率となりますが副作用も存在します。
そのため、メリットデメリットを理解した上で活用することをおススメします。
育毛剤の使用
気軽に購入出来て、自宅でコッソリできるのが育毛剤です。
しかし、インターネット上には数多の数の育毛剤が販売されていてどれが効果があるのか分からない状態です。
一般で販売されている育毛剤の中で効果があるものは、ただ一つです。
それは、ミノキシジルが配合された育毛剤となります。
男性の場合、濃度は5%、女性の場合は1%の濃度が推奨されています。
これらの育毛剤を使っても効果が出にくいと感じる人は、頭皮環境が悪く皮脂詰まりなどで毛根まで
薬液が浸透しないことで効果を発揮出来ていません。
効果を感じなかった人は、次の生活・頭皮環境の改善も併せて行いましょう。
生活・頭皮環境の改善
未成年の薄毛の対策でもお伝えしましたが、生活環境・頭皮環境を改善することが大切なのは成人になっても同じです。
むしろ、成人してからの方が気を付けた方が良い事が沢山です。
仕事のストレスや暴飲暴食、飲酒に喫煙など薄毛を進行させてしまう事が盛り沢山です。
当たり前のことですが、体に負担がかかることは頭皮にとっても悪影響です。
今の生活に改善できることはないか一度振り返ってみましょう。
【まとめ】AGA治療は年齢と体質に合った方法を
いかがでしたか?
AGAは、年齢と自分の体質に合ったAGA治療を行うことで、再び髪の毛を生やす希望があります。
もう年齢だから…と諦めずにまずは自分の出来ることから確認してみてはいかがでしょうか?
今回は、70代の男性の実例のみご紹介しましたが、多くの男性がAGAの悩みを解決しています。
AGAは一人で抱え込まずに薄毛対策を行っていきましょうね。
補足 youtubeでも発信しています。
年齢によって薄毛の改善法は変わるのか?私も出ています。
私も環境の変化で円形脱毛症や抜け毛が増えた経験があります。