女性の薄毛治療って副作用は大丈夫?女性がお薬を使うメリットデメリットについて解説

女性の薄毛治療って副作用は大丈夫?女性がお薬を使うメリットデメリットについて解説

薄毛のお悩みというと、以前は中年以降の男性のお悩みというイメージがありましたが、最近では男性に限らず女性や10代〜20代の若年層でも髪や頭皮のトラブルを抱え、ご来店いただく方がとても多いです。

 

当店にいらっしゃるお客様も約半数は女性のお客様となります。薄毛にお悩みの女性が、薄毛専門のクリニックや皮膚科に行くと内服薬を処方してもらい治療していくのが定番ですよね。

 

実は、当店では女性に対して「薬を使わずに発毛させる」ことを主として行なっているため、内服薬はおすすめしておりません。薬によっては、男性には効果があっても女性には副作用しかない薬もあるので注意が必要です。

 

しかし、中にはあまり内服薬を使うことのメリットやデメリットを詳しく説明されないまま、クリニック等で薬の内服をすすめられたという女性のお客様がとても多くいらっしゃいます。

 

今回は、女性の薄毛治療に使われる内服薬にはどんなものがあるのか?薄毛に悩む女性が内服薬を使用して発毛させるメリット・デメリットを詳しく解説していきますね。

髪の毛のボリュームを増やしたい方、女性の内服薬について知りたい方は必見です。

女性の薄毛治療に使われる3つのお薬(内服薬)とは?

女性の薄毛治療には、どんな内服薬が使われているのでしょうか?

まずは代表的なものを3つ挙げていきます。

女性の薄毛治療に使用される内服薬3選

①パントガール
②スピロノラクトン
③ミノキシジルタブレット

①パントガール

女性が使用できる薄毛治療の内服薬として有名なのが「パントガール」です。

この薬は、ドイツで検証され、女性への育毛効果が世界で初めて認められた女性専用の薄毛治療薬です。パントガールは、主にパントテン酸カルシウムやケラチン、シスチンといった栄養素を含み、頭皮に栄養を行き渡らせて薄毛を改善していく効果があります。

 

医療用医薬品として販売されているため、ドラッグストアなどでの購入はできません。スピロノラクトンやミノキシジルタブレットと違い、パントガールはケラチンやアミノ酸を主成分としており、サプリメントに近い薬なので比較的安全性が高く、副作用も少ないです。

 

また、多くの臨床結果があり、3ヵ月の使用で70%の方が抜け毛の減少を実感したとの結果も出ており、女性の薄毛に多くみられる「びまん性脱毛症」に有効であるとされています。

臨床データ

Thomas Bergnerの論文(Diffuse effluvium, damage to hair structure, and disturbances of nail growth treated successfully. Dt. Derm., 47 (1999) 881-884)からの抜粋データ

論文のPDFデータ

パントガールは男性でも服用することができますが、もともと女性の薄毛治療のために作られた薬になります。

 

そのため、男性の場合は髪の成長のために必要な栄養素を摂ることができても、男性ホルモンが影響するAGA(男性型脱毛症)に対する治療効果は期待できません。

 

※)安全性が高いパントガールですが、子供に対する十分な臨床試験が行われていないため、12歳未満のお子様は服用できません。

②スピロノラクトン

スピロノラクトン」は、もともと高血圧や心不全の治療に用いられていた薬です。

 

利尿作用があり、血管内の水分量を尿で排出させることによって血圧を下げる効果があります。スピロノラクトンも医療用医薬品のため、ドラッグストアなどでの購入はできません。

 

このスピロノラクトンには、実は男性ホルモンを抑制する作用がありました。当初はこのホルモンを抑制する作用が、副作用として認識されていましたが、その後この作用を利用して多毛症の治療が成功した例をきっかけに、抗男性ホルモン作用が広く知られることになりました。

 

 

スピロノラクトンは、女性の薄毛の原因のひとつであるFAGA(女子男性型脱毛症)の治療に使われます。特に閉経後の女性は、男性ホルモンが優位になることでヘアサイクルが短くなってしまうことが多いです。

 

この男性ホルモンを抑制し、女性ホルモンの働きを優位にすることでヘアサイクルを正常な状態に戻し、毛髪を増やしていきます。FAGA(女子男性型脱毛症)の特効薬とも言われるスピロノラクトンですが、女性化乳房などの副作用が懸念されるため、男性には使えません。

 

女性化乳房をはじめ、性欲減退、多毛、月経不順や無月経などスピロノラクトンは副作用の多い薬です。使用量が多いほど副作用のリスクが高まるので、慎重に扱うべき薬となります。

 

FAGA(女子男性型脱毛症)の治療以外に、現在は皮膚科等でニキビ治療にも積極的に用いられています。

③ミノキシジルタブレット

ミノキシジルには外用薬と内服薬があり、内服薬が「ミノキシジルタブレット」となります。

 

ミノキシジルタブレットも医療用医薬品のため、クリニックを受診し処方してもらうことができますが、内服薬については日本国内で認可されていません。男性・女性問わず全身の多毛症を引き起こす副作用を利用して、毛髪を増やす目的で処方しているクリニックが多いのが現状です。

 

ミノキシジルはもともと高血圧の治療に用いられていた薬です。

血管を拡張させるため、副作用としては心拍数が増加したり動悸、息切れが起こることがあります。特に女性の場合はむくみが出やすくなったり、多毛に悩む人も多いです。

 

外用薬に比べて効果が高い反面、身体への負担も大きいことからミノキシジルの内服についてはおすすめしません。日本皮膚科学会から発表されている「AGAガイドライン2017年版」にもミノキシジルの内服についての記載があるので参考にしてみてください。
(出典元:日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症治療ガイドライン2017年版」)

ちなみに、ミノキシジルには外用薬と内服薬があり、副作用についての正式なデータが公表されているのは外用薬のみとなります。女性の外用薬の代表的なものが、ミノキシジル含有薬である大正製薬の「リアップジェンヌ」です。

 

リアップジェンヌは医師の指示がなくても購入できる一般市販薬ではありますが、第1類医薬品に分類されているため、薬剤師が常駐している薬局やドラッグストアでしか購入できません。

 

しかし2014年の薬機法改正に伴い、一般医薬品のインターネット販売が解禁され、リアップジェンヌもネットショップで購入できるようになりました。

 

薬剤師が、メール文面もしくは電話でのカウンセリングや使用上の注意を説明することが義務付けられていますが、誰にも会わずに購入したいという方にはおすすめです。

 

女性の薄毛治療には使用すべきでない治療薬(飲み薬)とは?

内服薬の中には女性に禁忌、つまり女性が絶対に使ってはいけない薬があります。

それは「プロペシア」です。

 

プロペシアとはMSD社の製品名で、一般名はフィナステリドと呼ばれ、現在では世界60カ国以上で認証されています。この薬は、もともとは前立腺肥大の治療薬でしたが、男性の薄毛で最も多いAGA(男性型脱毛症)が起きる原因である、ジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制する男性専用の薬となります。

 

そのためプロペシアは、女性には有効性がなく、副作用しかありません。この薬を誤って女性が飲んだり、触れたりすると子供を授かった時に生殖器に異常が出てしまう場合があります。

 

そのため、仮に夫であるご主人様が薄毛にお悩みでプロペシアの服用を検討している場合、今後子供を望んでいるご家庭であれば、ご主人様も服用を控えた方が良いでしょう。

女性が薄毛治療薬を使用する2つのメリットとは?

メリットその①:薄毛や抜け毛へ対する効果が高い

内服薬を使用すると、数か月で抜け毛の改善など高い効果を示すことが出来ます。パントガールは副作用も少なく、女性のびまん性脱毛症などに効果が認められている医薬品です。

 

特に、クリニックで処方されるミノキシジルタブレットは、非常に効果が強く人によっては3カ月で効果が現れた人も少なくありません。

 

そのため、すぐにでも治したい!という方は内服薬を使用して治療する方もいらっしゃいます。

メリットその②:続けるのが楽

内服薬は1日2回または1回服用するだけなので、継続することが簡単です。

薬を使用しない場合は、食生活を見直したり、運動したり、マッサージしたりなど日頃から意識して取り組むことが必要です。

そのような面倒なことをせずに、薬の力で髪の毛を増やすことが出来るため、簡単に始められて長期的に継続することが出来ます。

※)ただし、内服薬を使用される場合は、飲み合わせや肝臓値の異常が出ていないか確認しながら服用を継続する必要があります。

女性が薄毛治療薬を使用する3つのデメリット(副作用)

デメリットその①:ムダ毛が増える

特に女性は、多くの方が腕や脚、脇などのムダ毛を処理していると思います。サロンやクリニックに通いお金をかけて脱毛している人にとっては、なかなか受け入れることが出来ないデメリットですよね。

 

でも多毛症になってしまったり、ムダ毛を増やしてしまうお薬も実際に存在しますので注意が必要です。その一つが「ミノキシジルタブレット」です。

 

この薬は血流をよくすることで発毛させる成分ですが、それと同時に多毛症という副作用もあります。そのため、せっかくムダ毛処理をしているのに、今までより太く濃い体毛が生えてしまう可能性があるため要注意です。

 

デメリットその②:むくみ・動悸

女性は、薄毛治療薬を使用せずとも、月経周期によるホルモンの関係で、月経前の時期は体に水分をため込みやすくなり、むくみやすくなります。

 

AGA治療薬(薄毛治療薬)の中には、血管を拡張させる作用があります。血管が広がり血流がよくなることで血液濃度が薄くなることが明らかとなっています。そのため、血液濃度を一定に保とうと血管から周辺組織へ水分が排出されやすくなりむくみが出てしまいます。

 

特にむくみやすい女性は要注意です。夜に服用すると次の日の朝、通常よりもむくみやすくなってしまいます。また、薬への感受性が高いと動悸が発生してしまい服用するのが怖くなってしまう方もいます。

 

デメリットその③:頭痛

人によっては、内服薬を使用することにより頭痛が症状として現れる方もいます。

 

全身の血流が促進されることによって、こめかみなど細い血管に急に血液が多く流れ込み、感覚神経を刺激することによって頭痛が起きやすくなります。

 

特にもともと、偏頭痛持ちや低血圧の方が服用すると症状として現れやすいので、もし服用される際は慎重に使用することをお勧めします。

【まとめ】女性の薄毛治療は体質に合った対策を

いかがでしたか?

男性に比べると、女性は美意識が高く、外見を美しく保っていきたいと思うものです。薄毛治療も、髪の見た目を変えたいと頑張って取り組むのに、その治療で他に気になる部分が出てきてしまったら本末転倒ですよね。

 

女性の場合は、血行不良やホルモンバランスの乱れが薄毛の原因になっている場合が多いです。そのため、食事や運動、生活習慣を見直すことで女性ホルモンを増やすことも可能です。

 

身体そのものが健康な状態になると、内服薬に頼らなくても月経不順が改善されたり、酷かった抜け毛がおさまり薄毛の悩みが解消される場合があります。

 

薬は即効性があるという面では効果的ですが、副作用というリスクもあります。少し時間がかかっても、まずは身体に負荷をかけない方法で薄毛と向き合っていくことをおすすめします。

自分にあった薄毛対策が知りたい!という方は、一度、薄毛の専門家に相談してみましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

ryosuke

【公式】 スーパースカルプ発毛センター吉祥寺駅前店の育毛・発毛ブログ 【資格】 ・毛髪診断士 ・発毛技能士 【店舗情報】 東京の吉祥寺で運営してるメディカル発毛サロンです。 9割のお客様に薬を使わずに、ホームケアと施術にて髪の毛を生やすことを徹底しています。 内服薬を使用しないため、副作用が心配ないと好評です。 【著者の過去】 22歳にてハゲた経験があります。 市販育毛剤・シャンプー・サプリを使用したが効果はイマイチ。 薬は副作用が怖いなど悩んでおりました。 その後、生えるための発毛メソッドを習得・実践した結果、見事克服。 今では、AGAや薄毛で悩む人を解決すべく日々奮闘しております。